お洒落メガネは伊達じゃ無い
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さて、遂に発表と成ったロレンソのドゥカティ移籍。
一体、この移籍話を何年繰り越して来たかと思うけど、遂に実現したロレンソの移籍。
昨年王者の移籍は、大きな流れを生み出すのは必至だ。
多分アッチだろうと目される、ドゥカティを出て行く方のアンドレアさんの行方は？
多分あの若者だろうと目される、ヤマハファクトリーのシートに座る男の動向は？
そしてレプソルホンダは動くのか？
さらには、ジョナサンレイはMotoGPに来るのか？
アレックスリンスはテック3に？
サムロウズは？
ミカカリオは？
KTMテストライダーに決まったアブラハム坊ちゃんは（お父さんの財布ごと）来期はKTMで走るのか？
まだまだ波乱の火種は残るMotoGPの椅子取りゲームに目が離せない。
遂にトリガーを引いてしまったロレンソ。
ドゥカティと言う本人のキャラと結構親和性の高いチームに入れたと思うので、成績に関しては何とも言えないけれども、少なくとも生活の面ではかなり良い人生を謳歌出来そうだ。
ロレンソにとってっも、そしてドゥカティにとっても最良の選択だろう。
と言うのも、ご存知のとおりドゥカティってのは非常にメディアへの露出が好きなメーカー。
ヤマハもホンダもスズキもアプリリアも、自社の宣伝がレース参戦の大きな目的の一つに違いは無いので、広報に力を入れないなんて有りえないのだけども。
前にストーナーがドゥカティを出て行った原因の一つがコレと言われてる程。
正確にはスポンサーのイベントが嫌だったとか。
ドゥカティに戻ったのは、イベント出なくてイイよとの契約が成されたとか言われてる程。
最低限の露出で基本的にそっとしといてくれるとか。
現在のエースはドヴィチオーゾ。
ストーナーと同じく、そっとしといてくれってタイプのライダー。
お世辞にも、陽気でゴキゲンなメディア大好きっ子で無いのは確かだろう。
カメラの前に積極的に出て、ベラベラ喋るタイプでは無い。
正直、広報としてはロッシ＆ニッキーヘイデンには比べるまでも無い程に地味だ。
実績は勿論、人気やカリスマ性では比べるまでも無い。
個人的に好きとか嫌いとかはともかく、ドヴィさんじゃ客は呼べんわなぁってのが正直な感想だろう。
ニッキーヘイデンやロッシと比べるのが間違ってるかも知れないけど。
そこでロレンソ。
陽気で楽天的かどうかは知らないけれども、少なくともメディアへの露出は大好きだろう。
聞いても無い事を余計な場面で喋る事については右に出る者は居ない。
ともかく、良くも悪くも露出の多いライダーだ。
実績に関しては言うまでも無い。
余計な言動が鼻に着く人も居るかも知れないけれども、メディアへ積極的に露出する態度はライダー的には大正解だ。
アマチュアの陸上選手じゃ無いんだから、走ればイイってもんじゃ無い。
メーカーとスポンサーの為に露出を増やしてイベントににこやかに顔出して気の効いたトークの一つ二つを繰り広げてこそプロフェッショナルライダーだ。
レースでの成績は勿論の事、ドヴィチオーゾには真似できない仕事も来期は増える事だろう。
ドゥカティの広報だけで無く、アウディ～ランボルギーニまでもを股に掛けて。
ドヴィさんには正直荷が重いけど、ロレンソなら全然大丈夫だ。
長年背負ってきたアルファロメオ、そしてここ最近のアバルトとはお別れに成るけれども、ランボルギーニが居れば寂しくないさ。
実際、アウディがロレンソ獲得に力入れまくったって話も有ったくらい。
MotoGPのレース以外での活躍も期待してる証だろうか？
どうだろうね。
勿論成績を残す事が第一義では有るけれども、それだけじゃ済まないのもまた疑いようの無い事実。
ライダーが常にレッドブル、或いはモンスターエナジーのロゴが入ったボトルのドリンク（中身は知らん）を飲むのも同じ。
マルケスが走り終えたら直ぐに腕時計するのも同じ。
それがプロと言う物だ。
その為に札束を山ほど積んでるんだから、モーターホームに引き篭もってられたらスポンサー様も困っちゃう。
目立つ所にどんどん出て行くライダーこそが正義なのだ。
ロレンソこそが正しいグランプリライダーの姿なのだ。
このお洒落メガネとてそれは勿論同じ事。
伊達や酔狂でお洒落メガネしてる訳では無い。
このお洒落メガネのメーカーはスペインのHAWKERS。
残念ながら日本ではあまり売ってない。
少なくともアマゾンや楽天では売ってない。
BUYMA(バイマ)くらいでしかまともに手に入らない。
果たして、日本にロレンソがしてるからとHAWKERSを買い求める層がどれ程居るかは解らないけれども、欲しい方はBUYMA(バイマ)へどうぞ。
お洒落メガネデビューしたいアナタは是非。
去年まではセクターの腕時計を。
今年は中国製のスマホを。
そして勿論お洒落メガネを。
ロレンソは出続ける。
来期のロレンソはさらに貪欲に露出し続けるのだ。
遠慮も無ければ節操も無い、それが正しいグランプリライダーの生き様なのだ。