セパン公式テスト DAY2
SEPANG MOTOGP TEST TIMES – SATURDAY (FINAL) | |||
RIDER | TEAM | TIME | |
1 | Fabio Quartararo | Petronas Yamaha (YZR-M1) | 1m 58.572s |
2 | Jack Miller | Pramac Ducati (GP20) | +0.069s |
3 | Dani Pedrosa | KTM Test Rider (RC16) | +0.090s |
4 | Joan Mir | Suzuki Ecstar (GSX-RR) | +0.159s |
5 | Franco Morbidelli | Petronas Yamaha (YZR-M1) | +0.259s |
6 | Maverick Viñales | Monster Yamaha (YZR-M1) | +0.321s |
7 | Alex Rins | Suzuki Ecstar (GSX-RR) | +0.406s |
8 | Pol Espargaro | Red Bull KTM (RC16) | +0.417s |
9 | Marc Marquez | Repsol Honda (RC213V) | +0.525s |
10 | Valentino Rossi | Monster Yamaha (YZR-M1) | +0.544s |
11 | Aleix Espargaro | Aprilia Gresini (RS-GP) | +0.652s |
12 | Cal Crutchlow | LCR Honda (RC213V) | +0.675s |
13 | Danilo Petrucci | Ducati Team (GP20) | +0.685s |
14 | Francesco Bagnaia | Pramac Ducati (GP20) | +0.741s |
15 | Andrea Dovizioso | Ducati Team (GP20) | +0.770s |
16 | Miguel Oliveira | Red Bull KTM Tech3 (RC16) | +0.793s |
17 | Alex Marquez | Repsol Honda (RC213V)* | +1.089s |
18 | Brad Binder | Red Bull KTM (RC16)* | +1.208s |
19 | Johann Zarco | Reale Avintia (GP19) | +1.253s |
高速コーナーの切り返しがヤマハ向き、だと言われるセパンのレイアウト。
実際、昨年のマレーシアGPでは、予選はフロントローをヤマハの3台が占め、決勝はビニャーレスの優勝。
結果だけ見ても明らかにヤマハが強いのは間違いなさそう。
フィリップアイランドを含むGPの前半戦にアジアラウンドを持ってきて、アメリカラウンドを後半戦へと変更になればヤマハにはちょっと嬉しい展開かも。
18戦や19戦に相性抜群なコースが出てきても、時は既にスマンかったな事も少なくないので、幸先良いスタートを切るためにも、フィリップアイランドの春開催計画に便乗してセパンも前倒しして欲しいなと、ちょっと思ったり。
その伝統は今回のテストでも発揮されて、今回よりファクトリースペックが投入されたクアルタラロが2日連続のトップタイム。
昨年マレーシアGPでのトップタイムは、FP3が1’58.761(モルビデリ)Q2が1’58.303(クアルタラロ)
現段階ではQ2のタイムにはまだ手は届いてないけれど、3日目最終日は結構簡単に越えてきそうな感じ。
実際、昨年のセパンテストでは、上位陣は3日目には0.5秒~1秒近くもタイムを縮めてきたので、昨年秋の1’58.303、そしてちょうど1年前のセパンテストの1’58.239も上回って来そう。
場合によっては57秒台も見えてくる....かも知れない。
期待のオールニューマシンを投入したエスパルお兄ちゃんは1’59.224と、昨年のタイムを既に更新。
加速はあんまり速くないけど凄くスムーズ、って話なので、セパンには合ってるのかも知れない。
モテギなんかでは苦労しそうだけど、今年秋のセパンはちょっと期待できるかも。
適当な話だけど。
ちなみに昨年のアプリリアは、フィリップアイランドで突然目が覚めて中盤まで先頭集団を走る、ちょっと目頭が熱く成る展開を魅せてくれた。
レース結果も6位と、アプリリアの目覚めを大いに予感させるフリップアイランドだった。
遂にアプリリアが目覚めたか!って。
実際には、次のセパンで再び深い眠りに着いて、シーズン終了まで目を覚ます事は無かったんだけどね。
もうぐっすりですわ。
徹夜でUNOやった次の日みたいに。
ただ、今年はちょっと違う。
もう秋のセパンで冬眠に入るなんて事は無い。
そんな予感の新春のセパン。
春眠なんて無縁に、パッチリお目目開けて最終日3日目に大きな結果を残して欲しいなと。
そう願う。
同じく、もう一段階上の結果を出したいKTMは、3番手タイムと非常に好成績。
1’58.662と、昨年のマレーシアGP-Q2では2列目4番手に入れる好タイム。
そのタイムを出したのがテストライダーのペドロさんで無ければもっと良かったんだけど。
だが、7番手に甘んじたポルも58秒台は出してるので、タイム自体は決して悪くない。
ポルもまだまだ詰めれる筈なので、KTMファンの皆様は大いに期待しよう。
一方、崖の縁のザルコは、1秒以上も遅れた1’59.825と少々厳しい展開。
開幕前から既に崖っぷちなザルコ。
いよいよ後は無いので、せめて一桁台にまで上げてって欲しいなと切望する。
なお、昨年のセパンテストのトップはペトルッチ。
2日目から突然1.5秒も縮めてトップを獲得。
テストでトップだったから何さ?って話では有るんだけど、何にしてもトップってのは良いものだよ。
さて、今回のトップは誰の手に?
大いなる希望クアルタラロか、今年こそのビニャーレスか、或いはいきなりドゥカティ勢か?
それは、3日目最終日をお楽しみに。