ラノベみたいな展開も時には現実に起こりえる

何度か書いてるけれど、私はまだ義務教育真っ最中の頃からバイクに乗っている。
まだ京都に住んでた頃から。
と言っても、チャンバー交換したチャンプをペンペレ言わせながら二人乗りで走ってた訳では無く、モトクロッサーなんてのに乗ってた。
タダで貰ったYZ80に。
ペンペレ言うのは変わりないけれどもさ。

走る所は、知り合いが所有する建設重機の駐機場跡地を利用した練習場を経て、関西のメジャーなモトクロスコースへ。

バイト出来る年齢に成り、タダで貰ったYZ80は中古のYZ125に進化して、時に大怪我しながらも調子乗って走ってた。
うん、まぁ時に入院する程の大怪我しながらも。

その後、大学進学と共に関東へ移り住んだ私は、そちらでも同じ様にモトクロッサーにも乗っていた。
馴染みに成ったバイク屋の人達と、時に郊外の林道からモトクロスコースまで色々と。

フラフラ遊びながらもどうにか無事に大学は卒業し、浜松に有る音叉マークの会社にはお祈りされながらもどうにか見つけた所へ就職し、その後に関西への転勤と共に兵庫県南部へと移り住んで今に至る。

そんな有る日、関西へ引っ越した暫く後の有る日の事。
私の元へ昔なじみのバイク屋の人から連絡が入った。

「バイク屋潰れたから今度遊ぼうぜ」

と、そんな良く解らない連絡。

要約すると、経営してたバイクは潰れた。
この際なので親族の住んでる海外のどこかへ移り住む。
移住するか、そもそも移住させてくれるか、それとも肌が合わんからやっぱ止めとくかはまだ解らん。
そんな具合。

ちなみに、現在は連絡取り合ってないので現況は不明。
移住してるか、野たれ死んでるか、それともやっぱり日本で暮らしてるのかは解らない。

でも遊びに来いって言われても、500kmも離れてるからちょっと気合居る。
るるぶ横浜を買う位に気合は入る。
関西を出る事自体が久しぶりだから気合も入るさ。

そんな横浜中華街食べ歩きマップをチェックするくらいに気合に満ち溢れた私は、その勢いのまま愛と勇気と気合と根性が必要な、成田モトクロパークと言う、凄まじいコースへと足を伸ばした。
その為に、ガタガタ走るよガタ子さんなハイエースで高速道路をガタガタ言わせながらひた走ってきたんだから。
YZ250Fなんて言う、立派なバイクを積んで遥々やってきたのだから。

関東のモトクロスライダーにはお馴染みのコースだろうけど、あれは凄いね。

成田MXパーク モトクロスコース 12月16日

実際に走るとこの何十倍も怖い。
なんでこんな所に来ちゃったんだろうって後悔する暇も無いレベルで。

10回20回と通えばきっともっと楽しめるんだろうなって思う素晴らしいコースだけど、一見さんには余りにも敷居は高かった。
スマン、ちょっと無理。

それでもどうにか走りはしたけれど、あの関西のモトクロスコースでは味わえない落下感は、成田独特のモノが有る。
魂が尻から抜け出そうな独特の感覚。
世が世なら、異世界へそのまま転生してしまいそうな、そんな独特の感覚。
あれは関西のモトクロスコースではちょっと味わえない。
成田....恐ろしい子。

さらに時は流れて関西のやたらと砂っぽいモトクロスコース。
赤土コースと違って洗車は楽だけど、走った後の2日くらいはアチコチがジャリジャリする、関西の有名な砂っぽいモトクロスコース。
雨の日に走ると泥人形を経て埴輪に転生してしまう関東ローム層のコースは本当にやっかいだけど、何時までもジャリジャリしてる関西のこのコースもそれはそれで厄介。
砂抜きをサボったアサリを食べたような、あの感覚はそれはそれで厄介なもんだ。

休みの日は朝から夕暮れまでYZ80に乗ってたあの頃や、関東まで高速乗ってモトクロスしに行ってたあの頃とは違って、体力的にちょっと難しいのでもうモトクロスをする事はほぼ無いだろうけど、何時の頃かはさておきあの頃は良く走ってたもんだ
この砂っぽいコースを。

この日も、何時ものように何時もの面子で、何時ものように何時もの砂っぽいコースへ。
準備を済ませて出撃しようと思ったら、ヘルメットが無いのに気付いた、その代わりに携帯電話を持ってる事にも気付いた。
一体、私は何をしようってんだろう。

そうそう、ヘルメットは車の中に置きっぱなしだったわと、ハイエースのリアゲートを開けようとした瞬間、開けるや否やのその瞬間、私の右手は超反応でストップした。

『やばい、今、中でおじさんが着替えてる!』

超反応した右手を褒めてあげたい。
マイライトハンド、グッドジョブだよ。
我が右手は良い仕事してくれる。

あ、余談だけど、引越し前に住んでた家のご近所に、ハンドメイド教室なんてのが有った。
優雅な奥様が集まってポプリとか作ってるみたいな、そんな雰囲気のハンドメイド教室が。
正確には何やってるのかは知らないんだけどね。
でかでかと『HAND JOB』って書かれた、そのハンドメイド教室では奥様が手取り足取り何を教えてくれるのかは知らないんだけどね。
以上、余談終わり。

今日も頼むぜとバイクに話しかけても返答はしてくれない。

大ジャンプを飛んだからと異世界には行けない。

黒いブレストガードを装備しても狂戦士に成ったりもしない。

そんなラノベみたいな漫画みたいな事はきっと起こらないけれど、ハイエースのリアゲートを不用意に開けたら中で着替えしてた、なんて事は普通に起こりえる。
ラッキースケベは普通に起こり得るので注意は必要だ。

それがラッキーなのかアンラッキーなのかは、甚だしくさておきとして。

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