ケースバイケース、と言うつまらない回答

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人それぞれだよ

ってのと同じくらいにつまらない回答。
それがケースバイケース。
とてもつまらない回答。

 

確かにケースバイケースとしか言いようの無い状況は有るかも知れないけど、だからとそれを乱用しすぎると話しは本当につまらなくなってしまう。

何故ならば、人間の抱える悩みはその殆どが健康か生活か人間関係がその原因なのと同じように、この世に起こりえるあらゆる事象への対処法はケースバイケースなのだから。
そりゃ身も蓋も無いよってなもんだ。

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・39度の熱が出ました、病院に行った方が良いですか?

・北海道の林道でヒグマに出会いました、逃げた方が良いですか?

・ウイルスに感染したとのアラートが出ました、指定されたボタンをクリックした方が良いですか?

・ゲバ文字で書かれたラブレターを貰いました、お断りした方が良いですか?

 

概ね正しいとされる選択は有り得るのだが、それでも必ずしもその選択はベストとは言い切れない。
ヒグマに対して死んだ振りは最大の愚策とされるが、時速60km/hでフラットダートを走れるヒグマ相手なら、白目剝いて死んだ振りしてやり過ごすのもワンチャン有ると言えなくも無い。
残念ながらゴミ捨てに行った時にイノシシを見かけた事は有るけれどヒグマを見た経験は無いので何とも言えないんだけど。

ちなみにイノシシを見かけた際は私はささっとゴミを捨ててダッシュで家まで帰った。
もしかしたらクネクネと滾った後で膝を叩き込んでやるのが最適解だったかも知れないが、私の選択はBダッシュで逃げる、と言う選択。
ありゃどう考えても話の通じる相手じゃ無いので、逃げるのがやっぱベストだったろうと思う。
まぁ、ケースバイケースなのかも知れないけれど。
結局はね。
何ともつまらない答えだ。

 

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前にも書いたような気はするけれど、私はチェーンの潤滑にはエンジンオイルを使ってる。
セローもハヤブサもR1も基本的に全部エンジンオイル。

メリットは何と言っても掃除のし易さ。
灯油少しとウエスだけでチェーンがピカピカに成るので掃除が本当に楽だ。
それにチェーンカバーやドライブスプロケットカバーの裏側が中華屋の換気扇みたいに成らないのもまた嬉しい。
中古車を買ったらタマにえらい事に成ってるのに遭遇する事も有るものね。
ちょっとした地層が出来てるみたいな。
焚き火の時に着火剤に使えそうな。
原始人にあげたら喜びそうな。

オイルは確かに有る程度は飛び散るけれども、それでもちゃちゃっと拭いてやれば済むので掃除は簡単だ。

デメリットは耐久性の無さ。
でも、セローなら近所のスーパーまで毎日乗っても半月は軽く持つので、週に1度は掃除してる私なら特に問題には成らない。
リアリンケージとピポッドは半年に1度、フロントのステムまで合わせても年に一度は全部分解して掃除してグリスアップしてるマメな人間なので特に問題には成らない。
流石に毎日やれって言われたら困ってしまうけれど、今の頻度なら特に問題には。

ただ、これもケースバイケース。
雨の多い時期や、林道を走る際にはエンジンオイルでは少々心もとないのもまた事実。
私は基本的に雨の中も泥んこ林道も走らないんだけど、不憫な事に私のセローはワンパク小僧の手によってそんな所を走らされるハメに成る事も有るので、その際には一般的なチェーンルブを使っている。
あんまり使いたくは無いんだけどね。
チェーンルブも、ケースバイケースって言葉もあんまり使いたく無いんだけど。

 

チェーンルブには主には2種類有って、一つはスプレーしたらジュブジュブと卑猥な音を鳴らす鼻水みたいな透明のズルズル系チェーンルブ。
中身はただのチェーンソウオイルのような気もするんだけど、それよりはもうちょい堅いのできっとバイク用チェーンへ使うのに色々と考えた結果の粘度なのだろうと思う。
糸を引くのは一緒だけども。

もう一つは、乾くとカッテージチーズのように白く固まるタイプのチェーンルブ。
お風呂でちゃんと洗ってきなさい!と怒られそうな感じのアレ。
場合によっちゃイソジンをぶっかけられそうな感じのアレ。

 

個人的には鼻水ズルズル系ルブ、ズルズルブの方が後で掃除する際にまだ幾らか楽なので、この手の透明ズルズルタイプを使っている。
あまりスプレーし過ぎたらいやらしい糸を引くのが難点だけど、まだカッテージチーズタイプよりは掃除は楽。

ほんの少しで十分なので糸を引きまくってそこら中ヌルヌルに成るまでスプレーするのはやりすぎだと思うな。
チェーンルブが飛び散ったら後の掃除が大変なので、何にしても必要最低限が何かと良いかと思う。
掃除にも、チェーンの為にも、経済的にもね。

 

糸引くタイプのRKのズルズルブ。
随分前にパッケージが変わってるみたいだけど、殆ど使わないのでまだ10年くらいは持ちそうだ。
ちなみにコレは遥か昔に伊丹のレーシングワールドで買った奴。
何時買ったのか?ってよりも、伊丹店が何時閉店したのかって事それ自体が遥か昔の話だ。

チェーンルブの違いが敏感に感じ取れるようなチェーンルブソムリエールで無いので気の効いた事の一つも言えやしないんだけど、まぁコレならちょっとくらい雪解けの川にハマっても流れる心配は無いのできっと大丈夫だろうと思う。
まぁ、チェーンにはちゃんとチェーンメーカー指定のチェーンルブ使っておけって事だね。
そりゃそうか。

 

でも、個人的にはチェーンの潤滑にはエンジンオイルが好きだ。
何だのかんだの言ってやっぱりエンジンオイルを1コマずつ一滴ずつ垂らすのが好きだ。
でもそれは全ての場面で万能では無いので、ケースバイケースでチェーンルブだって使うんだよって事。
間を取ってチェーンソウオイル、なんて時期も有ったのだけど、結局、今の所は状況に応じてエンジンオイルとチェーンルブを使い分けるのがベストだろうと思う。
ケースバイケースデ使い分けるのがベストだろうと思ってる。

お陰で特にトラブルも無く掃除で苦労する事もそう無いので、つまらない答えを選択した甲斐は有ったと思うばかりだ。

 

なお、ケースバイケース(case-by-case)って、一般的にはit dependsって使い方をする。
だから本日のお話も、ケースバイケースって書かれてる部分はit dependsと表記するのが本来は正しい。
でもそんな事を書いても何のこっちゃか良く解らないので、普通にケースバイケースを使った次第だ。
常に正しく有る事を是としている私なので本当なら正しく表記したいのだが、まぁその辺はケースバイケースだよって事でお一つ。

 

MOTOR CYCLE

Posted by tommy