Wiha speedE
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Wiha speedE
ドイツのWiha（ヴィーハ）の電動スクリュウドライバー。
これはイイ。
使った事は勿論見た事さえも無いけど、これはかなり良さそう。
見た目は普通のスクリュードライバー。
特に見た目も大きさも変わりは無い。
でも、ダイヤルを指で動かすとビユーーンっと回り出す、驚きの電動ドライバー。
ボッシュ等でピストル型では無い電動ドライバーは幾つか出てたけれど、ここまで普通のドライバーは無かったんじゃないかと思う。
（個人の感想です）
付属のビットはプラスにマイナスに六角にポジにと一通り揃ってる。
一般的な6.35mmビットなので、他社製のビットを買い足すのも勿論オッケー。
しかもドライバーはラチェット式と言う機能満タンお腹一杯仕様。
USBからも充電できるっぽい。
こんなコンパクトに出来たのは、ひとえにトルクの割り切り。
ご想像通り、このモーターでギュっと締まったビスを緩めたり、或いは本気で締め付けたりはちょっと無理だ。
でも、緩める最初と締める最後だけ人の手を使ってやれば、こんな小さなモーターでもビスを回して抜く事は容易い。
1度緩んだビスをクリクリ回すだけなら、大袈裟な出力のモーターなんて要らないのだから。
発想としてはエアラチェなんかと似たようなモノだね。
手でギュっと緩めてからエアーで回すって使い方と。
こんな事を書いたら、原理主義の方からは、緩める時にはリングレンチ使え！締める時はトルクレンチ使え！ってお叱りの言葉が浴びせられかねないのだけど。
はい、まぁそりゃそうなんすけどね。
そりゃまぁね。
ホースバンドなんかの、やためったら長いビスをクリクリ回す時にとても便利そうなドライバー。
でもバイクや自動車整備よりも、家具やスチールラックの組み立てに便利かも知れない。
特に際限なくネジ締めしなきゃ成らない大型スチールラックの組み立てにはとても強い味方に成ってくれそうだ。
何十本とビス締めてたら、手首がプランプランに成っちゃうものね。
内装工事で壁にタッピングをねじ込む場合など使えないシチュエーションは多々有るだろうけど、普通の長いビスをただクルクル回すにはこれはベストな工具の一つと言えるかと思う。
延々とネジ締めする場合なんかとても便利だろうねと。
ちなみにフルセットでの実売価格は€200～€220位。
円に換算したら25000円～30000円位。
本体にバッテリーに充電器に、っと合わせたらどうしてもこんな値段に成っちゃうんだろうね。
なお残念ながら日本での発売は未定。
発売されても、きっとすっごい悩ましいお値段に成ってしまうんだろう．．．．多分。