羽根が取れるとタミヤが困る
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今年度より禁止されるMotoGPマシンのウイングレット。
こんな羽根。
市販化される時は、ウイングレットの末端にライトを付けたら格好イイと思ってたけどそれはなさそうだ。
ショモクザメみたいに格好イイと思ってたのに。
こんな左右6枚羽根なんかも出てきて、一体この先どう成る事かと思ったら、レギュレーション改正により2016年一杯で禁止。
2017年、つまり今年からはウイングレットは付いてないバイクへと逆行する事と成る。
良かった。
安全性については私では何とも言えないけど、解説の宮城光さんも言ってたようにお世辞にも美しいとは言いがたい造形だったウイングレット。
チームやライダーからは異論は有るかも知れないけど、ただの観客側からしたら羽根無しの方がスッキリして望ましい。
と思いきや
なんか、それはそれでカウルがえらい形状に成りつつ有るっぽい。
ヤマハに続き、スズキもアプリリアもなんかややこしい事に成ってきたみたい。
一足お先に公開されたたのがヤマハのこのカウル。
ウイングレット禁止のレギュレーションをクリアする為生み出されたカウル。
苦労してる様が良く解る。
でも、なんでも、今年はKTM以外のチームのカウル開発にも制限が加えられる可能性も有るとか。
コースによって変えるなんてのも出来なくなりそう。
ウイングレット外したらシンプルに成るかと思いきや意外とややこしい事に。
タミヤの悲鳴が聞こえてきそうだ。
ウイングレットが禁止に成って折角シンプルな形に成ったと思ったら、逆に造形はややこしくなってしまったんだから。
金型作るの大変なので勘弁して下さいよと。
アプリリアのプラモは出さないだろうけど。
昨年、いきなりディスクホイールを投入した(ピッロ機)ドゥカティは、今年は排気ガスのを偏向させて推力、あるいはダウンフォースを得るとか、との何処まで嘘か本当か解らない超技術まで飛び出す始末。
http://lrnc.cc/_ct/17035004
http://www.motorcyclistonline.com/jet-powered-ducati-motorcycle
エアロダイナミクスに謎の超技術。
テクノロジーvsマルケスな様相な昨今のMotoGP。
流石にマルケスも今年は2014年型シャーシで戦う事は無いと思うけれども、ライバルがガンガン性能上げてきてる今年、マルケス君のタイトルの行方は....はてさて。
なお今行われてるフィリップアイランドのテスト結果。
ビニャーレスが2日目3日目のトップで抜群の安定感。
今年はタイトル争いの一角どころか、中心と成るかも知れない。
それくらいの安定ぶり。
ロッシさんとの関係は...この先どうなるんだろう。
マルケスは初日から調子良く最終日も2位。
今年もタイトル争いのど真ん中で有る事は微塵も揺らぐことは無い。
ペドロさんは序盤は苦しんだものの、最終日に3位と良好な締めくくり。
今回、非常に調子良かったのがジョナス・フォルガー。
初日10位、2日目7位とじわじわ成績を上げたジョナス・フォルガーは、3日目は4位と多くのファクトリーライダーを上回るグッドな成績。
1:29.042のタイムは、昨年のテストで3日目トップのマルケスが出した1:29.158を上回るタイム。
終始安定して29秒台を出し続けたフォルガー。
もしかしたら、今年の豪華な顔ぶれの昇格組の中に置いても意外な結果を生むかもしれない。
反面...KTMはまだまだか。
まだまだだねって感じか。
まぁいきなり先頭走られたら、今まで何十年とやって来たヤマハもホンダも、そしてドカもスズキもアプリリアもなんでやねんって言いたく成るだろうから、最初はこんなもんなんだろう。
オレンジフアンの皆様は今後に期待しよう。
ブラッド・ビンダーが乗る頃には、きっと表彰台争いもしてるさ。
きっと。