都合の悪い事は、猫か夏のせいにしておけばどうにか成る
パンクした。
久しぶりに、本当に久しぶりに外で自転車乗ったら、乗った早々にいきなりパンクした。
嗚呼....
でも、今回のパンクは何時もとちょっと違う。
スローパンクチャーと言えそうな、本当に微細な空気漏れ。
チューブタイヤで何言ってんだって思われるかも知れないけれど、これが本当に微細な空気漏れで、最初はバルブが緩んだのかと思ったくらい。
気付いたのは信号待ち。
なんかフロントが不安定だとは思いつつも、余り気にしないで乗ってたのだけど、信号待ちで指で押さえてやれば結構空気が減ってる事が発覚したのだ。
ただ、画鋲踏んだ時みたいに完全にペッタンコに成ってる訳では無かった。
ってか、流石にペッタンコに成ってたら解るさ。
歩道に上げて取り合えず空気を入れてみたら普通に適正圧まで上がったので、やっぱバルブが緩んでたのかも?
締まってた気はするけれど、やっぱバルブかもね。
等と思いながら10分ほど走ると、またもや何とも言えないフロントの気持ち悪さを感じた。
指で触るとムニムニ。
嗚呼...こりゃダメだ。
またしても自転車を歩道に上げてちょっと考えた。
空気を入れて誤魔化すか、それともチューブを交換するか。
取るべき選択は2つに一つ。
どっちが面倒かって、そりゃどっちも面倒だけど、やっぱどう考えてもパンクしてるチューブは交換しておいた方が良いと思うな。
どう考えてもパンクしてるんだから。
それに今回は幸いにしてフロント。
リアならホイールを外した後がちょっと困るのだけど、フロントならホイールを外しても自立できるのでまだマシ。
やっぱチューブ替えておくべきのが最適解か。
と言う訳で、歩道の片隅でチューブ交換を済ませ、特にら気の効いたドラマも無く帰って来たのだけど、自転車に乗りながら私は考えてたのだ。
一体、なんでパンクしたんだろうって。
穴は髪の毛の半分くらい(目測)
目で見ても良く解らない穴で、写真に撮ったら更に良く解らない。
でも確実に空いている。
水に漬けたら、ポコポコと小さな気泡を吐き出す、ほんの小さな穴が空いている。
ほんの小さな、本当に小さな穴が。
問題は、こんな小さな穴が何時どうやって空いたかって事。
何かが刺さった、って感じでも無いんだよね。
残留物は勿論無かったし、それにタイヤを貫通させてチューブに穴を空けるようなモノならもうちょい大きな穴が空いてる筈。
何かが刺さったにしては余りにも穴が小さすぎるのが疑念の元。
ちなみにこれはちょい前にタイヤ交換して、そのまま放置してたホイール。
タイヤ交換後初めて乗るの為、空気を入れて出撃したのがこの日。
最初に空気が抜けてるのに気付いたのは、家を出て10分足らずの事。
つまり....
あれ?
これをパンクさせたのって私か?
タイヤレバーで噛んで空けちゃったのか?
あれ??
でも、ふと考えたら、このタイヤをハメてる時にネコが近くで遊んでた気もするので、もしかしてネコが噛んだんじゃ無いかと、そう思っておく事にしておく。
ん、間違いないな。
この目暮警部並の推理力を持つ私に掛かればこんな事件はイチコロだ。
犯人はお前だ!
と言う訳で、猫のせいにした所で何も解決しないけれど、ともかく夏のせいにするのはちょい早いので猫のせいにでもしておく。