125ccチョーミン理論 その1
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最近ちょくちょく見かける、ちょっと気に成るバイクが有る。
それがコレ
YB125SP
逆輸入車と言うのか輸入車と言うのか、ともかく中華ヤマハの125ccバイク。
XTZと同じエンジン積んでる125cc。
空冷のキャブでも排気ガス規制はクリアしてるんだろうね。
日本で走ってるって事は多分そうなんだろうと思う。
原付二種の輸入車だからその辺はまぁ有耶無耶に...なんて事は無いだろうし。
そりゃそうだ。
YSPでも取り扱ってんだから。
ただ、このままじゃブレーキの規制(原付二種はABSまたはコンバインドブレーキの義務化)がクリアされないので、この辺りがちょっと難しいかも知れない。
そうそう、随分前にも書いたけど、51cc以上の新車は来年(継続モデルは2021年)からABSか前後連動式のコンバインドブレーキが義務化されるんだよ。
これらは勿論技術的には一切、毛程の問題なんて無い。
凄く乱暴に書けば、リアをディスクブレーキ化して、前後のキャリパーとマスターシリンダーをホースで繋いでやれば、コンバインドブレーキでオッケーな原付二種ならそれで済む話しだ。
まぁ、それで済まないから苦労してんだろうけど、要するに前か後ろのブレーキを操作しただけで前後のブレーキが効けば良いので、それ程大変な話しでは無い。
国内の125ccクラスは程なく全部コレになるんだから、特にこ難しい話では無い。
ボッシュのお世話には成らない。
ただ、中国やインドでその類の規制が敷かれたら別だけど、そうじゃないならわざわざ金掛けてそんな邪魔臭いブレーキなんて付けたりしない。
だから日本の規制はクリア出来ないんだね。
と、そこが問題。
そして、原付二種の輸入車だからその辺はまぁ有耶無耶に...なんて事は無い。
そりゃそうだ。
YSPでも取り扱ってんだから。
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元は、天俊ってバイク。
日本で見かけるのは上のフロントディスクブレーキのタイプで、フロントがドラムブレーキのバージョンは多分日本には入ってきてない。
定価は6880元。
日本円に直せば11万5千円前後。
いやぁ、流石は中華。
安いっすね。
確かに安い。
でも写真で見ても中々良い感じのバイクだけど、実物を見たらこれがかなり良い感じに見える。
乗ったこと無いので性能の程は知らないけれど、見た感じでは新車の実売価格が15万円(車両価格)とは思えないバイクだ。
メリケンパークオリエンタルホテルのスイートならば、2人で1泊は無理かもねって値段で買えるバイクとはちょっと思えない。
グロムにKLX&Z125にGSX-S125なんかの国内勢の半分程のお値段。
安い、安いよスレッガーさん。
でもマフラーを換えたいな。
ステンレスエキパイと、SRっぽいメッキメガホンに。
クラブマンの純正サイレンサーを付けても良いと思う。
適当に。
あと、ホイールを含めて足回りもうちょいなんとかしたい。
やっぱスポークが良いと思うな。
クラブマンなんかの18インチは元が16インチにバイクに入れるにはちょい大きいので、モタード用の17インチを入れるとか。
後はキャリア外したりハンドル換えたりタンデムステップ外したりな程度で凄く良く成りそう、な気がする。
クラブマンと勝負出来るくらいには格好良く成りそうだ。
あれ?
じゃぁクラブマンでイイんじゃ無いの?って気もするのだけど、やっぱりそこは125ならでは良さってのが有る訳だよ。
セカンドバイクにはピッタリ、ファーストバイクとしても街乗りではちゃんと使え、そして維持費の面でも燃費の面でも言う事無いこのクラスならではのよさが。
ただ、残念ながら日本国内において、決してユーザーが満足するようなラインナップは成されない125ccクラス。
エコだエコだと叫ばれる昨今において、使い勝手とエコっぷりではかなり秀逸であろうこのクラスのバイクは年々絶滅へと突き進んでる。
もう教習車すら無いっすよって状態に。
その2へつづく