侮り難し！650MT
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前回の続き。
ベストバランスベストチョイスなスマートな人にど真ん中なバイクがこの世には幾つも存在する。
日本メーカーにも、ヨーロッパメーカーにも幾つも存在するって話の続き。
CFMoto 650MT
メーカーは中国のCF MOTO。
日本でもヨーロッパでも無く中国なんだ。
ごめんね。
http://www.cfmoto.cn/
中国のバイクと言えば、ウラル（長江）とか、リヤカー引っ張ってる奴とか、昔のBMWのコピーとか、後はスクーターかカブのニセモノかネタバイクか、ってそんなイメージを持ってるかも知れないが、実はこんなスタイリッシュなバイクを作るメーカーだって存在する。
このバイクのデザインはオーストリアのKiska Design。
ご存知な人も居るかと思うが、キスカはKTMのデザインを担ってる会社。
X-BOWを始めとした現在のKTMはこのキスカデザインで生み出されてる。
そんなキスカがデザインしたバイク。
スタイリッシュで無かろう筈はない。
実はこのバイクのメーカーであるCF MOTO。
KTMとの合弁企業を中国に作ったり、中国向け390DUKE/200DUKEの生産も行ったりもしてる、KTMと関係深いメーカーなのだ。
キスカと手を組んでるのもそう言うワケ。
ちなみに390DUKE/200（現行250）DUKEに関しては、ワールドワイドモデルはインドのBajaj、中国国内向けにはCF MOTOが作ってるんだって。
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エンジンは649.3ccパラレルツイン。
ニンジャ650とクリソツらしい。
まるでパク．．．．
見た目はちょい違うけどともかく良く似てるらしい。
KTMの影響が色濃いだけあって、細かい所の魅せ方は流石に秀逸。
角材アームなんて有り得ない。
ブレーキはフロントがダブルディスクにリアがシングル。
コストカットの権化などこかの750ccよりは遥かに豪華なブレーキだ。
ABSはコンチネンタル製なんだって。
ドイツのタイヤメーカーのコンチネンタル。
実はボッシュの隙を突きながら細々とバイク用のABSも作ってるらしい。
多機能デジタルメーターにUSBソケットも標準装備。
SHAD製のサイドケースも標準装備。
ライトはヘッドライトも含むフルLED。
装備もかなり豪華。
そんな650MTのワールドワイドプライスは$6,500＝69万円程。
流石は中華バイク。
2017年型NC700X(USモデルは未だ700cc）の $7,699は勿論、CB500Xの$6,599よりもちょい安い。
SHADのサイドケースだけで$300もするので、それが標準装備なこのバイクはとてもお買い得。
中国製ってだけで一枚フィルターが掛かってしまう人も多いだろうと思う。
中国製のバイクってだけで（笑）なフィルターが掛かってしまう人も少なくないだろうと。
私だってそれを完全に否定する事は出来ない。
でもこのバイクは侮れない。
侮りがたしだよ。
CF MOTOは侮り難しだ。
ちなみに日本での発売は無し。
仮に発売したとても、日本じゃ．．．．どうだろう。
Husqvarnaって書いてたら売れるかも知れないけどね。