ステロタイプはお断り
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ステロタイプ
ものの見方・態度や文章などが型にはまって固定的であること。紋切り型。
（https://www.weblio.jp/content/ステロタイプ）
固定観念ってのは誰しも何かしら持ってるモノだろうけども、余りそれに凝り固まった考え方するのは、余り好ましいとは言えない。
ハッキリ言って、ちょっとアレだな。
うん、ハッキリ言ってアレだね。
ハッキリ言えないのがちょっともどかしいのだけど。
自転車選手で以前良く言われたのは、太ももパンパンなんでしょ？ってアレ。
何時まで中野浩一で時代が止まってるんだと思うけれど、自転車選手＝競輪選手＝太ももパンパンって認識は、日本人の多くの思想に長らく深く刻み付けられて来た事だろう。
確かにそれは自転車選手の一つの事実では有るけれど、勿論の事それが全てな訳では無い。
でもそんなステロタイプ的に認識してる人は多く存在した。
未だにそんな人も一部には存在する．．．かも知れない。
調査した訳じゃ無いけれど。
一方、現在では自転車選手＝ガリガリ君って認識を持つ人も多い。
自転車選手ってガリガリでヒョロヒョロでしょって。
確かにそれは自転車選手の一つの事実では有るけれど、勿論の事それが全てな訳では無い。
ガリガリでこげ茶色に日焼けした牛蒡みたいな人が多く居るのは一つの事実では有るけれど、勿論の事それが全てな訳では無い。
キンタナみたいに小さい人から、フルームみたいにひょろっとした人から、グライペルやキッテルみたいにゴリゴリした人まで。
果ては2ｍ超える人から、なんだかモジャモジャした人まで色々。
自転車選手だからあーだのこーだのと一口には言えない。
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同じく、バイクメーカーにも時にステロタイプ的にあーだのこーだの言われたりする。
ネタで言ってる場合なら何だって構わないのだけど、時に真顔で言われたりするとちょっと照れてしまう。
いやぁ、そんな事マジで言われても．．．．って。
実際、ホンダは真面目なバイクばっか作ってる訳では無い。
前にも書いたが、ホンダが日本メーカーで最も妙なバイク作るメーカーだと思ってる。
カワサキも、少なくとも現在のカワサキはそうそう壊れないしオイルは漏れない。
ニュートラルからローに入れてもガッシャンコ！！！って壊れてそうな音はならない．．．．．多分。
そして、スズキは決して変態メーカーでは無い。
と言うよりも、今のスズキは何ら目新しい事をしないもっとも地に足着いたメーカーと言える。
今の所、デュアルクラッチトランスミッションも出してないし、過給器付きエンジンも出していない。
まして三輪バイクも勿論作ってない。
人知れずひっそりと発売してた電動スクーターのe-Let’Sも生産終了する始末。
この先は解らないけれど、少なくともコレを書いてる段階では、スズキは非常に地に足着いた、ってか地面に座り込んでるようなメーカー。
GSX-R1000を国内販売すると言う英断と厳しい規制を通す技術力は有るが、そこに変態性は微塵も無い。
ロータリーエンジンだの東京タワーだの、エイだの開くロスだのV-Tech風エンジンだの．．．．なんて今や昔の話だ。
そんなスズキのハヤブサに乗って、神戸まで水餃子食べに行ってきた。
熱かった。
ただただ熱かった。
ハヤブサも、そして水餃子も、そしてクーラーが殆ど効いてない店内もとても熱かった。
暑かったと言うより熱かった。
この時期はクーラー効かせた車で冷やし中華でも食べに行くのが最良の選択なんだろうけど、どう言う訳だかハヤブサ乗っての水餃子。
どう考えてもベストとは言えないこの選択に、季節はずれの革パンの中をで小籠包を蒸せそうに成りながら思った。
やっぱカキ氷にしときゃ良かったかと。
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革パンの中でキノコが生えてきそうになりながら。
重ねて言いたい。
スズキは変態で有る、なんてステロタイプな戯言にはハッキリとノーと言っておきたい。
次期ハヤブサはどうなるかは解らないけれど、少なくとも現在のハヤブサはまぁまぁ重くてすっごい熱い以外は非常に優れたバイクだ。
見た目と性能に関して変態っぽいと言えなくも無いけれど、非常にネガの少ない優等生バイクだろうと私は思う。
だから、少なくとも現在のスズキは変態で有る、なんて戯言にはハッキリとノーと言っておきたい。
でも、パンツの中からキノコ生えそうになりながらこの暑い最中にわざわざ水餃子食べに行く人に関しては、変態ですかと聞かれてもハッキリとノーと言い切る自信は無い。
とりあえず、結局今日もそりゃスマンかったねと言っておこうかと思う。
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