コブラは無い
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何においてもネーミングってのは大事な物だ。
製品だろうと、サービスだろうと、ミュージシャンのグループ名だろうと、ハンドルネームだろうとも。
何年か前、ちょっとしたコミュニティサイトに出入りしてた頃の事。
退院して、特に何をするでも無く家でぼけーっとしてた頃の事。
直接会った事は無い、何処に住んでる何やってる人かはおろか、年齢や性別さえも知らない、でもそのサイト上では顔馴染みの結構仲の良い人が居た。
要するに正体不明な人だけど、それは私も一緒なので、だからどうって話では無い。
そんなのどうでもイイ話だ。
連続殺人犯はどうかと思うけど、別に無職のひきこもりだろうと大学教授だろうと普通の会社員だろうと変態パンスト奴隷だろうとどうでもイイ。
ただ、ある日そのコミュニティサイトでちょっとしたトラブルが起こった。
原因は何か良く解らないけど、その馴染みの人と、また別の常連さん(取りあえずポチョムキンと呼称しておく)との間で何かしらのいざこざが有った。
ポチョムキンさんと、ちょっとしたゴタゴタが。
あ、ポチョムキンでもアイゼンハワーでもマイケル富岡でも何でも良いのだけど、取りあえずポチョムキンにしておく。
特に意味は無い。
で、ブチ切れたポチョムキンはこう言い放った。
お前なんか国へ帰れよ!日本から出て行け!
と。
ポチョムキンに言われたく無いわなぁって思うのだけども、その喧嘩してた私のお馴染みさんの名前は金公星と名乗ってたのだ。
通称『金ちゃん』
『やらずの金ちゃん』とも呼ばれ、生まれてこの方純血を守る魔法使いの一族。
ポチョムキンはきっと本名では無いのだろう、と同じく、勿論この金公星さんも本名では無い。
ゴールデンハムスターの話を良く書き込んでた人で、プロフィール欄の写真もハムスターだったので、金公星の由来も勿論そこに有る。
多分本名じゃない。
子供が居るっぽい話もしてたので、多分やらずの金ちゃんですら無いと思う。
結局の所、何だかんで邪魔臭くなってそのコミュニティサイトには全くログインしなくなったので、その揉め事の結果も、そして金公星さんの行方も解らないのだけども、世の中には色んな思想の人が居るので、名前を着ける時はちょっと考えないと面倒な事に成るので注意が必要だと思った。
それはブログのタイトルも同じ。
ここのブログのタイトルは『二輪噺』
このタイトルを見ると、二輪に関するお話のブログなんだな、と言う事が良く解る、簡潔にして非常に解り易いタイトルだ。
自分で言うのも何だけど、素晴らしいタイトルだろうと思う。
少なくとも『ビッグマグナム☆ジェロニモ先生』なんてタイトルよりは、ブログのコンセプトが解りやすくて良いネーミングだろうと思う。
そのネーミングが本当に正しいのかどうなのかは、取りあえずそっち置いとくとして。
で、ここがバイクブログであるので、やっぱりバイクの話をしなければ成らないだろう。
横山やすしは航空機の免許を取得してなかったって話を書いても良いのだけど、ここはバイクブログなのでバイクの話を書こうと思う。
GSX-S150
GSX-R150のネイキッドバージョンの、カタナっぽい名前のバイク。
別にカタナとは関係無い。
良く見たらホイールがちょっとだけカタナっぽいけど、多分関係無いと思う。
新発売のGSX-R250にも同じバージョンが出るかも知れない。
GSR250とバッティングしてしまうので出ないかも知れないけど、まぁどっちでもイイや。
で、このGSX-S150ってネーミング。
ココをご覧の、極一部の思想がアッチの方を向いてる人は、再びの事にまた大きな憤りを感じてるだろう。
なんでコブラじゃないんだよ!と。
思い返せば割と少し前。
GSR750と言うバイクが日本国内で発売された。
B-KINGを何となく踏襲したGSR400とは似ても似つかないバイクが。
名前だけ400と似てるけど見た目は全然違うバイクが。
基本的コンセプトはGSX-R750の皮を剥いだストリートファイター。
フレームもエンジンも全く別物なので、別にGSX-Rのネイキッドバージョンでは無いのだけど、ストリートファイターってのはそう言うコンセプトだ。
スーパースポーツの性能を、ストリートに特化させた尖がったバイク。
それがコンセプト。
ZX10Rとは主要な共通部品の無いZ1000も、現行のR1に対するMT-10もコンセプトとしては同じ。
SSの皮を剥いたらこうなるよってバイク。
どれもこれも、皮剥いたバイクでは無いのだけど。
そのGSR750が世に出た時、極一部の非常に思想の偏った人間はこう思った。
なんでコブラ750じゃないんだよ、と。
http://www.goobike.com/bike/stock_6310039B30160608003/disp_ord=3
コーブラぁー
んふふっふふー
コーブラぁー
んふふっふふー
コーブラぁぁーコーブラぁぁぁー♪
と、思わずスペースコブラの歌を歌わずには居れない、そんなスズキの伝説、その名はコブラ250。
永遠に後世へと語り継がれる、スズキが誇る伝説の不発弾だ。
極一部の非常に思想の偏った人間はこう思った。
なんでコブラ750じゃないんだよと。
GSR-S1000は、なんでコブラ10000じゃ無いんだよと。
なんでそんなカタナっぽい名前を名乗ったんだよと。
それには理由が有るのだ。
コブラを名乗れない理由が。
折角のニューモデルにそんな売れなさそうな名前を名着けるなんて縁起悪いわ、って以外にも大きな理由が。
次回へ続く