愚者は経験に学び、賢者は加トちゃんに学ぶ

まだ春にはちょい遠いかな?
梅の花がちらほらと咲く、そんな季節のとあるモトクロスコース。
その日私は、モトクロスコースの傍らで、走るべきか止めるべきなのかを結構真剣に考えていた。
折角こんな遠い所まで来たのにも関わらず。

春先+山の中
この式から導き出されるのはただ一つ。
そう、それは花粉症がえらい事に成るって事だ。
私の中で息を潜めるアイツが荒ぶり、高ぶり、そして蠢くって事だ。

私の症状は大きく2つ。
涙が出るか鼻水が出るか?
場合によってはその両方がビッシビシに来る事も有るのだけど、傾向としてはどっちがより強く表れる。
日によって、年によって、或いは春か秋かによっても違う。

その時の症状は鼻水。
朝から車の中でずっと鼻をズルズルさせてたくらいに猛烈に鼻がズルッズルしてた。
ティッシュなんかじゃ防ぎきれない大洪水。
鼻の穴にボルト突っ込んでやろうかと思うくらい。
サイボーグ化が一般的と成った未来には、是非とも鼻の穴にはタップを立ててドレンプラグを入れれるようにして欲しいと思う。
それくらい出来るよね、未来なんだから。

鼻水がズルズルするのは大変だ。
幼稚園児くらいならまだしも、イイ歳した大人が鼻垂らしてたらそら大変だ。
とは言えど、それが鼻水だけならまだまだ致命的な問題では無い。
私の花粉症が本気を出したら、ナウシカの巨神兵みたいに溶けてんじゃないか?ってくらいに猛烈に鼻水を分泌しやがるのだけど、だからと致命的な問題では無い。
とてもとても大きな問題では有るけれども、命に係わる程でも無い。

だが、くしゃみは困る。
あれだけは本当に困ってしまう。
普段は見苦しいだけなのだけど、バイクに乗ってる最中、特にコンマ数秒の判断が重要なモトクロスでは、くしゃみは命に係わる程に重大なアクシデントに繋がりかねない。
それは加トちゃんを見て大きく成った世代のアナタなら十分にご存じな事だろう。
くしゃみ一つでどれだけの悲劇に見舞われ、騒動を巻き起こしてきたのか。
加トちゃんで学んだ賢者のアナタなら既にご存じな事だろう。

 

 

まだ春にはちょい遠いかな?
梅の花がちらほらと咲く季節のとあるモトクロスコース。
その日私は、走るべきか止めるべきなのかを結構真剣に考えていた。
ジャンプする瞬間にくしゃみが出たら、きっとクラッシュするだろうなって事を、割と本気に。

でも、モトクロッサーに乗ってる時って、結構真剣に乗ってるからか意外とクシャミって出ないものなんだよ。
不思議な事に、モトクロスコースに行く道中も、コースに到着して雑談してても、バイクの準備してても、四六時中くしゃみは猛烈に出まくるのに、バイクに乗ると不思議とくしゃみって出なくなる。
少なくとも、モトクロッサーに乗っててくしゃみが出た、なんて記憶は殆どない。
街乗りでは幾らでも有るけれど。

人間ってのは不思議な物なんだね。
集中するとくしゃみなんて出なく成る、事も有るものなんだねと。
気合ブリブリに走ってる最中にくしゃみが出たらどうしようか?との直前の悩みは杞憂に終わり、割と何事も無くモトクロスコースを走り終えた私は、集中するとくしゃみなんて出なく成る、事も有るものなんだねと思った。
のだが、それでもアレルギー反応には抗う事は出来ず、華厳の滝のように鼻から汁を垂らしてる現状を勘案するに当たっては、やっぱ人間ってのは結局はどうしようも無い事はどうしようも無いんだね、とも思われた、感じられた、そして鼻垂れた。
ダメだこりゃ。

MOTOR CYCLE

Posted by tommy