自分は出来る子だなんて何時から誤解してた? 前編

2023年2月21日

バイクに乗るのは自分で上手いと思ってるだろうか?
仕事は出来ると思ってるだろうか?
家族をちゃんと守れてると思ってるだろうか?
自分は優れた人間だと思ってるだろうか?
自分は出来る子だと思ってるだろうか?
皆さまの自己評価は??

日本に流れる空気感としては『いやいや、ボクなんて全然ですよ』と言うのが正しい形とされる。
アメリカのリアリティ番組みたいな、ブリブリと必要以上に自己アピールするのはちょっとね、なんて思う人が大多数じゃ無いかと思う。
本心ではどう思ってようとも、一部のケースを除いては大体はそんな感じじゃなかろうかと思う。
プロレスラーか一部の荒れキャラか子役のオーディションなんかのレアなケースを除いて、一般的な学生で有ろうと、相撲取りにせよ、野球選手にせよ、企業のトップにせよ、大体そんな感じ。
謙遜こそが正しい姿勢なんだとの空気感。
ある程度の自己アピールは必要にしても、必要以上のアピールはノーサンキューな空気感。

もっとも、私の今までの人生でも、外国人は何人か知り合って、ちょい前まで外国に暫く居たのだけど、その程度の経験の上では、外国人だって似たような物だとは思うんだけどね。
競走の激しいアメリカ西海岸のIT関連の人たちとアメリカでちょっとの間関わってた事と有るけれど、別にチャンピオンベルトに挑戦表明するプロレスラーみたいに自己アピールの激しい人間なんて居なかったからなぁ。
ヨーロッパでも同様。
自己アピールの激しい人間はウザいってのは人類に取って世界共通の認識なんじゃ無いかと思う。
鳥や獣の世界は別として。

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皆様は、バイクに乗るのは自分で上手いと思ってるだろうか?

ちなみに私は『いやいや、私なんて全然ですよ』とお答えするけれども、それでも昨日や今日に免許取った人よりは走れると思ってるし、実際に走れると思う。
そりゃまぁ、流石にバイク未経験の人よりヘタクソだったら問題有るわ。
今まで何やってんだと。

 

知り合いの一人に、兵庫県の真ん中あたりに有るパチンコ屋だかボーリング場だったかの跡地を買い取った人、人と言うか買い取った会社の社長が居る。
で、その広い土地を買い取ったは良いけど諸事情により直ぐに使う機会が無く成ったので、そこでバイク乗って遊んでた時期がちょっとだけ有った。
別にバイクで遊ぶ為に買い取った訳じゃ無いんだけど。

ドラえもんの世界では空き地で野球だって出来るんだろうけど、現実には堂々と遊べる広場ってのは意外と少ない。
自由きままにバイクが乗れる所なんてのは皆無だ。
だから、ただのアスファルトを敷いただけの土地でも、バイク乗りに取っては天国だった。
難点は、すっごい遠いって事。
もうね、すっごい遠い。
そして、何もない。
見回す限り、何もない。
そりゃこんな所で商売しても潰れるわ。

で、そこでYZ250Fのモタード仕様を持ち込んで遊んでたのだが、ちゃんとしたジムカーナも一回行こうぜと話は盛り上がって、誰かが見つけて勝手に申し込んできたジムカーナの練習会、ってかイベントってか、まぁともかくそんな集まりに顔を出すことと成った。

だが、流石にYZ250Fは良く無さそうなので、WR250Xを借りて行く事に。
幾ら根拠も無い自信に満ちてるとは言っても、R1で行く程に無鉄砲では無い。
やはりここはチマチマしたコースに特化したバイクを持ち込むのが吉だろう。

基本的にチマチマした性格なので、バイクも結構チマチマした乗り方が好きだったりする。
サハラ砂漠とかオーストラリアとかも走ってみたい気もするんだけど、基本的には日本国内のモトクロスコースのようなこじんまりした所が好き。
私のバイクの原点は建築重機駐機場だったので、バイクの原点からチマチマした人間だから、ってのも有るのかもしれない。

あ、ちなみに、別に不法侵入して勝手にバイクを乗ってた訳では無く、私の兄の友人がその建築重機を扱う会社の社長の息子だった事も有って、↑と似たような話だけどこれまた空いてるスペースで遊ばせて貰ってたのだ。
私の中学生の頃の事。
ピーク時にはクレーンやブルドーザーを沢山置いてた広い土地だけど、その頃には多くの重機は整理されて広いスペースが広がってた。
だが、土地は広いがバイクを乗るのは正直すごく狭い。
250ccで本気で飛んだら向かいの家のお茶の間に突っ込んでしまうくらい。
でもそんな狭い所でも、まだ免許を取る前の人間がYZ80やDT50で遊ぶのはとても貴重なスペースだったのだ。
今や昔の話だけども。

そんな訳で、割と狭い所をチマチマ走るのが好きな事も有ってジムカーナなんて楽勝だぜと、口には出さないけれど実はそんな事を思いながら現地に向かってた。
いやぁ、無双してトップに君臨したらどうしよう、なんて思いながら。
ニュルブルクリンクでレコードタイムを出せと言われたら困っちゃうけれど、ジムカーナならそこそこ走れるんじゃないの?
と、そんな事を考えながら現地へと向かってた私は、その数時間後に正直スマンかったと謝る事に成ろうとは、まだ知る由も無かったんだけどね。

いやぁ、凄いね。
クリックリ曲がるの。
皆様凄いわ。

餅は餅屋のように、ジムカーナはやっぱりジム屋には敵わない。
まぁ普通に生きてたらバイクで360度回転する機会なんてそうそう無いからね。
やっぱりその道に特化した人に肩を並べるのはそう簡単な話じゃ無いよねと、当たり前っちゃ当たり前な事を思いながら帰路についた。
いやぁ、大口叩かなくて良かったわ。
だからこれからも、『いやいや、私なんて全然ですよ』とお答えしようと誓ったんだよ。
一生そのスタンスで行く事にしようかと心に誓ったのだ。

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バイクと共に、コンピューターも意外と昔から使ってて、私の父がエンジニアだった事も有って、まだパソコンが一般的に成る随分と前から普通に家に有った。
殆ど触った事は無いけれど、アプリケーションを立ち上げるのに、その度にフロッピーディスクを何枚か入れ替えたりしなきゃ成らない時代のパソコンが。
もう大変ですわ。

流石にフロッピーを差し替えた時代は知らないけれど、それでもまぁまぁそれなりには使って来た。
昔の難解なCADやDTPソフトから、CやC++のプログラミングやら、サーバー触ったり、データベースもぼちぼち触ったり....
と、そこそこパソコンは使って来た。
あくまで一般人レベルとしては。
CIAをハッキングしろと言われても困ってしまうけれど。

 

最近、こんなのをやっていた。
私の確定申告、では無くて.....

 

と言う訳で前置きが凄く長く成ったので突然だけど後編へ続く。

MOTOR CYCLE

Posted by tommy