自分でやれば1000円の節約に成ります

2018年3月2日

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友人の錬金術師から連絡受けたのは今年の始めの頃の事。
セロー225が手に入ったけど要らないか？
と、そんな連絡。

錬金術師ってこの人↓

http://www.nirinbanashi.net/ver-r/moto/183

これからの林道ごっこシーズンに向けて、1台セローを買ってみるのも悪くない。
アサヒで売ってるママチャリ程度の値段だし。
と言う訳で、錬金術師の口車に乗ってみた。
エド（小さい方）の口車に乗ってみた。

だが安いバイクには安いなりの理由がある。
それは、少々トラブルをお抱えだからだ。
そう、何かしらの不具合が有るから安い訳。
エド（大きい方）は居ないので、そんなバイク買ったら自分でどうにか直さねば成らないのだ。

もっとも、今までシリンダー～クランク交換からミッションOHから、エンジン乗せ替えやフレームの溶接修理も何度かやってるので、セローに関しては直らない箇所なんて無いのだけど。
メーターのタイムトラベル以外は大体やって来たから。

結局は何をするにもコスト次第、と言えなくも無いけれど、少なくとも自分でやる限りエド（大きい方）と同じく人件費は考慮せず消耗品と部品代だけの話なので、バイクごと買い替えるよりは勿論安く上がる。
バイク屋にエンジン修理とフレーム溶接修理に足回りの組み直しまで頼んだら、下手したら中古の250が買える位掛かってしまう恐れも有るけれども、自分でやれば単気筒の部品代なんて知れてるので、かなりの領域にまで手を入れても意外と安く上がる。
自分でやれば1000ポンドの節約に成るのだ。

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今回の不具合はクラッチ。
錬金術師が言うには、クラッチが調子悪くて直すのも金掛かるから処分したい、と前の持ち主さんは言ってたらしい。

そのクラッチの少子悪いセローを安く買い叩いて、自分では一切修理する事無く、幾らかのマージンを足して右から左に私の元へとやって来たって訳だ。
エド（小さい方）ったらリチャードよりも楽して儲けてやがる。

なお、状態は不明。
クラッチが具体的にどう不具合なのかさえ不明。
まぁでもセローなので、クラッチ程度ならどうって事も無いのだけど。
丸ごと交換しても、コストも手間も知れてるし。
エド（大きい方）みたいにドライブシャフト抜いてミッション下ろして、なんて大変な事しなくても済むしね。
エド（小さい方）みたいに、お手手をパチンとしただけで直らないのは仕方ない。

で、高い配送料を支払ったお陰で程なくガレージの方へと直接セローが届けられたのはちょい前の事。
BASの配送なら2りんかん西宮店が近隣のデポなので、これまで何度かそこでお世話に成ってきた。
それはそれでトランポで運べば済むので別に構わないのだけど、ドアtoドアで届けられるのはやっぱり便利なもんだ。

届けられたセロー225WE。
形式は4JG。
リアがチューブレスに成ってまだスプロケが安かった頃の、非常にグッドな頃合のセロー。
私の5MPみたく、ダンパー付き高級スプロケやややこしい環境機能が無かったシンプルな作りで有りながらもリアはチューブレスなセロー。
素晴らしいじゃないか。
林道専用機と成るこのセローは基本的にリアには悪そうなブロックのチューブタイヤを入れるのでチューブレスで有る必要は無いけれど、場所によってはトラタイヤのツーリスト（TL）を入れる場合も有るので、やっぱりチューブレスリムは有りがたい。

程度はまぁぼちぼち。
どうせボロく成るのでまぁぼちぼちで大丈夫。
職務質問されない程度ならば大丈夫。

エンジンもブレーキも問題ない。
ただ、やはり問題はクラッチ。
握ってみただけで解る違和感。
使えない事は無いけれど、お世辞にも良いとは言えない状態。
レバーが。

あ、そうそう、レバーだけの問題っぽい。
最初クラッチトラブルって聞いてたので、ディスクが磨耗してるとか貼り付いてるとか、或いはボスやらプレッシャープレート辺り丸ごと不具合抱えてるのか、と思ったら、まさかのクラッチレバートラブル。
故障車と言えば、まぁ確かに故障車．．．．なんだけど。
レバーか．．．．。