ABSやポリカのヘルメットってどうなのさ

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ヘルメットのシェルの材質には、大きく分けて2種類存在する。
ABSやポリカーボネイトなんかの熱可塑性樹脂=要するに熱で溶かして形を作る樹脂と、ポリエステルやエポキシなんかの熱硬化性樹脂=熱を加えたら固まる樹脂の2種類。

 

この世のプラスチックの多くは前者の熱可塑性樹脂。
純正カウルから、ここ最近突然ヒールターンさせられた使い捨てプラスチックストローまで、この世の殆どのプラスチックは熱可塑性樹脂。

一方でFRPは、その製法がBMCでもハンドレイアップでも何で有ろうと熱硬化性樹脂を使う。
カーボンプリプレグを釜で加圧しながら過熱するカーボン製品は勿論の事。

 

ヘルメットは、アライとショウエイの全製品については熱硬化性樹脂。
不飽和ポリエステル樹脂なのかビニルエステル樹脂なのかそれ以外なのかはいまいち良く解らないけれど。

だが、この世のヘルメットは全てが全てFRP=繊維強化プラスチックで出来てる訳では無い。
ABSやポリカーボネイトなんかの熱可塑性樹脂で、ポコンポコンとインジェクション整形で作られるシェルも数多い。
アライとショウエイは頑なに手を出さないけれど、それ以外のほぼ全てのメーカーではABSやポリカのヘルメットを作っている。
アライとショウエイだけが手を出してないだけで、他所ではそれが普通だ。

 

じゃぁ、肝心要の安全性はどうなのよ?
ABSやポリカのヘルメットの安全性はどうなのよ?
って、そんなような話。
そんなような細かい話。

 

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http://nirinbanashi.net/helmet/archives/139

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Posted by tommy