マレーシアGP FP2

習慣
~日常の決まりきった行いのこと[2]。長い間そうすることによって、そうすることがあたかもきまりのようになったこと
wikipediaより

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習慣ってのは誰にでも有ろうかと思う。

朝起きて、まず新聞を取りに行くとか
電車は後ろから3両目に乗るとか
夕食はみそ汁一気飲みから始まるとか

それが一般的か否かはアレとして、誰しもが習慣ってのを持ってると思う。
ちなみに私の場合も、まぁ何だかんだと習慣ってのは有るのだけど、その一つにmotoGPを見るってのも含まれる。
ある種の習慣。
概ね、あくまで概ね、週に2度の習慣。

ただ、この習慣ってのが中々に厄介で、それがルーティングと成ったら少々の問題が生じる場合が有る。
だから、FP1は夕方で決勝は夜の9時から、ってのが習慣に成ってしまうと、ヨーロッパ以外のラウンドでちょっとした苦い思い出を作ってしまう事が有るので注意が必要なのだ。

で、前回のオーストラリアGP。
私だって小学校くらいはちゃんと卒業してるので、オーストラリアはヨーロッパじゃ無い事くらいは知っている。
ああ、そりゃ勿論知ってるさ。
おトイレだって一人で行って、水だってちゃんと流せるくらいにしっかしした大人なのだから。
だから、夜の9時にレースが始まるヨーロッパでは無い事くらいは十分に理解してる。
イタリアやスペインじゃ無く、オーストラリアはヨーロッパじゃ無い事くらいは。

だがしかしだ。
日出ずる国に住んでいると、自分たちが最も早い時間を生きてると勘違いしてしまう事が有る。
それは勿論間違いで、ニュージーランドは日本よりも4時間も早い。
そして、フィリップアイランドの有るオーストラリアのビクトリア州も日本よりも2時間も早い。
盲目的に、そして習慣的に、日本よりも遅いと思い込んでいると、これがまたもや非常に苦い思い出を作ってしまう事と成るのだ。
例えば、FP1を見ようと思ったらmoto3のFP2をやってたり、土曜日にそろそろ予選を見ようと思ったら終わってたり、日曜日にハっと気づいたらリンスが表彰台で手を振ってたりと、とても苦い思い出を作ってしまう事と成る。
嗚呼、なんてこった。

と、前回そんな苦い思い出を作った私は、次回こそは間違えないぞと心に誓ったのだが、ふと気づいたらFP1が終わってて、歴史は繰り返すんだねと今、しみじみと思ってるのだ。
嗚呼、なんてこった。
バカバカバカ。

 

さてFP2

FP2はちょい濡れから始まる。

全員がレインタイヤスタート。
だが天気は回復してるので、セッション中に乾くかどうかが大きなポイントだ。

ラスト5分。
ほぼほぼ乾いたタイミングでドライタイヤに履き替えたライダーがアタックを繰り広げる中、トップタイムを叩き出したのはまさかのこの人。

この時代に老いぼれを見たら『生き残り』と思えと言わんばかりに、ややこしいコンディションを制して見事トップタイム。
いやいや、老いぼれと呼ぶにはまだまだ早すぎるね。
クラッチローはあと10年は戦える。

なお、タイムはFP1の5秒遅れ。
明日はビンダ、リンス、マルケスのトップ3に、クアルタラロとバニャイアがどれだけ上げていけるか。
と言う訳で明日へ続く。
時間を間違えないように気を付ける。

MOTOR CYCLE

Posted by tommy