ジョナサン・レイはフランスで決める

CHAMPIONSHIP STANDINGS
1 JONATHAN REA GBR Kawasaki Racing Team WorldSBK 290
2 SCOTT REDDING GBR ARUBA.IT Racing – Ducati 239
3 CHAZ DAVIES GBR ARUBA.IT Racing – Ducati 188
4 MICHAEL VAN DER MARK TUR PATA YAMAHA WorldSBK Official Team 178
5 TOPRAK RAZGATLIOGLU NED PATA YAMAHA WorldSBK Official Team 157
6 ALEX LOWES GBR Kawasaki Racing Team WorldSBK 145

開幕ラウンドレース1でいきなり転倒リタイヤしたジョナサン・レイだったが、カタルーニヤを終えての結果は結局はこの通り。
51ポイント差で首位を快走中。
レディングが最強のライバルとして立ち向かったが、残念ながら力は及ばず。
スロースターター・デイビスは今頃に成ってようやく息を吹き返したけど、時は既にスマンかった。
超スマンかった。
物理的にはファン・デル・マー君までは大逆転の可能性も有るけれど、それが出来たらこんな位置には居ないのが非情な現実って奴だ。
レースは何が起こるか解らないのは確かだろうけど、シーズン通したらやっぱり起こるべき事しか起こらないのもまた確かな事。
レイが何処でタイトルを決めるか、レディングが最後の奇跡を起こせるか?
焦点はやっぱこれ。

 

残り2ラウンドでレイのタイトルが決まるポイント差

フランスR-1 フランスSPR フランスR-2 エストリルR-1 エストリルSPR エストリルR-2
100 75 63 38 26* 1*

*優勝回数がレディングと同数またはレディングより少ない場合。

 

各レース後にタイトルを確定する為に必要なポイント差。
ラストレースのエストリルーレース2終了時点では1ポイント差(優勝回数が同数、もしくはレディングの方が多かった場合)
そこから逆算していくと、次のフランスラウンドレース1終了時点では100ポイント差が必要と成る。

現在のポイント差は51ポイント。
次のフランスラウンド レース1でレイが優勝、レディングがノーポイントだった場合、25ポイント差が開くので76ポイント。
ここで決めるには100ポイント差が必要なので、最大にポイント差が開いても、レース1ではまだ決まらない。

だが、スーパーポールレースでは最大で12ポイント差が着けれるので、レイが連続優勝してレディングが連続ノーポイントなら88ポイント差と成る。
フランスラウンド-スーパーポールレース終了時点では75ポイント差でタイトルが確定する。
したがってタイトル獲得の最短の可能性は、次のフランスラウンド-スーパーポールレースの結果と成る。
レイが頑張ってあと24ポイント差を広げる事が出来たなら。

 

現実的にはスーパーポールレースで決めるのはちょっとしんどいので、次のフランスラウンド-レース2で決まるかな。
そこで決める為に必要なポイント差は今から12ポイントを積み足した63ポイント差。
もしレイが全戦優勝したら、レディングが全戦2位でもジョナサン・レイはフランスでタイトルを決める事に成る。

 

最短なら次のフランスラウンド-スーパーポールレース。
可能性が高いのがレース2。
それで決まらなければ、次のエストリル レース1に持ち越し。

でもフランスで決めたいね。
エストリルはちょっと間延び感が有るし、普通に走ったら確実に決まるし。
そして、その日はアラゴンでMotoGPやってるので、出来たらフランスでお一つ決めて頂きたいなと。

勿論、フランスラウンドでレイがガッタガタに成ればまだまだ解らないのだけど、残念ながらそれは無さそう。
ちなみに昨年の成績は、ポールポジションを獲得し、レース1とスーパーポールレースが2位、レース2が1位と一分の隙も無い。
もはや完璧超人。
流石に3つも取りこぼす事は無いだろうなぁ。
やっぱりね。

MOTOR CYCLE

Posted by tommy