ロウズチャレンジ2024

素材や工作機器では多くの世界的なシェアを持つものの、我らが目にする最終製品では、どうにも存在感の希薄な日本製品。
企業としては、テレビやスマホは売れなくても中身や装置が売れればそれで結構な話で、洗濯機を作るより送電システムやクラウドサービスを作ってる方が儲かるならそれも結構なのだけども、そうは言っても哺乳瓶から棺桶まで日本製品を使うのが当たり前だった世代の方達にとっては、一抹の寂しさも感じるんじゃ無いかと思う。

そんな、目に見える形ではいまいち存在感の薄い日本製品においても、自動車とバイクに関してはまだまだ大きな存在感を持っている分野と言えるだろう。
特にバイクは、フルラインナップ、或いはほぼフルラインナップで揃えてるメーカーが4つも有るとても贅沢な取り揃え。
BMWやピアジオグループのアプリリアはスクーターからスーパーバイクやツアラーまで揃えているけれども、それでもホンダやヤマハに比べるのはちょっと難しい。
バイクに関しちゃ、日本は王者と言って差し支えないだろう。

確かにマーケットにおいては世界の頂点に君臨している日本メーカーだが、誰もが一目で結果が見えるレースの世界ではどうにもこうにも苦戦してるのは皆さまご存じの通り。
MotoGPではドゥカティとKTMとアプリリアにボコられ、モトクロスでもKTMに勝ったり負けたり負けたり負けたりたまに勝ったりな状況が長年続いている。
そして、最後の聖域とも言えたSBKにおいても、カワサキの長期王者君臨時代はヤマハに負けて終わり、その後の2年間はドゥカティにボコボコにボコられている状態が続いている。
しかも今季のドゥカティファクトリーは、昨年王者のバウティスタに加えて、昨年のSSP王者のニッコロさんの2023王者コンビ。
戦闘力は最強だ。
特にニッコロさんは開幕レースを制する活躍を魅せ、大魔王としてWSK世界の頂点に君臨するのも遠くはない、かも知れない。

さらには、ラズガットリオグルがBMWに移籍し、絶対王者ジョナサン・レイがヤマハに移った絶望の今季。
もはやSBKもドゥカティに完全に支配されるのか?
そう思った人もきっと数多いかと思う。

だがしかし。
今まではレイの陰に隠れてた感も否めなかったカワサキのアレックス・ロウズが、開幕戦のフィリップアイランドで幸先よくSPレースとレース2で優勝し、まさかのポイントリーダーとしてスタート。
今年のアレックス君は一味違う。

さらには今季はMoto2からサム・ロウズがSBKへ移籍。
チームはMoto2時代と同様のMarcVDSからドゥカティのサテライトとして戦う。
レース1は13位に沈んだが、その後の2レースは一桁フィニッシュと、まずまずのデビューを果たす。
破壊神様と呼ばれたのは今や昔の話。
このまま上り詰めて、アレックス君とカワサキファクトリーでコンビを組める日が来ることを願いたいばかりだ。

ともあれ、あっちこっちでシメられまくってる日本メーカーの最後の希望として、SBKの世界ではどうにか踏みとどまって欲しいと思う。
出来たらホンダがなぁ.....

 

 

突然だけど違いの分かる皆様こんにちは。

ロウズチャレンジ2024へようこそ。

 

=ロウズチャレンジ2024=

以下から正しいロウズを選べ

違いの分かる君なら、昔の小さなiphoneで見てもすぐに見分けが着くかと思う。
君なら出来るさ、きっと出来るさ。

 

今後、ダブルロウズが同じチームで走る事を願うばかりだ。
マシン軍団みたいに入れ替わり作戦とか使えそうだしね。

MOTOR CYCLE

Posted by tommy