人生の目標

人は誰しも何かしら、人生の目標、到達したい頂ってのが有ると思う。

 

有る人は武道館でコンサートしたいとか。

マジソンスクエアガーデンでプロレスしたいとか。

火星に行きたいとか。

フェラーリが欲しいとか。

死ぬまでに一度、死にそうに成るくらいにKFCのフライドチキンを食べてみたいとか。

 

大それた物から、大してどうって事の無い物まで色々と有ろうかと思う。

漠然としたものでも良い。
そしてそれに向かって特に何もしてなくたっても別に構わない。
ただ思ってるだけでも構わない。

思いを実現しようと思ったらそれ相応のリスクは着いて回って来るので、別にそんなリスクを背負い込まなくても別に構わないと思う。
ただ思ってるだけでもイイじゃ無いか。
思ってるだけじゃ何も実現しないけれど、ミスタードーナツ全種制覇の夢すらも叶わないけれど、例えそれでも構わないじゃ無いか。
私はそう思う。

まぁ、自分一人の責任で生きてる人ならば、人生の目標に突き進むのもそれは結構なのかも知れない。
でも家族を守る立場に成ると中々そうも行かないのが現実って奴。

「お父さん、仕事止めてアメリカ横断ヒッチハイク旅行してくるわ」

なんて突然発表されたら残された家族は困ってしまうものね。
取り乱した挙句、お父さんの親指をヘシ折ってしまいかねない。
流石にそれは冒険野郎が過ぎるからね。
大学進学の子供を抱えたお父さんは、ラ王を二個食いするとか、ペヤングGIGAMAXにチャレンジするとか、その程度の冒険でどうか勘弁してやって欲しい。
お父さんの大冒険は、せめて子供が卒業してから始めてやって欲しいなと。

 

また、夢や目標は好きなように抱いて貰えば結構なのだけど、その夢や目標の実現に第三者に大きな負担を強いるのは考え物。

「ニューカレドニアで結婚式するのが夢だったの、だから絶対に来てね、来週」

なんて言われたら困ってしまうものね。
しかもホテル代と交通費を自腹とか言われたら本当に困る。

ちなみに私は

「ハワイで結婚式するから来てくれ、来月」

とか言われた事が有る。
ニューカレドニアよりはまだ行きやすいんだけどね。
確かに行きやすいんだけどね。
でも、まだ行きやすいからと行けるとは、そして行くとは言えない、言えやしないよ。
せめて半年前に言ってくれと思うけれど、でも例え5年前に言われてもちょっと困るわなぁ。
遠い、遠いよスレッガーさん。

 

ワシが死んだら墓は前方後円墳にしてくれ、っていまわの際の爺さんとか。

一緒に欽ちゃんの仮装大賞に出てくれって同僚とか。

ウエイクボードで沖縄に行きたいからボートを操縦してくれって友人とか。

そんな事を言われたら困ってしまうよね。
幾ら人生の目標だからと言っても、そんな事を言われたら困ってしまうわ。
そんなの一人でやれと。
一人で前方後円墳作ってくれと。
一人でウェイクボードやってくれと。
そんな事を言われたら、そんな事を言い返したい気分。
そんな事を言われるかどうかは別として。
ああそんな事そんな事。

 

自分一人の責任で、自分の事だけを考えて生きれる人なら、思う存分人生の目標に向かって突き進めば構わないと思う。
学生とか、何をしてようと家族の生活や人生設計に何の影響も無い生活に大きなゆとりを持ってる人とか、或いは何かもうヤケクソでヤケッパチな人とか。
そんな自分一人の責任で、自分の事だけを考えて生きれる人なら、思う存分人生の目標に向かって突き進めば構わないと思う。
余り第三者に世話を掛けさせないのならばそりゃ自由だ。
夢を実現して大きな花を咲かせるのも、汚ぇ花火だぜとばかりに爆散するのもそりゃ自由だ。

 

勿論私にも人生の目標、憧れる頂きって奴は有る。
それに向かって何一つやってないけれど、1mmたりともその実現に向かってアクションを起こした試しは無いけれども、脳内だけで思ってる事が有る。

その一つが楽器。
特にピアノ。
ショッピングモールなんかに入ってる楽器店の店頭のピアノやキーボードを、得意気にポロロロリンと弾ける光景にちょっと憧れてしまう。
だからと特に何もやって無いんだけども。
パソコンのキーボードを毎日、必要以上に長ったらしい文章を打ってるけれど、だからと楽器のキーボードが使える訳じゃ無い。

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グランドピアノをホイっと買うのは非常に敷居は高いけれど、電子キーボードって意外な程に安い。
この時期に自宅待機中の皆様は、この機会に楽器の練習してみるってのはどうだろう?

ちなみに私は、特にこの時期に限らず大体は自宅待機してるのだけど、どうしたもんだろうねとちょっと考えてる。
ちょっと欲しいかも。

 

最近、ちょこちょこ見てるのは、世界各地のライブカメラ。

イタリアはこれを書いてる段階ではまだ人の気配は殆ど無いけれど、ドイツやイギリスでは随分と人の姿は見られるように成って来た。
そしてニューヨークでも人の姿は随分と見られるように成って来た。
もうすっかり収束して日常を取り戻しつつ有るのか、それとももうイイやとちょっとヤケクソに成ってるのかは知らない。

 

これはタイムズスクエアのライブカメラ。
その昔は何処も60秒ごとの静止画が精々だったけど、今やフルスクリーンにも耐えれる4K画質が結構多い。

このタイムズスクエアのライブカメラには、昼間はそこそこ高い確率で騎馬警官の姿が映る。
実は、楽器と共に私の憧れがこれ。
馬に乗って街中や海岸を走る事。
これが私の憧れ。
バイクに乗ってる人は、結構居るかも知れない。
馬に乗ってみたいわって人も。

だからと乗馬クラブに入ったりとかって、実際の行動は何も起こしてないんだけどね。
セローに乗りながらスタンディングでゆっさゆっさしたりもしてないし。
人の上に乗ってゆっさゆっさしてるかどうかは割愛するが。

そんな乗馬の世界の究極の到達点の一つが、幾つも有る大きな山の頂点がこの流鏑馬。

京都の下鴨神社では、毎年5月3日に流鏑馬を行ってる。
昔はそうでも無かったんだけど、今やすっごい人が集まる人気イベントだ。

 

京都に生まれ育ち、馬に親和性の高いバイクに乗ってる私としては、これにはちょっと憧れざるを得ない。
馬にも乗った事無く、さらには弓も射た事の無い私には、流鏑馬を行うのは随分と遠い道のりなんだけどね。
ん、遠いね。
まずどこから手を着けりゃイイのかってレベルで果てしなく遠い。
セローに乗りながら電動M4をぶっ放つのならどうにか行けそうな気はするけれども、馬を全力で走らせながら弓を射るってのは余りにも道のりは遠い。
ニューカレドニアより遠いわ。

 

https://ja.kyoto.travel/event/single.php?event_id=2998

残念ながら今年は非公開。
下鴨神社の流鏑馬を見に行きたい人は来年まで辛抱しよう。

 

MOTOR CYCLE

Posted by tommy