その道は、残念ながら一方通行だ

SBKの絶対王者、ジョナサン・レイのインタビュー。

Jonathan Rea reveals he had an eye on Dani Pedrosa's Repsol Honda MotoGP ride in 2019 and says he received some interest from Aprilia

・ペドロサの後任としてレプソルホンダ入りしたかった。

・話してたけどまとまらなかった。

・あと、アプリリアも話したけどちょっとアレ。

まぁ概ねそんな話。

実際、過去にはストーナーの代役として2戦だけ参戦した経験は有る。
結果は8位だったか9位だったかそれくらいと、ポンっと乗ったにしては決して悪く無い成績だった。

それから数年。
SBK絶対王者として君臨する今。
フル参戦したらどんなものか、ってのは、結局はやってみなきゃ解らない。
絶対王者ジョナサンレイに見合った適切なバックアップ下において、チャンスを与えて経験を積ませて長い目で見なきゃどうに解らない話で。

ただ、昨今はそんなに悠長な事は言ってくれないご時勢。
ドゥカティ時代のロレンソとて、ほぼ一年目の低迷が原因で先の契約が成されなかったように、昨今はゆっくりのんびり待ってはくれない。
いきなり乗っていきなり結果を出さなきゃ、そしてそれを継続させなきゃちょっとしんどい。
ペトルッチみたいに、イタリアで優勝したにも関わらず、昨年後半失速したからと失職の話が飛び交ったりと。
MotoGPとは中々に厳しい世界だ。

MotoGPへは、現在はCEV→Moto3→Moto2→MotoGP、ってルートが今の主流。
王道パターン。
スペイン、もしくはイタリア選手権(CIV)から始まって、Moto3から準に上がっていくのが現在の主流。
プロダクションレースからの道は非常に狭い。
それが例えチャンピオンで有ったとしても。

ケニー・ロバーツやスペンサーやらローソン。
或いはシュワンツやレイニー時代はともかく、少なくともGPの最高峰クラスが4ストに成って以降、プロダクションレースからやってきたライダーは、中々に手厳しいのが現実だ。

大いに期待された3度のSBK王者であるベイリスも、何度か表彰台に上がるもののSBKへとGoing home。
引退直前スペシャルとしてスポット参戦した最終戦のバレンシアで優勝したけど。
なんで今更!って誰しも思ったけれど、あれはきっとストレスだね。
ストレスが開放されて何時もより余計にスロットルを開けれたのが勝因だ。

アメリカ期待の、2度のSBK王者で有るコーリンさんも、ちょい回り道しながらもヤマハファクトリーシートを獲得したものの、表彰台の真ん中に上がる事は無かった。

そして、みんなはどうか知らないけれど、私が大好きなトスランドも、2度のSBKタイトルを提げながらmotoGPへとやって来たけれども、結果は非常にスマンかったに終わる。
あんなに男前なのに、SBK王者なのに、ピアノも上手なのに、男前なのに。
ああ、無情のスマンかった。

AMA最強王者、SBKも1年だけ走ってチャンピオンに成ってさっさとGPへと行った(正確にはワイルドカードでの参戦経験は有る)ベン・スピーズも、何度も見たようにテック3からMotoGPへ。
ヤマハファクトリー入りしてロッシの後任として大いに期待はされたが.....

ちなみに現在のMotoGPでは、クラッチローとペトルッチとモルビデリがプロダクションレースルートからのライダーと成る。
のだけど、モルビデリはMoto2王者で有り、ペトルッチは長い時間を掛けて自分の力でファクトリーまでのし上がった人なので、今更出身がどうのこーのって話でも無いと思うな。
クラッチローも同様に。

そんなこんなでニッキーヘイデン以降は、チャンピオンはおろか、移籍早々にそこそこ活躍するライダーはおろか、そもそもこの所はSBKから移籍してくるライダーさえも居ない状況。
もはや道は閉ざされたと言って過言ではない。
それが世界の流れなのか、それともトスランドのせいなのかは何とも言えないけれども。

SBK王者→MotoGPのファクトリーorトップサテライトチーム入り、なんてルートが確立してたら今頃とっくにジョナサン・レイはオレンジ色かそれ以外かのレーシングスーツを着てGPを走ってただろうけど、残念ながらそのルートは途絶えてしまったので、現実は中々難しい。
そこそこ年食った、そこそこ給料の高いSBK王者を雇うのは、現実は中々難しい。

これが確実に大きな結果を残してくれるなら話は別だけど、今までのちょっと寒々しい実績の前にはそのリスクを取る手を引っ込めるのも無理はない。
トスランドのせいなのかは何とも言えないけれども。

ファン・デル・マー君もMotoGPに行きたいネーデル!MotoGPに行きたいネーデルゥ!と、時折そんな事を言ってーデルなのだけど、残念ながらそのルートは断絶してしまったので、少なくともSBK王者からMotoGPヤマハファクトリー入りの夢のルートは諦めて頂戴ネーデルなのが無情な現実。
ごめんねーでる。

と言う訳で、ペトルッチに対しても囁かれてるように、MotoGPトップライダーの第2の人生としてSBKへ、所謂ビアッジルートはバウティスタ&レディングで確立されようとしてるけれど、残念ながらそのルートは一方通行なので、今後もSBKからライダーがやって来る事は無さそう。
それが現実。
マー君も、アレックスも、ラズガットリオグルも。
カワサキがGPに復活でもしたら話は解らないけれど、今や世界はそれ所じゃ無いのでそりゃ無理な相談って奴だ。

まぁ、SBK王者からMotoGP、なんてルートが確立したら、それはそれで名実共にMotoGPの2軍リーグなんて位置づけに成ってしまいかねない。
WWE/AEWに対する新日本プロレスみたいに。
そんな風評は避けたいので、棲み分けるのが正しいと言えそう。
2つのレースは2つの高い頂として棲み分けるのが正しいのだろうと。
実質はどうあれ。

でも、まぁライダーとしては....

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