デイビス、去る

2020年10月15日

Chaz Davies out as Aruba.it Ducati signs Michael Ruben Rinaldi for 2021 WorldSBK

次はお前の番だ、チャズ！
ネクストチャンピオンはお前だ、デイビス！

随分と長い間そう期待されていたチャズ・デイビスだったが、大英帝国五等勲爵士の高く分厚い緑の壁に阻まれ、後一歩が届かないシーズンが続いた。
さらに昨年は、SBKルーキーでチームメイトのバウティスタにも完全にやられ、ローズ、マー君、ラズガットリオグリにも負けるランキング5位に終わる。
今期の巻き返しを誓ったが、昨年同様SBKルーキーでチームメイトのレディングにもしてやられる。
何だかんだでランキング3位はそれでも十分な結果と言えるのだけど、デイビスに掛けた期待の大きさから考えたら物足りないもの仕方無いのかも。
ラウンド6のカタルーニアでようやく勝利を挙げたものの、時は既にお尊師。
ようやく勝てたカタルーニアに続き、フランスでも3位を獲得してジョナサン・レイのタイトル獲得阻止に貢献したものの無情の首ちょんぱ。
この度の決定は、甚だ遺憾では御座いますが謹んでスマンかったなと言う事で。

 

後任はリナルディ。
来期のドゥカティファクトリーは、レディングとリナルディ体制。

他のチームでは、カワサキはレイとロウズ。
ヤマハはラズガットリオグルとSSP王者のアンドレア・ロカテッリ。
BMWはマー君とサイクス。
これらは確定。
ホンダはバウティスタが残留で、ハスラムは難しいかもねって感じ。

デイビスが入るとしたら、ハスラムの後任としてホンダに行くのが現実路線かな。
ハスラムは相変わらず扱いが適当だけど、何処へ行ってもそう言う立ち位置だから仕方無いんだろうね。
残念だけど。

 

と言う訳で、デイビスはホンダ入りを目指す。
デイビスファンの人は、どうにかホンダに入れる事を祈ろう。
そして、次こそタイトルを．．．．．