燃料コックは負圧に限る 前編(再)

燃料コックなんて言葉自体、そのうち通じなく成るかも知れない。
でも、まだまだ燃料コックの付いてる世代のバイクに乗ってる物持ちの良い人も多いだろうと思う。
私もそうだ。
そんなフューエルコッカーな人達にお贈りしたい今回のお話。
それも、手動開閉式燃料コックをご使用のクラシカルフューエルコッカーな方にお贈りしたいそんな今回のお話。

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燃料コックと一口に言っても2つのタイプに分かれる。
それは、負圧開閉式と手動開閉式の2種類。
左が負圧開閉式、右が手動開閉式だ

特にキャブ時代終盤に当たる90年代以降のバイクは、余程のコストダウンバイクを除いて多くの場合は負圧式燃料コックと成ってるだろうと思う。
燃料ポンプの付いてないバイクの場合。
あ、ちなみにセローは初期型から250(キャブ時代)まで、一貫して手動開閉式。
う....うん、コストダウンは大事だからね。

手動開閉式と負圧開閉式。
何が違うか?って、そりゃ負圧開閉式はエンジンが掛かると勝手にオンになり、エンジンが停止すると勝手にオフに成ると言う点に尽きる。
素晴らしい発明だ。
詳しい構造は割愛。

負圧コックなんて使わないで乗らない時はコックをオフにしとけやコラ!

と、噛付亀仙流の人に尻を噛み付かれそうだけど、噛め噛め波を食らって尻が歯型だらけにされそうな気がするけれど、でもそりゃまぁ至極ごもっともなご意見だろうとは思う。
通常、乗らない時はコックを閉めておけば、それはそれで特にどうと言う問題は無い。
夜中にガソリン漏れして火事を起こす事も無いだろうし。
至極ごもっともご意見だね。

問題は、邪魔臭いとか、コックを閉め忘れるとか、コックを開け忘れて次の信号でエンストするとか、そんな話では無く、セローならでは、セロー等のトレールバイク特有の宿命に関わる問題。
それは、林道アタックごっこなんかに使われるセローは、やたらめったら転びまくるって事。
転ぶだけならまだしも、ちょっとした崖に落としてしまう可能性も有るって事。

グランドキャニオンから落としたら知らん振りして捨てて帰るしか仕方ないけど、1m程の崖、ってか段差に落としたらちゃんと拾って帰らねば成らない。
当たり前だ。
その際、1m程の崖下に燃料コックがONのまんまのセローが凄い体勢で寝転がったまんまと成る。
場合によっちゃ小一時間程。

寝転がったキャブ仕様のバイクの燃料コックがONだからとガスが流れ続けるかどうかは何とも言えないけれど、気分的に余り心地よい物では無いのは確かだと思う。
ボテっと横倒しするだけならまだしも、1m下に落としたらどんな体勢に成るか解らないのだから。
タンクキャップから漏れるのは仕方ないけれど、止め処なくオーバーフローするのは頂けない。
するかどうかは、バイクの体勢次第なので何とも言えないんだけどね。

と言う訳で、林道ごっこ用のセローに私は負圧コックを付けている。
勿論キャブのフロートチャンバー分のガソリンは流出するが、エンジンが止まると自動的にコックがオフに成る負圧コックにしておけばそれ以上の悲劇は抑えられる。
例えヘリコプターマンみたいなエクストリームな体勢で崖下に突き刺さったとしても、エンジンが止まると燃料の流出も止まるコックはやっぱり安心だからね。
キャップからはドバドバ漏れまくるんだけど、まぁそりゃ仕方無いわ。

後編へ続く

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