セカンドバイクの選択

今現在リッターSSを持ってる人が、新たにもう一台バイクを買おうと思ったら何を選ぶだろう。
例えば現行R1なんかに乗ってる人の場合。

色んな選択が有るかとは思う。
125ccクラスのスクーターとか、オフ車とか、意外とハーレーとか。
中にはR1とCBR1000RRの2台体勢なんて贅沢な人も居るかも知れない。
もう一台R1を買う人も...まぁ中には居るかもね。

ちなみに私の周囲には、GPZ900RのセカンドバイクにGPZ900Rを買った人が居る。
一時期はさらにもう一台GPZ900Rも追加して、このまま忍者村でも作るのかとちょっとドキドキした。
ハラハラした。
にんにん。

なんでニンジャにニンジャを追加するんだ?

と、ベーコンのピザにベーコンをトッピングするアメリカ人を見た時と同じ様にそんな疑問は誰しもが思い浮かべる事だろうけど、まぁそれがマニアって奴。
そんなアメリカ人をそうそう見かける事は無いだろうけど、ともかくそれがマニアって奴だ。

だが、決して理由は無い訳じゃぁ無い。
保存用、観賞用、実用用、布教用とかって使い分けが、ちゃんとした理由が実はそこには存在している。
良く解らないけどそんな理由がちゃんと存在してるのだ。

実際、メインのニンジャはかなりのド盆栽っぷりだったので、中々実用的には無かったりするし。
雨の日は走れないし、荷物も積めないし、見てくれのみを突き詰めたバイクだったのですっごく乗り難いし。
倒立組んでただでさえフロントが下がったバイクでさらにリアを上げたらちょっとも曲がらなくなったし。
やっぱ尻をツン!と上げたら格好イイからね。
ゼファーやニンジャでエキセン逆付けした経験有る人もきっと多いと思う。
直ぐに戻した人も同じだけ居るかと思うけど。

でも、まぁ本人は喜んでるのでイイんじゃ無いかな、とは思う。
国道を普通に走る分には何ら不具合は無いし。
国道を普通に走るのに20万円のスイングアームに35万円のマグホイールが必要なのかと、そんな野暮言っちゃダメ。
そんな身も蓋も、血も涙も無いような事を言う子は嫌いだよ。

それはさておき、セカンドバイクの選び方としては、メイン機とは少々毛色の異なるバイクを選ぶのが一般的では無いかと思う。
どっちがセカンドでどっちがファーストかはともかく、我が家はセローとR1の2台体制。
私の周囲の方々も、ZZR1400と125ccクラスのスクーターとか、ハヤブサとオフ車とか、スーパースポーツとCBR250R(単気筒)とか。
概ねそんな感じ。
1100カタナに乗りながら250カタナを買おうとしたカタナマニアな人も近所に居るけれど、彼とて話としてはまぁ大体同じ。
デカいバイクに小さなバイクを組み合わせるのが、少々毛色の異なるバイクを合わせるのが一般的では無いだろうかと。
同じバイクばっかり同時に何台も普通は買わない。
私もセローを4~5台程買ってるけど、勿論同時に持ってた訳じゃ無いしね。
気分に合わせてセローを着替えるお洒落さんでは無いのだから。
何処かの大統領夫人じゃあるまいし。

でも、犬の場合はちょっと違って、追加する犬は同じ犬種を選ぶ場合が多いらしい。
シェパード飼ってる人はさらにシェパードを飼い、チワワを飼ってる人はさらにチワワを飼う。
チワワとポメラニアンとか、コールデンにラブとか、同じ系統、同じ傾向、同じ様な体格の犬を合わせる事も多いだろうけど、グレートデーンを飼ってる人が二頭目にチワワを選ぶ事は少ない。
多頭飼いする場合は、同じ犬種、同じ様な犬種を選ぶのが一般的。

まぁ当たり前っちゃ当たり前な事で。
チワワとグレートデーンでは、どっちも犬ってだけで何もかも余りにも違い過ぎるので、犬に取っても飼い主に取ってもとんでもないストレスに成ってしまう。
したがって、余程に優れた飼育環境や飼育経験を持ってない限りは、そんな暴挙はお勧めされる事では無い。
アロワナとグッピーを同じ水槽で一緒に飼うよりは全然マシなんだろうけど、流石に余りに違う犬は一緒に飼わない方が良さそうだ。
普通はね。
普通じゃ無いならそれはそれだ。

私は特に犬も猫も飼ってないのだけど、友人の一人に無類の犬好きが居る。
彼が飼ってるのは、とある中々にレアな犬種。
何て種類の犬かはともかく、街中やペットショップではまず見かけないレアな犬種。
普通に日本国内でブリーディングされてるので全然居ない訳は無いんだけど、少なくともチワワやプードルやレトリーバーって程に一般的な犬種では無い。
私はその犬種は2頭しか見た事は無い。
一頭がその友人宅で飼ってる犬。
そしてもう一頭は凄いご近所さんが飼ってた犬。

そのご近所さんは残念ながらちょい前に引っ越されたのだけど、同じ種類の犬を飼ってる人同士、その友人が我が家へ遊びに来た際にはえらく仲良く遊んでた事を良く覚えている。
その内に私は無関係に犬友達同士で遊びに出かける程に。

微笑ましい光景だったと良く覚えて居る。
デカい犬がじゃれあう姿は本当に微笑ましい光景だったと。
ある一点を除いて。

ある一点とは名前。
友人宅の犬は、代々お酒の名前が付けられている。
ジンとかウォッカなんて、真っ黒けでちょっとおっちょこちょいな名前は着けられた事は無いみたいだけど、今まで飼ってた、そして実家でも現在飼われてる何頭かの犬も名前はお酒が由来してる。

その犬の名はトリス。
ウイスキー好きの彼の着けた名前はトリス。

その名を聞いた時に私は反対した。
大いに反対した。
子供の名づけに口出す小姑よりもとやかく言う筋合いは無い赤の他人の私だけど、その名には私は大いに反対したのだ。

何故なら、当時至近距離に住んでた、その同じ種類のとても珍しい犬の名前がクリスだったからだ。
クリスとトリスが合体するのは非常に気まずい。
クリスとトリスって古代ギリシアの哲学者っぽい感じもするけれど、ご近所付き合いするに非常に気まずいので私は大いに反対したのだ。
モザイク掛けたい気分で。

月日は流れ、新たにトリスのブラザーをお迎えする為、何やら準備を整えてるらしい。

二頭目に飼うのはもちろん同じ犬種。
小さいのから大きいのまで、物心着いた頃から何頭も飼ってきた犬飼育経験値の豊富な彼だが、流石に性格も生活様式も体格も違いすぎるので一緒にチワワ飼うのは止めておくとの事で。
蹴っ飛ばしたらえらい事だからね。
私も2度程ハンバーグみたいなデカい足で蹴っ飛ばされた事有るくらいなんだんだから、この茶色さんのような小さくで所構わず寝転がってるようなチワワを同居させるのは止めた方が良さそうだ。

それが普通の選択なんだろう。
グレイハウンドにはグレイハウンド、もしくはその同じ様な犬種を合わせ、チワワにはチワワ、もしくはその同じ様な犬種を合わせる。
それが普通の考え方なんだろうね。

ZZR1400のセカンドバイクにPCXを選択する彼の、極めて普通な考え方なのだろう。
ニンジャにニンジャを追加して更に追いニンジャする変態とは違う、極めて普通な考え方なのだろう。

なお、名前は何にしようかと悩んでるけれど、今の私には何一つ言う事は無い。
クリスが居なくなった今の私には何一つ言う事は無いさ。

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