あやふやな、歯の自由診療の話

2018年4月17日

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歯医者に行って来た。
だからどうした、なんて言わないで。

 

何時の頃からか、一部病状における手術前には、感染症予防の観点から歯科治療を薦められる事が多いとか。
流石に事故に遭って足がプランプランの人に対して歯のスケーリングから始めたりなんて事はしないけれども、最近は一部病状における手術前には口腔内のケアを行う場合が多い。
なんかあやふやな話だけど、ともかく口の中は大事だよってこった。

 

なんて事はさておき、実は私も定期的に歯科医院に通っている。
バイクで1時間程の距離にある、やたら遠くの歯科医院まで。
タイヤ交換からブリの解体まで、大体の事は自分でやるように心がけてるけれど、流石に自分の歯は無理。
自分の事だけど自分で歯の治療するのはちょっと無理。
鼻毛切るのが精一杯だ。

通常、何度も何度も通う必要の有る歯科治療なので近所で手を打つのが最も望ましいのは確かだけど、私の場合は保険治療の詰め物とクラウンをセラミックに変更したのでそのメンテナンスと歯周病のケアがメイン。
大体1回で終わるので、別に近所にこだわる必要は無い。

だが、今回はちょっとしたトラブルが見つかったので、もう一回は行かなきゃ成らなく成ったんだけど。

 

虫歯の場合、通常の保険治療では、麻酔打って虫歯を削ってレジンか金属の詰め物、或いは銀を被せてって手法を取るのが一般的。
小さい虫歯なら紫外線硬化樹脂とか。
保険適用の範囲内でやれる事は決まってるので、大体は何処でも同じ手法。

だが、自由診療はまさに自由な世界。
抗生物質での殺菌だけで行う治療や、レーザーで虫歯部分を除去する方法、薬剤で虫歯部分だけを溶かす方法等、自由診療ならば盛大にガリガリ削らなくても歯の治療は出来る場合は多々有る。

歯の自費治療って、見た目をどうこうって話と誤解される場合が多いかも知れないが、実は単に見た目だけの話では無い。
保険は適用されない歯科治療を選べるメリットが計り知れないのだ。
それが自費治療、自由診療の大きなメリット。

費用と効果を計りに掛けて、治療方針の取捨選択は自由。
同時に何箇所もの治療だって自由。
何なら医院長夫妻による祈祷の舞だって自由。
自由診療はまさに自由な世界なのだ。
でも自由を謳歌するには保険は使えない。
レントゲンさえも自費に成っちゃう。

TPP協定交渉による混合診療の解禁って話が進めば話しは変わってくるかも知れない。
メリットもデメリットも有る話なので、一概に何が良いのか云々ってのは難しい話なのだけど。
でも、良く解らないけれど世間では何かもっと大事な事が有るみたいなのでそんな話どころじゃ無いみたいなんだが。

 

ともかく、今や虫歯は極力削らなくても治療出来る時代。
根幹治療でも、ラバーダム使えば二次カリエスのリスクも大幅に回避出来るので、10年後にそこを抜歯なんて悲惨な目に遭うリスクは少ない。
その上、本当にちょっとも痛くない。
さらには大幅に治療期間は短い。
そんな時代だ。
歯科治療は素晴らしい時代。
お金掛かるけどね。

 

ともあれ、保険適用さえ諦めれば、虫歯だからとガリガリと景気良く削らなくても済む場合が多い。
歯は削ってからでは戻せないので、まだ未来有る若者の場合は虫歯治療に自由診療を検討する事を強くお勧めしたい。
保険治療に比べると少々お高いけれど、それでも殆ど削らなくても治せるならそのメリットは計り知れないのだ。

それに高いと言っても、初期虫歯のレーザー治療なんて何万円もしないので、一般的な治療の範囲なら実はそれ程高額でも無い。
そして、ホワイトニングや成人の矯正、或いはダイヤ埋め込むとか007の敵みたいな鋼鉄で作り変えるとか、そんな事しない限りは医療費控除の対象と成る場合が多いのも少しは有りがたい、かもね。
予想外に出費が孕んだとしても、通常の歯科治療の範囲なら医療費控除が受けられる場合も多い。
その辺に関しては私はちょっとあやふやなので、どこかの由緒正しいサイトで医療費控除に関する正しい情報をお調べ頂きたいなと。

 

見た目云々は別として、極力削らなくても治療が出来る場合が多い自由診療は、特に若者にはメリットが非常に大きいと思う。
この先50年も80年も生きる予定の有る人は、あまりお金の掛からない初期虫歯の状態での自由診療を検討頂くのをお勧めしたいなと。
そう、初期虫歯こそ自由診療自費治療のメリットとその意義は大きいと思う。
自費で根幹~セラミッククラウンなんか入れたら高いからね。
いやぁ、結構高かったよ。

 

さんざん保険治療してきた人には...まぁ今更な気はしないでもないけれど、何かとメリットは大きい自由診療。
気に成る方は、お財布と相談しつつ検討してみよう。
まぁまぁ金の掛かる話だから、何がベストなのかは一概には言えないのだけどね。

なお、詳しい治療費については、私はその辺はあやふやなので、各人お調べを。

 

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今回はちょっとしたトラブルが発覚したので、この医院での始めての麻酔。
セラミックに交換した時も麻酔の記憶は無いので、多分始めての麻酔、だと思う。

今時は保険治療でも麻酔は殆ど痛くないだろうけど、自由診療ならばこれが本当にチクリとも感じない。
使える麻酔薬も針もきっと違うんだろう。
なんせ自由診療。
麻酔と称して鈍器のようなモノでブン殴るのも自由だ。

 

『今日はR1ですか?』

麻酔注射後、そう世間話を始める歯科医。

 

この歯科医。
実はこの人もバイクに乗る人。
とある外国製の、中々にいかしたバイクに乗っている。
何度か書いた事の有るペスト医師とはまた別の人だ。

メディコ・デッラ・ペステ

 

『今日はR1ですか?』
麻酔注射後、そう世間話を始める歯科医。

この歯科医院は一人の患者に長い時間を掛ける事はザラなので、世間話の時間は少なくない。
治療方針や歯のケアの話だけでなく、直接関係無い会話を交わす事もきっと大事なんだろう。
...まぁまぁ高いしね。

 

この歯科医師。
現在は中々にイカしたヨーロッパ製のバイクに乗っておられる。
特に詳しく話し込まなくても見りゃ解る。
そこ彼処に飾られた写真が声高に物語っている。
ドヤった写真が声高に主張してる。
そして、写真に写るバイクに取り付けられた、新車のトリッカーが買えそうな額のフロントフォークが大きな声で主張する。
金持ってるで!って事を。
まぁ、詳しい経済状況については勿論あやふやなんだけど。
知らんわ。

だが以前は、R1では無いが同じようなSSに以前乗ってたらしい。
余り詳しくは聞いてないのでそこの所はこれまたあやふやなのだが、前はリッターSSに乗ってたとか。
今は少々赴きは変わったバイクに乗ってるのだが、現行R1は大いに気に成る存在なんだって。
私のは残念ながら、すでに現行R1では無いのだけど。

 

でもこの日はハヤブサ。
何度も書いてるように、自宅のバイク置き場への出し入れがやたらめったら重いのが辛いけれど非常に気に入ってるのだ。
だからココ最近コレばっかり乗ってる。

だから私は答えた。
『いいえ、ハヤブサですよ』と。

正確には、『ひひへ、あやふやへすよ』
と。

 

自由診療恐るべし。
こんなに麻酔が効くとは....恐るべし自由診療。
もうね、まともに口も利けないレベル。
まともに喋れませんねん。
発する言語がとってもあやふや。

 

やっぱ麻酔も違うんだろうね。
恐らく、保険治療と自由診療とでは麻酔自体も違うんだろうね。
まぁ麻酔なんて詳しく知らないので、そこの所はこれまた重ね重ね少々あやふやな話では有るけれども。

 

 

MOTOR CYCLE

Posted by tommy