余裕が有れば何とかできる-2

なぜ、日本人は「同調圧力」に屈してしまうのか

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なぜって?
それは簡単。
余裕が無いから。

経済的にはもちろん、物理的にも人間関係にも余裕が溢れてる人なら、別に周囲と同調する必要なんて無い。
余裕が有れば誰と敵対しようとも仕事を辞めようとも自分の好きなような生き方を貫く事が出来るのだから。

でも通常はそんな余裕が無いので、残念ながら周囲と同調せねば成らないのも仕方がない面も有る。
稀に余裕が無いのに周囲に抗う人も居るが、大体の場合は奇異の目で見られて生活に不具合が生じる。
絶対的な余裕や覚悟が有れば奇異の目で見られようともどうと言う事は無いのだが、そうでは無いなら生活に何かしらの不具合が生じるのも止むを得ないだろう。
だから、余裕も覚悟も無いなら、どうしても同調して生きなきゃ成らないのは仕方がない話なのだ。
余裕、或いは覚悟が有るのなら別なんだけど。

 

上の記事を書いてるのは精神科医で有り著名な作家でもある人。
だからそれなりに余裕を持った人生から来るそれなりに余裕を持った発言を行う事が出来るのだが、通常はそれなりの余裕なんて持ち合わせてないので中々に難しい。
そして、それなりの余裕を持って周囲に同調なんてせずに自由に生きてる人とて、親の葬式では喪服着てお作法通りになんか良く解らない儀式を静かに行う事だろう。
流石に喪主にくせに遅れてやってきて、抹香を投げつけたついでに坊主の頭をシバいて出て行くような人はあんまり居ないと思う。
これをご覧の方の中でもし仮にいたら、一つだけアドバイスを送っておきたい。
本能寺で泊まる時は気を付けろよと、それだけ。

余裕なんて無いのはこの記事を載せているダイヤモンド社だって同じで、社の売上を作る為に自社出版物の広告、或いはその関連記事を載せなきゃ成らない訳だ。
他にどんな優れた書籍が有っても、東洋経済や日経BPの書籍を紹介する余裕は無い。
シュワンツだからレイニーのヘルメットを被れて、トヨタの社長だったから公の場でGT-Rの助手席に乗れるので有って、レッドブルのキャンペーンガールが仕事中にモンスターエナジーを飲んでたり、トヨタに部品納入する会社がわざわざNV200で納品したり、クアルタラロがペドロサのRX-7を被って走ったら何かと波風が立ってしまうのも仕方がないだろう。
訳も無く抗える程に余裕は無いので難しい。

そしてダイヤモンド社の社員もまた同じで、編集の人が入稿日前に有給取ったらきっとブチ切れられる。
「理由?ああ、ドラクエしたいんすよ」
なんて言った日には、ブチ切れた編集長によって額に赤ペンでロトの紋章を描かれても止むを得ない。
だから、なぜ、日本人は「同調圧力」に屈してしまうのかなんて記事を作りながらも、自由気ままに仕事なんて放り出して有給取れないのが悲しい現実だ。
結局、どうしようも無く同調圧力に屈してしまう。

何処の世界だって同じで、天下の東西新聞社様なら、年がら年中喪服来た口だけ達者な辛気臭い役立たずを飼ってても平気かも知れないが、発行部数減少が止まらない多くの新聞社ではその余裕は難しいのも仕方ない。
世界屈指の発行部数を誇る日本の新聞社様とて、年がら年中喪服来た口だけ達者な辛気臭い役立たずを飼う余裕は無いのだ。
あんな年がら年中喪服来た口だけ達者な辛気臭い役立たずを飼う余裕なんて無い。
各新聞社様は地球環境について熱く語るけれど、だからと紙の新聞を止めて電子化する選択なんて取れないのと同じく、余裕なんて無いんだよ、余裕なんてのは。
紙を止める余裕も、年がら年中喪服来た口だけ達者な辛気臭い役立たずを飼う余裕も無い。

 

全てにおいて余裕を持って生きるのは不可能なのだけども、それでも自分の取れる範囲で余裕を持って生きたい。
経済的にはもちろん、時間的にも物理的にも人間関係においても。
そうそう簡単な話でも無いんだけどね。

と、2回に渡って長々と割とどうでも良い話を書いたけれど、要するに、やっぱZZR1400っていいバイクだよなぁって、改めて思ったってお話が実は本題なのだ。
いやぁ、ここまでたどり着くのは本当に長かった。
実はこれでもザックザクにカットして短くしてるんだけど、ともかく本当に長かった。

こんなパワーが要るか?
と聞かれたら、そりゃ勿論要る訳無いだろうとお答えする。
だけど、それでもやっぱりこの絶対的なパワー、常識的な速度からなら指一本で何事も無くガツンと止まるブレーキ、高速道路走りながらラーメン食べれそうなくらいに安定したフレームと足回り。
それでいてクリックリと曲がってくれるこのバイクを一度乗ってしまうと、要るとか要らないとかって陳腐な話なんてどうでも良く成る。
ただただ、欲しい!
このあふれ出る余裕の塊バイクが欲しい。
そんな気持ちでいっぱい。

いや、でも置いておくのが邪魔なんだよなぁ....
乗るのは良いけど出し入れがなぁ.....
なんて事を悶々と考えている。

 

せめてあと1m程、バイク置き場に余裕が有ったら苦労しなかったんだけどねと、今さら思っても手遅れだから仕方ないわ。
出し入れがし難くて仕方ない、我が家の狭いバイク置き場では、この大巨人を押して歩いて方向転換するのが本当に大変。
ああ、やっぱ余裕は大事だよ、余裕は。
前にこのZZRやハヤブサに乗ってた時は本当に苦労したから。
あと1m有れば悩まないんだけどなぁ。
余裕が有れば何でもできる、とは言わないけれども、やっぱ余裕は大事だよ、余裕は。

あと1m余裕もってバイク置き場を作っておいたら良かったわ
あと1m余裕が有ったらZZRなんてすんなり置けるんだけどなぁ

と、要約すると2行程度で済む話に長い事お付き合い頂いてどうも有難う。
では、懲りずに長い話を書いてる次回へ、また。

MOTOR CYCLE

Posted by tommy