パワフルパウダーって何の事かと思った話

Powerful powderって言うのか?

突然、そんな訳の解らない事を聞かれたのはつい先日の事。
何だ?パワフルパウダーって。
そのヤバそうなネーミングのパウダーは?

 

パワフルかどうか解らないホワイトパウダーで何かと世間を騒がしてるミニにタコが出来た人も居るけれども、どうやらこちらは違う模様。
強力粉(きょうりき-こ)をGoogle翻訳で翻訳した結果の事らしい。
パンを作る時に使う小麦粉=強力粉を。
なんでそんな言葉を翻訳したのかまでは知らない。

ちなみにエキサイト先生にお尋ねした所、Strong flourとお答え頂いた。
flour(フラワー)とは小麦粉の事だ。
花じゃ無いよ。

細かく分類すると、薄力粉Weak flour中力粉Medium-strength flour、そして強力粉Strong flourと言い分けされる。

でも、一般的にはグルテン量の多い強力粉はBread flourで大体通じる。
Strong White Bread Flourなんて長い言い方も時に。
単にflourとだけ表記されたら大体は薄力粉。

Whiteとわざわざ入れてるのは、薄茶色の掛かった全粒粉に対しての一般的な小麦粉のホワイトって意味。
日本では全粒粉って民間人にはあまりお馴染みでは無いので、わざわざ白い小麦粉なんて呼び方はしないけれどもね。

なお、強力粉で翻訳したらPowerful powderなんてイかした答えを返してくるGoogle先生だけど、強力粉でパンを作るを翻訳したらMake bread with strong flourと流石にソツ無く返してくる。
だから、まぁタマタマだね。
タマタマ。

 

だからどうしたよ?
それが何だって言うのさ?

多くの方はそう思ったかもしれないけれども、私が言いたいのはGoogle先生は必ずしも正解を導いてくれないって事。
翻訳の精度はユーザーによって情報が提供され、その情報に基づいて日々修正されてるのだが、それでも現時点において100%確実な訳では無い。
きっとこの先も、100%確実なんて日は来ないかも知れない。
そんなもんさと言えばそんなものなんだろうけど、それはそれでちょっと困った問題もまた。

 

例えばこんなニュース。

https://www.corsedimoto.com/motomondiale/motogp/motogp-yamaha-licenzia-jonas-folger-non-sara-piu-collaudatore/

 

Jonas Folger non sarà collaudatore Yamaha nel 2020: “Avevamo un accordo a voce, stavo aspettando il nuovo contratto".

ジョナス・フォルガーがヤマハのテストライダーじゃ無くなったよ、ってニュース。

 

MotoGPのニュースを追うに当たって、やはり欠かせないのはイタリアのニュースサイト。
gazzetta.itを始めとして数多くのイタリア系メディアは、事MotoGPに関しては量も質もスピードも、やはり日本のニュースサイトとは比較に成らない。

ただ、大きな問題は言葉の壁。
英語は学校で習ったし、Speedweekなんかのドイツ語も、そっち方面のロボット会社(今はドイツじゃ無くなったけど)と付き合い有ったので一切右も左もって程では無いのだけど、イタリア語はサッパリ解らないってのが正直な所。
チャオとボンジョルノとエビマカロニグラターンぐらいしかイタリア語は知らないので、ニュースサイトを読めと言われてもこれが中々敷居が高い。
正直、何が何だかって感じ。
タイ語やヒンディ語よりは随分マシっちゃマシだけども。
ฉันไม่รู้ว่าฉันกำลังเขียนอะไรอยู่

 

そこで役に立つのがGoogle翻訳。
これにコピペってすれば、さくっと翻訳してくれる優れもの。
少なくとも辞書引いて翻訳する事と比べたら圧倒的に早い。
ただ、英語を日本語に訳する時と違って、イタリア語を日本語に訳する時って、それが本当に正しいのかどうかが全く判断出来ないのが困った所。
イタリア語が解らないからGoogle先生にお助け頂いてるけど、イタリア語が解らないからそれが正しいか否かの判断がさっぱり着かないって事に。
ちょっとしたループに陥ってしまう。

キャプテン翼イタリア語版をどうにか読める程度の語学力が有れば有る程度の正否の判断も着くかも知れないが、イタリアゴサッパリワカラネーノな私には中々に敷居が高い。
果たして先生の翻訳は正しいのか、それとも.....

 

何だのかんだの言って英語は世界の標準言語だ。
ヨーロッパ主体のMotoGPやサイクルロードレースの世界とて英語が共通言語と成っている。
ビアッジだって英語で喋るし、ロッシさんだって英語を喋ってる。
すっごいイタリア語っぽい英語を喋ってる。

それはGoogle翻訳にしても同じで、結局の所は英語が全ての中心、世界の中心。
したがって、イタリア語から英語に翻訳する方が、イタリア語から日本語に翻訳するよりも精度は高い。
ような気はする(根拠は無い)

だから私の場合、イタリア語から日本語に翻訳しても何言ってんだかいまいち解らない時は英語に翻訳してる。
何となくこっちの方が翻訳の精度は高い気がするからね。
気がするだけ、なんだけども。

イタリア語から日本語に翻訳した時に、文章が散らかって何が何だか解らない時は、イタリア語から英語に翻訳したら大体は話の筋は解る場合も多い。
有る意味、英語に訳した方が早かったりする事も。
英語が世界の中心だから先生も気合入れてるのか、それとも日本語に比べて遥かに近い言語だからなのか。

ただ、だからとそれが正しいとは判断出来ない。
英訳だからと正しいとは判断出来ない。
そんな事、出来やしない。
結局の所はイタリア語が有る程度解らないと翻訳サイトを有効に使うのは難しいんだろうと思う。
あくまで補助として使うのが正しいのだろうと。

 

でも今更イタリア語なんて覚えれそうに無いので、そんな事言われても困ってしまうんだけど。
言う訳で、今後とも全文翻訳なんて無茶な事はしないで、アホがバレ無い程度に適当に誤魔化していこうと思う。
無理したらロクな事は無いから。

MOTOR CYCLE

Posted by tommy