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カストロールPOWER 1を巡る熾烈な殴り合い-その2

   

 

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FBA=フルフィルメント・バイ・アマゾンの略。
マーケットプレイス販売者がアマゾンの倉庫に商品を納入したら、梱包から発送まで一気にやってくれるってサービス。

ご存知な方も多いだろうけど、このPOWER 1で言えば2番目に記載されてるショップがFBAの商品。
一番上はアマゾンの本家セラー。
同じようでもちょっとだけ違う。
三番目は自社発送してるマケプレセラーで、こちらは随分と違う。

 

 

https://sellercentral.amazon.co.jp/fba/profitabilitycalculator/index

これは、アマゾンのFBA料金シミュレーター。
マーケットプレイスのアカウントを持ってなくても実は誰でも見れてしまう。
隠してた方が良いような気もするんだけどね。

 

カテゴリーによって変わってくるのだけど、このカストロールPOWER 1(4L)の場合は、1つ売れる度に送料込みの販売価格の10%が手数料として計上される。
アマゾン税って奴だね。

これはアマゾンマーケットプレイスに限らず、多くのネットショッピングモールは月々の家賃とは別に多かれ少なかれ売ったら売った分だけ手数料は必要。
売ったら売った分だけ手数料を払い続ける事に成るって事だ。
つまり、大本は自動的にすっごい儲かるって事だね。
その分えらい経費は掛けてるんだけど。
放ったらかしで儲けてる訳では無い。
...多分。

 

で、商品価格1500円+送料500円=合計2000円の商品なら200円って訳。
これがアマゾンマーケットプレイスの基本の手数料。
大手セラーなら何かしらの何かしらが有るかも知れないけれど、基本的にコレがアマゾンで販売する場合の基本的な手数料。
家賃は別。

フルフィルメントサービスを使えば、これにプラスして出荷手数料は490円。
サイズによって変わってくるが、このカストロールPOWER 1(4L)の場合は490円と成る。

最近は郵便もヤマトも料金を上げて来てるので、全国一律490円はとても安い。
これにはピッキングから梱包資材から勿論送料まで含まれてるんだからとてもお得だ。
段ボール箱だけでも80円~120円くらいするのだから、ヤマト等の配送会社と個別に契約して自分で発送するよりも安いね。
(管理費は別)

 

送料込み2138円で販売した場合。
その利益は、自社で発送した場合は1924円-送料分の経費。
FBAなら手元に残るのは1505円って事だ。
現実はとても厳しい。
ボール貸してやるからビグザム落としてこいって言われるくらいに、これで採算を取るのはとても厳しい。

このオイルを幾らで仕入れるかによって変わってくるが、その戦いは中々に厳しい事は火を見るより明らかだ。
体力の小さなショップにはこの消耗戦に参加資格すら持ち得ない。
でも大規模なショップに成れば、それはそれでまた経費が嵩んでくるので一概には言えないんだけどね。

 

これが一般の量販店なら一部の目玉商品が赤字でも他で補填出来れば問題は無いのだけど、特にアマゾンマーケットプレイスの場合は目当ての商品1個買って終わりってパターンが多いので、赤字を他で補填出来ないのがとても辛い所。
楽天やYahooショッピングのように同一店舗で複数購入する事は少ないので、アマゾンの場合は赤字で売ったら単に赤字が計上されるだけって、そんなとても悲しい話に成ってしまう。
目玉だけのおつき合いは非常に辛いお話だ。
待ってるのは不毛な荒野と聖帝十字陵のようにそびえるアマゾン帝国だけ。
嗚呼、なんて世紀末。
21世紀が始まって20年も経ってないってのに。

 

 

http://www.itmedia.co.jp/business/articles/1805/08/news038.html
アマゾン本体はこんな無茶苦茶な事をやってたみたいだけど、マケプレ業者からしたらこの叩き合い、銭形平次のような小銭のぶつけ合いは勘弁して欲しいねと願うばかりだろう。
ネットショップって大変だ。
生きていくって大変だ。

 

買う側からしたら安いのは有りがたい話なんだけども、ネットショップやってる人は大変な話な訳だ。
カストロールPOWER 1(4L)を2138円なんかで売られたりしたらたまったもんじゃ無い。
このオイルに限った話じゃ無いけれどヨドバシなんかも含めて価格競争ってのは本当に辛いもんだ。

 

行き過ぎた価格競争の先には荒野しか待っていない。
ただ、みんなで共謀して価格を吊り上げるってのも、それはそれでちょっとねって話なので、結局はアマゾン本体が折れて価格戦争が終結する日を待つしか無さそうだ。
それこそ有り得ない話かも知れないけど。

アマゾンが消耗戦を止めたら必然的に値段が上がってしまうのだけど、それでも適正価格での販売ってのが健全な有り方だろうと思う。
血で血を洗う消耗戦は、行き着く先にはペンペン草も生えない荒野しか待ち受けて無いのだから。
だからこの消耗戦は早く終戦を迎える事を祈りたい。
1円を投げ合う、この熾烈な価格戦争が終結する日が迎えられる事を。

 

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等と言いながら、安さにコテンパンに負けて2本も買っててスマンかった。
うん、超スマンかった。

 



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