トム・デュムラン

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ジロ・デ・イタリア第9ステージ ブロックハウス。

優勝のキンタナはともかく、大きな話題はこの凶悪なコースで大健闘したトム・デュムラン。
今年は総合を狙う、との宣言どおり、この山岳ステージで殆ど遅れなかったのが凄い。
まさか最後の山で昨年王者のニーバリを置き去りにするとは。

優勝候補筆頭のキンタナとは現在30秒差。
意外と、意外な展開が起こりえるかも知れない。

 

第9ステージまでの総合成績

1位 ナイロ・キンタナ(コロンビア、モビスター)               42h06’09"
2位 ティボー・ピノ(フランス、エフデジ)                   +28″
3位 トム・デュムラン(オランダ、サンウェブ)                 +30″
4位 バウケ・モレマ(オランダ、トレック・セガフレード)            +51″
5位 ヴィンチェンツォ・ニーバリ(イタリア、バーレーン・メリダ)        +1’10"

.............

29位 ゲラント・トーマス(イギリス、チームスカイ)              +5’08"
165位 ミケル・ランダ(スペイン、チームスカイ)                +26’56

 

余り良く知らない人達は軒並み上位から姿を消し、お馴染みの人たちが上位を占める結果と成る。
一杯思い出も作れたし、来年の年賀状用の写真も一杯撮れたから十分だろうと思う。

第9ステージのアクシデントでほぼ終戦を迎えてしまったのがスカイ。
今回は2人エース体制で挑んだものの、まさか一気に2人とも脱落するハメに成るとは夢にも思わなかったよ。
ツールで頑張ってね、としか言いようの無い無情な現実。
嗚呼....

 

 

 

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休息日明けの第10ステージは個人TT
つまり、一人ずつ走ってタイムを競うステージ。
現在のTT界で最強の呼び声高いデュムランの絶対勝利と目されるステージ。
30秒差くらい一気にひっくり返る可能性は非常に高い。

 

総合で勝つには登れなけば話にならんよねと、登りのレベルアップを図るTTスペシャリストのデュムラン。
そして、昨年のツールでも言われてたように、TTのトレーニングに取り組んでる山男のキンタナ。

この、間逆なタイプの二人の戦いの行方は....
そして、ニーバリは息を吹き返すのか?

 

ここで一端入れ替わるかもね?
等と多くの方はそう思ってるだろう。
最後はキンタナだろうね、とも思ってるだろうけど。

その答えは火曜日の第10ステージを待とう。

 

個人的には、もうヤケクソなスカイのキリエンカが来そうな気がしないでもない。
もはや思い出作りしかやることの無いスカイが。

 

Bicycle

Posted by tommy