ブリーザーをメッキしよう

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先日ブレーキキャリパーを塗り直したのだけど、この部分がちょっと、嫌、大いに気になったのだ。

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エア抜き用のブリーダー。
新品を買えばキャップ付きで約1000円。

2個有ればオッケーなので新品買えばそれで済む話なのだけども、まぁ綺麗にしたらまた使えるので、綺麗に掃除して再使用する事に。
使えるものなら出来るだけ使っておこうよって事で。
なお、別にお爺ちゃんの形見のブリーザープラグだとか、そんな気の効いた理由は無い。
単にセコいだけのお話。

 

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ブラストしても構わないのだけど、サンポールに暫く漬けておけば十分綺麗に成る。
下側は結構ボコボコしてるけれど、上側は新品と遜色無いレベルに。

ただ、このままでは直ぐに錆びてしまう。
明日には薄っすら錆びてきて、使ってたらその内また元通り、場合によっちゃさらに酷くなる事も避けられない。

そこで表面処理が求められるのだが、ブレーキキャリパーのブリーザーに色を塗るのは余りに無理なお話なので、ここはメッキしておこうかと思う。
ちょっとの間だけでも錆びなきゃそれで良いので、今回は簡単に亜鉛メッキ。
美観と耐久性ではニッケルメッキが民間人レベルでは最高だとは思うけれど、ニッケルの入手が中々に難しい、ってかコストが掛かるので今回はサンポールと使い古し電池で出来る亜鉛の電気メッキを。
ニッケル板自体はアマゾンでも楽天てもモノタロウでも見つかるんだけど、1000円の部品に数千円出してニッケル買うのは止めておくわ。

 

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メッキのシステムは、随分前にも書いた記憶が何となく有るモロゾフシステム。

+極にマンガン電池から取り出した亜鉛板、-極にブリーザープラグの穴に通した錫メッキ線を繋ぐ。
それを3~5倍程度のサンポールに沈めて1.5vの電池を繋げばメッキ開始。
銅と違ってちょい見難いけれど、概ね1~2時間程でメッキは完了する。
なお、モロゾフのガラス容器でメッキするからモロゾフシステムと呼ばれる。
何となくモロゾフの容器じゃなかった気がしないでもないけれど、まぁ細かい事は気にしないで。

 

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甚だしく解り難いけれど、ちゃんと亜鉛が電気メッキされてる。
と思う。
亜鉛板はボロボロに溶けてなくなったので、きっとメッキされたんだろうと。
と思う。
数週間後真っ赤に錆びてなきゃ、まぁ多分大丈夫じゃ無いかと。
多分ね。

 

 

MOTOR CYCLE

Posted by tommy