仁義無きGP17争奪戦 ラウンド6
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来期、デスモセディチGP17をもう一台提供するよ
この、ドゥカティによる突如の発表に端を発したGP17争奪戦。
一台の最新マシンを奪い合うのは、現状1年落ちのマシンで戦うプラマックの二人。
レディングとペトルッチの二人。
来期は一人がGP16に乗り、そしてもう一人は最新のGP17に乗る事に成る。
実はそんな戦いが繰り広げられてるのだ。
昔はスペシウム光線みたいな技を出してたキン肉マンと同じく、果たして何人が覚えてるか良く解らない設定だが、実は今もちゃんとその設定は生きてるのだ。
水面下では、人知れずひっそりと、余りテレビに映らない後ろの方で激しくもちょっとダラダラした戦いが繰り広げられてるのだ。
このチームメイトの間での残酷なGP17争奪戦が、とても地味に。
ルールは簡単。
イギリスGPから、最終戦のバレンシアまでの間で成績の良い方がGP17をゲットする。
チームメイトの二人で争い、勝った方が最新のGP17をゲットする。
そんな解りやすく、そしてとても残酷なルール。
イタリア人だとイギリス人だとか、男前だとかスケベ顔だとか、そんな事は関係無い。
ただ速い者が最新のマシンを得る。
そんなシンプルなルールだ。
果たして、ファクトリー待遇を受けれないサテライトのライダーが、最新のGP17を与えられて生かし切れるのか?
昨年のデータの蓄積が有り、そして優勝した実績も有るGP16の方がサテライトには良さそう、かも知れない事なんてこの際そっちに置いておこう。
とにかく、畳とパンツは新しい方が気持ちイイのと同じく、最高峰のGPマシンはやっぱり新型の新車に限るのだから。
中古車ばっか乗せられるサテライトライダーには尚更の事だ。
嗚呼、憧れの新車が僕の手に。
ダニロ・ペトルッチ |
スコット・レディング |
|
イギリスGP |
9位(7pt)
|
17位(0pt)
|
サンマリノGP |
11位(5pt)
|
15位(1pt)
|
アラゴンGP |
17位(0pt)
|
19位(0pt)
|
日本GP |
8位(8pt)
|
9位(7pt)
|
オーストラリアGP |
9位(7Pt)
|
7位(9Pt)
|
マレーシアGP |
10位(6pt)
|
15位(1pt)
|
バレンシアGP | ||
合計ポイント |
33pt
|
18pt
|
現在までの戦績はこちら。
前回、若干詰めたポイント差は再び開いて15Pt差に。
レディングは雨が得意な設定だったのに、どうしたもんだか。
いや、意外とペトルッチの方も雨が得意だったと言うベキかも知れない。
ともあれこれで15pt差。
まだ解らない。
次戦でレディングが3位以内に入って、ペトルッチがリタイヤしたら二人は逆転と成る、まだ可能性の残したポイント差だ。
え?そんな事有るのかって?
…..いや、そんな事言われても。
次回は最終戦のバレンシア。
これで全ての戦いは、そして二人の戦いは決着を迎える。
特にもう誰一人として興味は無いかも知れないけど、この2人の熱い戦いを最後まで見守ろうじゃ無いか。
この2人の熱くダラダラした戦いを。
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