MotoGPルーキータイトル争い~サンマリノGP
モルビデリの嬉しいキャリア初優勝で幕を閉じたサンマリノGP。
一方でクアルタラロは無念の転倒リタイヤ。
まさに明と暗。
まだ杖着いてるバニヤイアが2位。
ザルコは遥か後方へスマンかったされた今回の結果を見て、どうやら来期のファクトリーチーム争いは決まったかもね。
当初の予定通りの形に。
3位はミル。
途中、メランドリみたいに割と派手にバイクをクネクネさせてたが、安定感を取り戻して3位フィニッシュ。
今年のスズキは本当に良く出来てる。
ヤマハの上位互換と言って差し支え無いかも。
それ位に良い仕上がり。
一方、今回は気がつけばリンス作戦は不発に終わったリンス。
ちょい前へ上がるのに手間取ったか。
変なライン走ってるリンスでもちょっと抜きにくいこのコースでは、ポンポン抜いていくのはやっぱりちょいしんどいか。
これにより、ドヴィさんがこっそりとランキングトップへ。
まだまだタイトル争いを語る時期では無いけれど、次のエミリア・ロマーニャを上手く乗り切ればちょっと光は見えて来るかも。
我らが中上君は、そのドヴィさんとザルコに阻まれ前へ上がれず。
それでも、ホンダとは相性が良くないこのコースでシングルフィニッシュは、来週のリミニ2戦目に期待が持てる結果だ。
次こそはQ2に食い込みたい。
まずはそこから。
さて、特にコレと言った盛り上がりを見せない2020年度のルーキータイトル争い。
スペイン | アンダルシア | チェコ | オーストリア | スティリア | サンマリノ | 総合 | |
Brad Binder(KTM) | 13(3pt) | – | 1(25pt) | 4(13pt) | 8(8pt) | 12(4pt) | 8位(53pt) |
Álex Márquez (HONDA) |
12(4pt) | 8(8pt) | 15(1pt) | 13(3pt) | 16(-) | 17(-) | 17位(15pt) |
Iker Lecuona(KTM) | – | – | – | 9(7pt) | 10(5pt) | 14(2pt) | 17位(15pt) |
上り調子のビンダーは今回は小休止。
ポルもオリベイラもシングルフィニッシュは成らなかったので、やはり旋廻力がモノを言うここはKTMにはいまいちっぽい。
来週も同じコースなので、ちょい厳しいか。
KTMの上位互換と良く言われるホンダもやっぱりいまいち苦戦するコース。
アレックス・マルケスは残念ながら今回もノーポイント。
意外とイケる男、イケル・レクオナに遂に並ばれる結果に。
来週に続く。