MotoGPのタイヤの話

来シーズンより、リア用のドライタイヤのチョイスが2種類に変更されるのだとか。
ソフト/ミディアム/ハードの3種類だったのが、来季からはこの内の2種類が割り当てられる事に。
1開催で割り当てられるリアタイヤは現在と変わらず12本。
フロントは変わらず10本だから、合計22本は変更無し。

https://www.fim-moto.com/fileadmin/user_upload/Documents/2022/2022_FIM_Grand_Prix_World_Championship_Regulations._Updated_25February_2022.pdf
131ページ参照

 

・7 soft + 5 medium
・7 medium + 5 hard
・7 soft + 5 hard

2023年は、このいずれかの組み合わせに変更と成る。

このセットは、概ね使うであろうタイヤの種類をチョイスするので、多くのライダーに取っては大した問題には成らないのだろうけど、一人だけヘンテコなチョイスする人もたまに居るので、そんなヘンテコ趣向のライダーにはちょっとした影響と成るかも知れない。

理由は、持って行ってるのに使わないタイヤが無駄と成るから。
タイヤ自体も、輸送費も、保管費も。
無駄は排除するのが正義って奴だ。

 

所で、タイヤの値段って幾らくらいするんだろう?

例えばリッタースーパースポーツ用のハイグリップタイヤはと言えば、ストリートでも使えるハイパフォーマンスタイヤでの最高峰と位置付けられるミシュランパワーカップで、前後で概ね55000円くらい。
これがスリックタイヤ=ミシュランパワースリック2なら、概ね7~8万円くらいに成る。
ブリヂストンのRACING BATTLAX V02も同じくらい、かちょい安いくらいかな。
それでも6~7万円くらい。

極めて単純に計算したら、20レースするとすればフロントが200本とリアが240本。
フロント3万円、リア5万円と計算したら、タイヤ代だけで1800万円と成る。
無理やりにでも一本残らず使い切ったとしたら。
勿論、各チームがそれだけ払ってる訳は無くて、年間のタイヤコストは$15,000なのでおよそ180万円くらいがチームの負担としている。

だが、motoGPで使ってるタイヤが、普通に民間人が買えるスリックタイヤと同じ価格な訳は無いので、実際にはとんでもない額に成ってるんだろうと思う。
ST600でのタイヤ割引価格なんかと同様、タイヤメーカーの持ち出しが無いととてもじゃないけどレースなんてやってられないので、ミシュラン様有難うと、帽子を被って感謝の意を表すのは自明の理って奴だ。

サンキュー、ミシュラン様。

MOTOR CYCLE

Posted by tommy