INNO IN379 スルーアクスル対応サイクルアタッチメント
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スルーアクスルってのはこんなタイプ↓
前回載せたタイプのサイクルキャリアではこのタイプのフォークは使えないので、このスルーアクスルに対応したキャリアが必要と成る。
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それがこれ。
INNO IN379
これまた現行モデルでは無いけれども、スルーアクスル対応のルーフサイクルキャリア。
カーメイト サイクルキャリア inno フォークロック マルチタイプ INA392JP 新品価格 |
現行モデルならこのINA392が後継機。
IN379とのスペック上の違いは、15mmスルーアクスルにもアダプターで対応してること。
現行の15mmアクスルのディスクブレーキのロードやクロスカントリーバイクに乗ってるならこちらを選択するのがお勧め。
お勧め、と言うか379ではアダプターを自作しなきゃ成らない。
普通は旋盤なんて持ってないだろうから中々大変だ。
これがキャリアのフォークをロックする部分。
これだけ見たら使い方が良く解らないかも。
私も初見では解らなかった。
何?
この車輪は何??って。
鍵を解除してフードを開く中身はこんなの。
このシャフトにフォークを固定すれば良いんだね、と考えたアナタはちょっと待って欲しい。
IN379はもう一段姿を変えるのだ。
実は車輪とシャフトのくっついたこの部品はボコっと外せるのだ。
この部品を外した状態でフォークに固定する。
着脱は右側のレバーで行う。
このフロントフォークにシャフトを装着する作業は地面で行えるので、車の上で腕をプルプルさせながらフォークを隙間に滑り込ませる煩わしさは無い。
8kg以下のロードならまだしも、15kgオーバーのヘビーなバイクなら大変な作業なのだから。
なお、20mmスルーアクスルのMTBの場合、この部品を着けずにアクスルシャフトだけをセットする。
察しの良い方もそうで無い方ももうお分かりだろうけど、フォーク間の銀色のシャフトは20mmに成ってるのさって事だ。
後は元通りに戻してやれば完了。
9mmクイックなら上記の銀色部分を、20mmスルーアクスルならアクスルシャフトをこの部分にバコっとハメ込み、フードを閉じればフォークは完全に固定される。
15mmの人はごめんなさい。
長さ100mm、内径15mm+ちょっと、外径20mmの中空金属棒を作るか何処から見つけてくるか、INA392をお買い求め頂きたいなと。
なお、上でフォークに固定したシャフトのリリースレバーはフードの中に収まる構造なので、運搬中にふいに緩んで自転車が外れる事は無い。
上手い事考えたもんだと思う。
やるな、INNO!
鍵を締めておくのをお忘れなく。
非常に果敢な気な鍵だけど、無いよりはマシだと思う。
少なくとも運搬中にフードが開く事は無くなるので、鍵しておくに越したことは無い。
フードのテンションはこの赤いつまみで調整する。
緩すぎたら自転車は安定しないし、強すぎたらフードが締まらなくなっちゃうので、丁度良い頃合に調整しよう。