ニョロニョロ職人の朝は早い
とあるイタリアの静かな町並み。
緑が目に眩しい、そんな静かな町並み。
リストランテ ラ・ペルラ。
イタリアに有るチロル料理のレストラン。
チロル地方とは、イタリア~オーストリアにまたがるアルプス山脈東部一帯を指す。
民族の構成はドイツ系バイエルン人が占める為、ドイツの文化が色濃い地域で有る。
森の名を意味するイタリアのビール=Forstとチロル料理で出迎えてくれる小さなレストラン。
この辺りは敷地がかなり大きい。
日本のママチャリ置いたら終わってしまうような小さな庭とは大違いだ。
この歴史が有りそうな佇まいの施設は陸上競技場。
トラック内にはサッカー場も有り、未来のジョカトーレがボール一つにきりきり舞いさせられる、そんな夢の入り口。
何のこっちゃって話が続いたけれど、実はこれまでのGoogle ストリートビュー転載記事は、この場所でのお話なのだ。
エミリア=ロマーニャ州、イモラ市に有るサーキット。
そのコースの中に作られてる街でのお話。
鈴鹿で言えば、山田池を埋め立てた所に住宅街作るようなモノ。
えらい所に住んでるもんだ。
あ、ちなみにコースと公道とは立体交差してるので、間違えておばあちゃんの運転するフィアットがサーキットに入ってくる、なんて事は無いから大丈夫だ。
WorldSBK第5戦 イモラ
いよいよ本日から始まるWSBKイモララウンド。
開幕以降無敵のドゥカティ、と言うかバウティスタがドカティの地元イタリアでもその強さを見せ付けるか?
それともジョナサン・レイの巻き返しが見られるか....
そんなイモラと言えばやっぱりコレ。
イモラ名物ニョロニョロ。
イモラ伝統のニョロニョロ。
朝早くからニョロニョロ職人が一匹ずつ丁寧に植えてるのだ。
元気に育ったニョロニョロが、職人の手によって。
色と艶、そして高校三年生男子のような元気な角度が大事だと、ベテランニョロニョロアルティジャーノのマルコは語る。
そしてこのニョロニョロには、イモラの魂が宿っているとも。
地元の名物、ボローニャ風カネロニのように、イモラの魂が宿っているのだと、マルコは語る。
ちょっと細っそりした魂が詰ってるんやでと。
今年もきっと元気なニョロニョロが植えられらた事だろう。
マルコ達、イモラが誇るニョロニョロ職人達の手によって。
もうすぐ会えるよ。
ニョロニョロに会えるよ。
そんなSBKイモララウンドをお楽しみに。