シフトダウンの作法

スロットルオフ。

右手でフロントブレーキレバーを握りブレーキング。

右足は添える程度、優しくブレーキペダルを踏む。

同時に、左手でクラッチレバーを握る。

クラッチレバーを握ると同時に右手はブレーキレバーを握りながらスロットルを少し開けてブリッピング。

ブリッピングと同時に左足でシフトダウン。

シフトダウンの一瞬後、クラッチレバーを放す。

 

これが一部の最新鋭機を除く一般的なバイクのシフトダウンの作法。
このクラッチを握る所からシフトダウンして再び繋ぐまでの工程を、ほんの一瞬で、シフトダウンする数だけ行う。
4つ落とすなら4回するって事。

もちろん公道ではこんな事は特に出来なくても構わないのだけど、やっぱり基本的な操作なので出来るに越した事は無い。
なんか盛り上がるし、って訳では無くて。

 

私が日常的に多用するのは幹線道路から左折する際。
幹線道路での速度は40km/hや50km/h程度だけど、大体は5速か6速で走ってる。
その速度なら1速で十分なんだけど。
ってか、1速で免停に成るバイクに乗ってるのでそりゃそうなんだけど。
でも大体は5速か6速で走ってる。

これがR1やZZR1400なら、アイドリングのちょい上くらいの回転数。
この回転数なら、わざわざブリッピングなんてしなくてもクラッチ握ってシフトペダルをカチリと踏んで、何も考えずにクラッチレバーを放しても何ら支障は無い。
別にウギョギョギョギョってみっともなく唸ったりしない。

だがこれが250ccクラスなら、たかだか50km/h程度でもそれなりに回転は上がってるので、無造作にシフトダウンするとウギョってしまう。
セローでもウギョウギョ唸ってしまう。

土の上ならそれで構わないのだけど、アスファルトの上では少々問題有るので、そこでバブン♪とブリッピングしてやる訳だ。
これなら左折前の減速の段階でシフトダウンを済ませてるので、ゆっくりと安全に左折して速やかに立ち上がることが出来る。
十分に速度を落とし、左折してからシフトダウンしても別に問題は無いのだろうけど、私は昔からこの作法。

その他、高速道路の加速から、勾配の変化の激しい峠など、ブレーキング以外にも使いどころは数多い。
だから私はこれからもバフンバフンとシフトダウンする事だろう。
ATに乗り換えない限り、これからもこの作法は続く事だろう。
最新鋭のオートブリッピングの付いたSSに乗り換える事は....どうだろう。

 

そんな乗り方を16歳からやってるのだけど、これを他人に説明するのは中々難しい。
右足でブレーキペダル踏みながらアクセルを開ける自動車のシフトダウンよりはまだ簡単だとは思うのだけど、説明するのって中々難しい。
そして、そんなのに縁の無かった人に、改めてそれをマスターさせるのはさらに難しい。
だから結局、一つの結論へと帰結してしまう。

まぁ、別にやらなくてもイイんじゃないの?

って、そんな結論に。
身も蓋も有りやしない結論に。

 

続く....ような続かないような。

 

MOTOR CYCLE

Posted by TOMMY