ダブルバーガー

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ハンバーガーを食べに行ってきた。

そもそもそれが目的ではなかったのだけども、何となく結局ハンバーガーを食べに行って来たと言って過言でない一日を過ごしてしまったのだ。
そんな報告。
だからどうした?なんて、この世の全てのブログやFB等々の存在を揺るがしかねない感想なんて聞きたく無い。
そんな身も蓋も無い事言っちゃダメだ。

行って来たのは遥か遠く、琵琶湖の向こう側。
竜王と言う、名前だけ聞いたらドラクエマニアが心躍りそうな、昔スケートリンクの有った街。
スケートリンクは既にもう無いけれど、今も他にも色々と有る。
畑とか田んぼとか保育園とか小学校とか郵便局とかゴルフ場とか果樹園とか。
色々有る。
そんな色々有る竜王に有るもう一つの施設がアウトレットモール。

関西でも有数の規模を誇る、かなり広大なアウトレット。
土地使い放題と言っても、使いすぎなんじゃないかって位に大きい。
移動にローラーブレードが欲しいくらいだ。
あ、滑れないからやっぱ要らんわ。

関西では、鶴見のブロッサムがアウトレットモールのパイオニアだったろうか?
その後、りんくうやら神戸の垂水、三田等の各地にアウトレットモールは建設されたのだが、この竜王のアウトレットモールはそれらに負けず劣らず規模がかなり巨大。
ナイキやリーボック等のお馴染み店舗だけで無く、キャノンデールのディーラーで有るムーンバイクスや、マツモトキヨシにカルディまでが入る、三菱地所系とは少々異なる店舗も展開される。
ちなみに、アウトレットと言っても、期限ギリギリのコーヒーやあやふやなネーミングの薬を売ってる訳では無いので安心頂きたい。

そんな所までわざわざハンバーガーを食べに行った。
そもそもそれが本来の目的では無いのだけど、結局バイクで買い物に行っても大して買い物なんて出来ない訳だ。
一つスーツケースは欲しいけど、あんなのR1に積めないから買う訳には行かない。
横に縛って『サイドカーですけど?』なんて惚けれる程に神経は太くない。

大きな買い物したきゃ車で行けよって話だね。
ここは駐車場は無料なんだし。
流石、土地使い放題なだけの事は有るね。

同様に、服も靴も持って帰るのが大変なので、結局の所は特に買い物は出来ず、単にハンバーガーを食べに来ただけ、なんて結果に成ってしまう訳だ。
わざわざバイクで来たもんだから。
しかも、ご近所界隈では最大のメジャー店で有る、西宮の淡路島バーガーに自転車で行ける距離に住んでる人も一緒に。
ハンバーガーはママチャリで買いに行ける距離に住んでる人も一緒に。

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kua aina

わざわざ琵琶湖越えなくても、万博公園でも食べれるのだけども、それはそれで悪く無いとは思う。
このボリューミーなハンバーガーは、普段は竹輪かカニカマくらいしか食べてない私には少々ヘビー過ぎるのだけども、お味は非常に宜しい。
非常にレベルは高い。
値段も高いけど。

『枕買いたい』

等と、バイクで来た事を忘れたかのような発言する人を説得し、何人か居たものの結局誰一人として何も買わずに帰路へ。
記憶喪失か?
ガボガボしたブーツ履いて、半身をコミネちゃんに支配されてるそんな不自然な格好して、なんで枕を買うんだ?
バイクで来た事を忘れたのか?
そんなゴツゴツした服着てて。

連休最終日、猛烈に混んでる名神高速道路。
路肩なんて走ったりせずに、ひたすら耐え難きを耐える帰路。
だって、路肩をピューって走って行ったバイクが渋滞路で捕まってたのだから、流石にそれを目の当たりにしたら路肩なんて走らないさ。

滋賀と言えば琵琶湖。
それ以外に何が有る?と言ったら怒られるかも知れないけど、ともかく滋賀と言えば琵琶湖。
で、琵琶湖と言えばブラックバスな訳だ。

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琵琶湖の辺、名神高速の大津SA(大阪方面行き)にはこんなの売ってたりする。
ブラックバスバーガー!!
この日二つ目のバーガーはブラックバスバーガー。
もうちょっとネーミングはどうにか成らなかったのかと思う。

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ブラックバスを食べた事の有る人も居ると思う。
それぞれ評価は有るだろうが、一言で言えば愛想の無い味、に尽きると私は思う。
美味しい不味いでは無く、愛想の無い味。
何だろう?
本当に愛想無い味。

これを淡白な味と表現するのは容易いが、近縁種のスズキに比べても本当に愛想無い。
何だろう?
本当に愛想無い味。
少なくとも私は積極的に食べたいとは思わないのは確かだ。

まだ特定外来種どうのこうのって法律がブラックバスに適用される前、伝統と格式の芦ノ湖で釣れたブラックバスを料理した事は有るのだけど、色々やった結果私が思うには味噌漬けが一番合ってるんじゃ無いかと思う。

作り方はサワラやスズキや鯛と同じ。
霜降りして水と臭みを抜いて、砂糖とみりんと酒で仕込んだ味噌床に漬け込む調理法。
フライや塩焼きでは、本当に愛想無い味のブラックバスも、濃厚な味噌風味を加えてやることで、それはとても上品な味噌風味の魚へと進化してくれるのだ。
もうスズキと殆ど区別つかないくらい。
ってか、味噌の味しかしないので、何食べてんだか解らないくらい。

バス南蛮(フリッターにして、甘酢醤油味+タルタルソース)にせよ、この味噌漬けにせよ、本当にそのままでは愛想無い味の魚なので、濃厚な味を足してやる事が成功の秘訣だと思う。
そう考えたら、ブラックバスのフライと言う調理は、池原ダムで随分前に食べた時も思ったが、ちょっと違うんじゃ無いかって気が大いにするのだ。
何だって、パン粉つけて揚げとけば有る程度美味しく食べれるのは確かだけど、この愛想無いフライでブラックバスって魚を評価されるのは惜しいと思うのだ。
フライにしたら大体の食べ物はそれなりに美味しく食べれるのだけど、ブラックバスはもっとやれる子、美味しい子なんだからと思って止まないのだ。

でもこのバーガーは何だかんだ言って割と美味しいとは思う。
実際の所は自分で確かめて欲しい。
390円と言う、お求め易い価格で君を待っているぞ。

MOTOR CYCLE

Posted by tommy