JSBの燃料問題
ここにある様に、唐突に全日本ロードレースでバイオ燃料が使われる事に成ってるのだが
このように、場合によって、ダイリューションとも言われるオイルの希釈が問題と成ってるみたい。
技術情報は国内4メーカーに提供され、アプリリアとBMWを使用するチームは蚊帳の外なので、チームによって影響は随分違う。
いっそヤマハファクトリーと一部チームだけでやっててくれたら結構なんだけど、そう言う訳にも行かないのが困った話だ。
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スーパーGTでも問題には成った事で、エンジンオイルが燃料によって希釈される問題。
これは海外で普及が進むバイオディーゼル燃料で良く言われている事で、燃焼しきれてない燃料がオイルへ混入するのがその理由。
燃焼の度に、燃え残った燃料の成分の一部がピストンリングのすき間から漏れ、オイルに混じって希釈される。
トラックでも1分間に千数百回、バイクなら1分間に数千回もこれが起こるので、一度一度は微細な量でも、塵も積もればオイルをシャバシャバに希釈してしまう訳だ。
普通のガソリンでも、ディーゼルエンジンなら普通に軽油を入れてても起こるのだけど、その影響は遥かに大きいので問題と成ってる訳だ。
スーパーGTでは自然吸気のエンジンでは影響が小さいと言われていたのだけど、バイクの場合は四輪車の倍くらいの回転数の上に、エンジンオイルの量も半分以下なので、自然吸気と言ってもその影響は大きいのかもね。
またこの影響は揮発しにくい冬季の方が問題と成るようで、レギュレーション上で深い部分に手を入れにくいGT3の場合は油温や水温を上げる事でどうにかこうにか補っているのだとか。
バイオライダーは熱に弱いのだが、こちらのバイオ燃料は低温にはちょっと弱い。

JSBはもちろん、まだバイオ燃料は使用されていないST1000/600でもECUに手を入れられるので、その辺のセッティング次第でオイルシャバシャバ対策が可能と成るのだろうけど、ノウハウが溜まるまではチーム間格差は深刻な問題と成るかもね。
ともかく、スーパーGTもJSBもバイオ燃料の使用は始まったばかりなので、これからどんどんこなれていくとは思うのだけど、それまではしんどい時期が続きそうだ。
気温はこれからグングングングンいやんに成っちゃう程に上がり、めっちゃ臭いわと評判の悪いバイオ燃料の改質も進むと思うので、この影響はきっと少なく成ると思うんだけどね。
現場の人たちは恐らくは誰一人として歓迎はしてなくて、たかだかレースで使う燃料をバイオ燃料にしたから何やねんって誰しもが思ってる事なのだろうけど、どうにもこうにも仕方ないんだろうね。
世間様に対しては、ちゃんとやってます感を出さなきゃ成らないんだろう。
それにしても、余りにも突然の話で現場の人は大変だろうと思うわ。
ただ、これからは原油由来以外の燃料を視野に入れる必要性は避けれない面も有るので、全日本やGTやF1やMotoGPなんかのデータも、きっと世界の役に立つ日が来るんだろうと思う。
ん、多分。













