R領域

ふと気付いたらもう11月なんだね。
いやぁ、驚いたわ。
年明けから今まで、殆ど何をやってたか解らない間にもう11月なんだから。
何してたんだろう??
一体。

 

そんな記憶喪失が甚だしい私を尻目に、ニューモデルが発表された。
その名はCBR1000RR-R。
現行SC77ってついこの前発売されたような気もするんだけどね。
月日の流れは早いもんだ。
あらやだ。

 

CBR1000RR-R。
R1+3のRが4つも着くRなバイク。
このモデルによりホンダは遂に未踏のR三連発の領域へと足を踏み入れる。
禁断の連発の領域へと。
1990年型CBR250RRが発売された頃、或いはその遥か前のRZ250RRの頃から言われた、これからはモデルチェンジ毎にRが増えていくんじゃ無いかって、そんな恐ろしい領域へと。

だが頑なに、Rは2連までを守ってきたホンダと世界のモーターサイクル界。
スズキやカワサキ然り、BMW然り、Rは二連までを鉄の掟として守ってきた世界のモーターサイクル界。
その掟がこのRR-Rによって破られる事に。

一度歯止めが外れたら、何処までも進んでしまうのが人間。
アメリカ開拓民から、科学者から、性の喜びを覚えたばかりのカップルまで、一度歯止めが外れたら、何処までも突き進んでしまうのが人間って奴だ。

一体、これからのバイクには幾つRが着くんだろう。

 

で、このCBR1000RR-R。
Rが一杯着いてるだけ有って、なんか凄そうだって事は解る。
私が以前乗ってた初期型のSC57とは随分違うんだろうねって事は解る。
どう違うかと聞かれても困ってしまうけれども。
どっちにしても、スゲースゲーと、解説の獣神サンダーライガーさんのようなコメントした出ない事に違い無いんだけども。
いや、凄かったよ。
SC57は凄かった。
乗っても凄かったし、分解しても凄かった。

 

そんな只でさえ凄いCBR1000RR-Rには、さらに凄いCBR1000RR-R SPバージョンが有る。
こちらはオーリンズの電子制御フォークやらの豪華装備が盛り沢山なゴージャス仕様。

スタンダードはショウワなのでZX10R SEと同じくショウワの電子制御サスペンションかと思いきやオーリンズ様。
2020年型R1Mと同じ、だと思う。

 

キャリパーマウント辺りのモッコリ部分が新型の証。
ここには窒素ガスが入っているそうな。

 

ぶっちゃけ、国道43号線を40km/h程で走ってる私にはいまいち縁の無い世界なのだけど、まぁ流石にRが一杯着いてるだけ有って凄いバイクなんだって事は解る。
でも、きっと、と言うよりも100%確実にかなりお高いバイクなので、欲しい人はせっせとお小遣い貯めて予約開始日に即ダッシュを決めよう。
間に合わなくなっても知らんぞと王子も言ってたから、1年待ちぼうけ食らいたくない人は即ダッシュが鉄則だ。
私は.....まぁアレとして。

 

MOTOR CYCLE

Posted by tommy