サンダーストーム症候群
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ちょい前も書いたけれど、ちょい前に免許を取ってちょい前にバイクを買った人を連れてちょいと六甲をちょろっと走ってきた。
ちょい前に。
勿論いきなり六甲って訳では無く、もう既に大阪も行ってれば神戸にも行っている。
明石にも行ってるし京都にも行っている。
どこも彼処も街中、平地ばっかりだけど。
街中ばっか走っててもね。
と言う訳で今回、六甲をちょろっと走ろうって事に。
安全第一でゆるっと。
勿論、ヘルメットから尻尾生やして膝に空き缶着けて走った訳では無い。
そんなレッドデータブックに載ってそうなバリバリマシンが現在の山岳地帯に生き残ってるのかどうかは知らないけれど。
すでにとっくに絶滅したのか、それとも意外と今もひっそりと生き残ってるのか。
何処かのワインディングロードには、人知れずひっそり生き残ってるのかも。
ロードハウナナフシのように。
あ、ロードハウナナフシって何やねんって人が居ても、検索はしない方が良いと思うよと一応書いて置く。
一応ね。
ともかく、街中や平坦な田舎道は普通に走れるように成ったものの、ワインディングと呼ばれる道はまだ未知。
一人で行って表六甲から落ちたりしたら大変なので、取り合えず始めましての六甲を、何台かで集団を組んでちょろっと走ってみる事に。
ほぼタイヤの真ん中しか使わない、ゆるっとしたペースで。
安全第一。
それが一番だ。
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何だって同じ、誰だって同じ。
始めての経験って大体はぎこちないもんだ。
ロッシやマルケスやロレンソだって、初めてポケバイ乗った時、初めて125でサーキット走った時はきっとぎこちなかったと思う。
ルイス・ハミルトンだってセバスチャン・オジェだって、イチローだってクリスティアーノ・ロナウドだって、加藤鷹だってヘリコプターマンだって、最初はきっとぎこちなかっただろうと思う。
元横綱のサンダーストーム北尾光司だってご存知のように。
最初は皆、ぎこちないもんだ。
誰もが通る、ぎこちない道。
最初は誰しもぎこちないもんだよ。
最初からスルスル動いてたのって馳浩くらいなもんだ。
最初は誰しもぎこちない。
私もあなたも、きっと最初はぎこちなかった筈。
でもきっとその後はぎこちなさは抜けてくる筈。
その後のサンダーストーム北尾光司の動静については詳しく知らないのだけど、きっとその後はぎこちなさは抜けてくる筈。
きっと。
でも、後ろを着いて走ったら、なんだかこっちまでぎこちない乗り方に成ってしまうのは何故なんだろう。
公道はまぁアレとして、サーキットやモトクロスコースで上手い人の後ろを走ると凄く気持ちよく走れた、なんて経験を持ってる人もきっと居るだろう。
私もそんな経験は有る。
モトクロスコースであんまり人の後ろを走ってたら泥人形にされてしまうのがちょっと辛い話なんだけど。
上手い人は気持ちよいリズムを持ってるので、そのリズムに乗れば凄く気持ちよく走れる。
心地よいリズムが伝染したかのように気持ちよく走れる。
モーターサイクルでも自転車でも同じ。
上手い人の後ろに着く、ってのは単に風除け以上の効果があるのだ。
でもその逆に、リズムがぎこちない人の後ろを走ったら、こっちのリズムもちょっと狂ってしまう、なんて事も。
ぎこちないリズムが伝染したかのように。
初めての六甲山の、初めての六甲サンダーストームのぎこちない砂嵐が伝染したかのように。
それはサンダーストーム症候群に罹患したバンバンビガロのように。
見てらんないレベルにぎこちない、困った表情のバンバンビガロのように。
....(困った)
誰しも最初はぎこちない。
私もあなたも、きっと最初はぎこちなかった筈。
でもきっとその後はぎこちなさは抜けてくる筈。
その後のサンダーストーム北尾光司の動静については詳しく知らないのだけど、きっとその後はぎこちなさは抜けてくる筈。
きっと。
まぁ、当のサンダーストームはまだ若いので、今はちょっとぎこちないけど程なくスイスイ走れるようには成るとは思う。
実際、MTBのダウンヒルでは結構上手いので、モーターサイクルだってすぐにスイスイ走れるようになるだろうと。
かと言って、尻尾生やして空き缶着ける道はこのご時勢間違った道だと言い切れるので、断固としてそれは阻止させて頂くけれど。
サンダーストーム北尾光司のギロチンドロップへの助走のように、間違った方向へ走るのは断固としてそれは阻止させて頂くけれどね。
違う、走る方向はそっちじゃないぞサンダーストーム!
と。