ガソリンタンクの錆び取り噺(再)

1025tank

ガソリンタンクの錆び取りってのは色々と手段が有る。
最良の策は、サンエスK1等のストレートで売ってる工業用アルカリ洗剤で洗浄後、適切に希釈したワコーズのピカタンZや花咲かGをタンクの縁まで注いで錆び取りして、再びサンエスK1等の工業用アルカリ洗剤で洗浄したら水溶性錆止め剤 ER-G3000でさび止め処理をして、エアで乾燥後出来るだけ早くガソリンを満タンにする。
きっとこれがベストだろうと思う。
タンククリーナーをケチらなければ、余程ヤバい状態で無い限りは簡単。
タンククリーナーをケチらなければね。
お金は掛かるけどこれが失敗知らずのとても簡単な手法。
樹脂でコーティングするのは失敗したら目も当てれないので私は遠慮しとく。

WAKO’S:ピカタンZ V451

新品価格
¥7,000から
(2018/10/25 10:56時点)

花咲かG タンククリーナー 00011772

新品価格
¥3,750から
(2018/10/25 10:56時点)

(STRAIGHT/ストレート) サンエス K-1 36-554

新品価格
¥630から
(2018/10/25 13:13時点)

洗浄にはアルカリ性の洗剤を使おう。
アルカリ性の方が錆びが発生し難い為、中性洗剤よりもアルカリ性がお勧めだ。
タンククリーナー使っても直ぐに錆びが発生する人は、この辺に原因が有る有るかも。

サンエスK1はパーツ洗浄後はウエスで拭くかエアーで飛ばすのが基本。
サンエスK1で洗浄した生地の鉄を水で漱いだら錆びるので、真水で洗い流さないで乾かすのが無難。
なんとなく洗剤まみれのまま乾かすのって抵抗有るかも知れ無いけど、ドイツ人みたいに食器を洗剤だらけのまま乾かすよりはマシだよ。

今回の錆びは、ライトと検査用ミラーで確認した所では、全体的に軽い錆びが出てる程度。
大した錆びでは無いけれど、上の方は比較的ちょっと強め。
指を突っ込んで上の壁を触ってやればザラザラした感触が有りそう。
指突っ込んで上の壁を触ってみれば、カズノコのような感触が得られそうだ。
なお、上記のような発言を社内で行えばセクハラで訴えられる可能性もあるらしいのでくれぐれもご注意を。

そんな訳で特に難しい事も考えずにタンククリーナーを突っ込んでやれば済むのだけど、ただ、ちょっとした問題はコストが少々掛かってしまうって事。
花咲かGは1リットルで3700円程。
ピカタンZも2Lで7000円くらい。
ビッグバイクの20Lクラスのタンクなら、5倍希釈の場合4Lは必要なので14000円くらい掛かってしまう。
10~20倍まで希釈できるって話だけど、あんまり薄いと錆びは取れないので、錆びの程度や作業待ち時間にもよるけれど4~5倍程度が現実的だろうと思う。
原付やトライアラーや耕運機のタンクならともかく、ビッグバイクの巨大なタンクは中々に大変だ。
アメ車やトラックのタンクなら、素直に新品に買い換えた方がきっと安い。
それにしても、ただのりん酸水溶液にしては中々なお値段だ。

mono19222123-160204-02

ちなみにこのりん酸の試薬。
純度85%=14.7mol/Lが、500mlで1500円。

一般に売られているガソリンタンククリーナーはりん酸が8~10%前後と言われているので、このボトル一本でタンククリーナー5本くらいが作れるって計算。
花咲かGなら17000円程度に相当する。

市販のタンククリーナーにはりん酸に加えて何かしらの界面活性剤も含まれてるのだけど、事前にキッチリと脱脂洗浄しておけば多分問題は無い。
気に成る人は、ママレモンでもちょっと混ぜておけばイイんじゃないっすかねと、適当に言ってみたり。

このりん酸試薬は一応は何でも売ってるMonotaroでも購入は可能。
りん酸は毒物及び劇物取締法でも規制されないので普通に買える。

注意
※実験・研究・分析用の商品のため、研究者および法人向けです。一般・個人の方はご購入いただけません。
※ご購入時には最終使用先事業者名が必要になります。
※試験・研究用途以外の目的には使用できません。

ただし、Monotaroではこんな但し書きが有るのでご注意を。

私がガソリンタンクの錆び落としを研究する仕事してるなら堂々とコレ使っても何ら問題無いのだけど、残念ながらそうでは無いので使うのは止めておく。
仮に使ったとしても、公開なんてしないよ。

リン酸85%「食品添加物」500g

新品価格
¥1,400から
(2018/10/25 12:07時点)

でも実はアマゾンでも売ってる。
こちらは注意書きは無いのでご自由に、堂々と買えてしまう。
何でも売ってるもんだね。

ガソリンタンクの洗浄時、キャップはお風呂のゴム栓を使おう。

1025tank2

このゴム栓はサイズがかなり細かくラインナップされてるので、タンクの口金の口径を計ってホームセンターでお買い求めどうぞ。
コーナンプロなら200円程で売ってる。
ただ、あまり勢い良く振ったら構造上キャップは簡単に抜けてしまうので、くれぐれも調子乗らないようにご注意頂ければと。

タンクの錆び取りは事前の洗剤での脱脂洗浄が明暗を大きく分けるポイントなので十分にシェイクして綺麗に洗浄してやりたいのだが、調子に乗ってたら栓が飛んでいってタンク内の洗剤をそこらにブチ撒き兼ねないので注意が必要だ。
ゴム栓をテープで固定してから注意してタンクをシェイクしてやろう。

あと、タンクの塗装に着いたら何かと厄介なので、もうちょっと丁寧に養生してやれば準備は完璧だ。
大きなビニール袋に包んで、出入り口に穴を開けて養生テープで留めてやればオッケー。
まぁ少なくとも無防備マン状態でタンクの錆び取りするよりは随分マシだと思う。

以上、おわり。

え?ガソリンタンクの錆び取りはって?
ああ、それはまた気が向いたらそのうちにって事で。

ブログランキング・にほんブログ村へ  
blogrank

本日の小噺をお気に召して頂けましたらならば、↑の2つの小さなボタンをクリックして頂くと明日への希望に成ります。
本日の小噺がお気に召されないならば、叱咤激励の意味を込めて↑の2つの小さなボタンをクリックして頂くと明日への励みに成ります。
結局の所、要するにクリックしてってくれたらそれだけでとても幸せなのです。
どうか宜しゅうに。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする