パンツとボルトは新しいのが気持ちよい
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中古バイクを触ってると出てくるモノ。
それは二面幅13mmのM8ボルト。
これが出てくると中々に面倒臭い。
蝉の死体よりもヤダ。
二面幅13mmのM8ボルトって、ホームセンターで売られてる一般的なM8ボルトなのだけど、一般的にバイクには二面幅=要するにレンチのサイズが小さい小形ボルトを使うので、急に13mmの二面幅のボルトが出てきたらちょっと面倒臭い。
別に、必ずしも純正のボルトで有るべきだ!なんて思ってる訳でも無く、そしてどうという箇所にステンレスボルトが使われたとしてもギャーギャー大騒ぎしたりもしないけれど、やっぱりボルトはちゃんとしたのをちゃんと揃えたいのが私の希望。
トップブリッジのクランプのボルトが、右側が純正で左側がホームセンターで買って来た黒い奴でも、だからとどうと言う事は無いんだけど、やっぱヤダ。
キャップボルトは使うレンチのサイズは一緒なので作業の面では何ら問題は無くてボルトの強度自体も何ら問題無くても、やっぱヤダ。
何となく、やっぱヤダ。
左右の靴下の柄が違う位に、なんかヤダ。
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バイクにステンレスのボルトを使う事自体は、場所さえ弁えてたら別にどうこう大騒ぎする話では無いと思っている。
クラッチカバーとかブレーキレバーのクランプとか。
その辺りに使う分に関しては、別にそこらで買って来たステンレスボルトだからと、大した話では無いかと。
クラッチカバーのボルトが折れたり焼きついたりパーツ側が直ぐに錆びたりとか、そんな事は無いとは思う。
エンジン内部やブレーキ~足周りの重要部分や高温部分には使わない方が良いとは思うけれど。
でも、まぁボルトはやっぱり鉄が良い。
トップブリッジやハンドルバーのクランプのボルトにステンレスを使ったからと、それでどんな悪影響が有るのかは単なる空想でしか何とも言えないのだけど、やっぱボルトは鉄だよね、とは思う。
何となく、やっぱ鉄だよ、鉄。
何となくの話だけど。
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ちょい見栄えを気にしたいお洒落バイクに何時も使ってるのはこのボルト。
ニッケルメッキが美しい。
セローは別に...まぁアレだけど、ちょい見栄えを気にしたいバイクにはやっぱり綺麗なボルトを使いたいもんだ。
パンツとボルトは新しいのがやっぱ気持ちよい。
キラキラしてるのでステンレスボルトと違えてたまに噛み付いてくるカミツキガメみたいな人も居るのだが、頭に記された12.9って数字を見て解るようにこれは鉄製のボルト。
これは強度区分と言って、1200N/mm^2の引張強さを持ち、その90%まで塑性変形が生じないよって意味。
鉄製のボルトにされる表記だ。
https://www.ipros.jp/product/detail/2000082198/
ちなみにステンレスならこんなアルファベットと数字の表記が成される。
A2=鋼種(オーステナイト系のSUS304等)
70=引っ張り強さ(70ならば700N/mm^2)
車はほぼ目に付く所にボルトが無いのが随分前から当たり前。
今乗ってる車を分解する気は無いのでどうでも良いのだけど、ボルトはおろか油圧ホースまでもがむき出しだったミニから考えたら、もはや何がどうなってるのかさっぱり解らない。
カーナビ交換するだけでもギブアップするレベル。
ハーネスや油圧ホースはともかく、ちょっとくらいネジが出ててもイイのにな、と少しは思わないでも無い。
もっとも、油圧ホースが車内でブラブラしてたのは私の責任で、当時のローバーには何の責任も無いんだけどね。
そんなボルトの存在を消し去るかの車とは違い、メカメカしさを全面に押し出すバイクにはボルトの存在感はやはり重要。
と言う訳で、やっぱ新品の綺麗なボルトは気持ちイイよねと、1本50円のボルトで心が満たされるリーズナブルな私。
世間の皆様に解って貰えようと貰えなかろうと、そんな事はお構いなしだ。
なお、キラキラボルトは好きだけどポジポリーニなんて選択は、無い。
嗚呼、なんて残念なお知らせ。