ポルトガルGP まとめ
色々有ったポルトガルGPをざざっとまとめてみた。
これを見たら解った気に成れるポルトガルGP。
忙しい月曜日でもこれで安心。
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レース結果とランキング
スプリントレース
順位 | 名前 | チーム | メーカー | ポイント |
1 | FrancescoBagnaia | Ducati Lenovo Team | Ducati | 12 |
2 | JorgeMartin | Prima Pramac Racing | Ducati | 9 |
3 | MarcMarquez | Repsol Honda Team | Honda | 7 |
決勝レース
順位 | 名前 | チーム | メーカー | ポイント |
1 | FrancescoBagnaia | Ducati Lenovo Team | Ducati | 25 |
2 | MaverickViñales | Aprilia Racing | Aprilia | 20 |
3 | Marco Bezzecchi |
Mooney VR46 Racing Team | Ducati | 16 |
ポイントランキング
順位 | 名前 | チーム | メーカー | ポイント |
1 | FrancescoBagnaia | Ducati Lenovo Team | Ducati | 37 |
2 | MaverickViñales | Aprilia Racing | Aprilia | 25 |
3 | Marco Bezzecchi |
Mooney VR46 Racing Team | Ducati | 16 |
王者バニャイア、盤石のスタート。
パーフェクトウインで一気に37ポイントゲット。
ゼッケン1の呪いなんて関係ない。
今のバニャイアとドゥカティにとっては。
日本チーム
・土曜日のスプリントレースではマルク・マルケスが3位。
ポールポジションに表彰台と、何だかんだ言ってホンダはバッチリじゃ無いか、なんてのはやっぱ甘いか、甘いね。
・日曜日の決勝レースでは、ヤマハのクアルタラロの8位が日本勢のベストリザルト。
ヤマハはバトルに成ると勝負に成らないので、予選でのフロントローから一気に突き放しての単独走行しか活路は無い。
そう、全ては金曜と土曜日前半で決まる。
飲み込まれたらそれで終わり。
そこから抜け出す力は残念ながら今のヤマハには、今もヤマハには無い。
それでも私はクアルタラロが王者と成ると信じてる。
私の予想は殆ど当たった事が無いので、とても縁起が悪いんだけど。
・日曜のレースはマルク・マルケスがやらかしてリタイヤ。
リンス、ミル、我らが中上君は、それぞれ10位、11位、12位。
ミルはロングラップペナルティが影響したので、普通に走ったら8位くらいだったのかな。
何にしても、史上最強チームから走る元世界王者としては、甚だしくも物足りない。
・復活が期待されるモルビデリは残念ながらの沈没丸に終わる。
ヨーロッパチーム
・アプリリアのビニャーレスが、もう一歩届かず2位。
それにしてもアプリリアはえらく速くなったもんだ。
ヤマハを飛び出して本当に良かった。
全てはお兄ちゃんのお陰。
サンキュー、ニシパ!、サンキュー!!
そのお兄ちゃんは、弟が心配なのかいまいち元気不足。
次は昨年優勝したアルゼンチン。
大いに期待しよう。
・ドゥカティは今季も絶好調だが、特に毎日がハッピーなアレックス・マルケスが驚異の適合力でトップ5圏内に入れる健闘を魅せる。
流石は2タイムスチャンピオン。
奴はマルクの弟じゃない、アレックスは2度の世界王者なんだよ。
しかも毎日がハッピーな今、懸案事項なんて一緒に住んでるお兄ちゃんがインケツな事以外に何も無いのだから。
まだまだ伸びるさ、これからも。
バイクをドツいてたあの頃の、やさぐれアレックスは今や昔の話だ。
それにしてもドゥカティは速いね。
他メーカーのライダーが必死こいてコーナーで頑張って抜いても、直線でスルっと抜かれるんだかイヤんに成っちゃう。
だから、だからこそ、ジャン・アントニオが心配だ。
一人、どうにも行き詰ってる、独自の道を行くジャントン君が。
・KTMは、ジャック・ミラーがプラクティスでは一発タイムを出したものの、決勝ではドゥカティ軍団にはちょい及ばず。
毎度おなじみ、いきなり目覚めるいきなりビンダーは、今回も決勝でいきなり目を覚ますものの、一歩届かず6位。
毎日が楽しくて仕方ないアレックスのモチベーションと、ザルコの上手さにしてやられたか。
ドゥカティはやっぱ速かったものね。
KTMも決して遅くは無いけれど、直線でのあの差は如何ともしがたい。
出来ればもうちょい早く目を覚ましたい所だ。
アクシデント
・プラクティスでハードクラッシュを起こしたガスガスのポル・エスパルガロは、顎と脊柱の骨折、肺挫傷により欠場。
アメリカまで欠場して第4戦のへレスで復帰予定。
・スプリントレースでルカに巻き込まれる形で転倒したバスティアニーニは、右肩の骨折で決勝レースは欠場。
次戦のアルゼンチンも欠場で、復帰はアメリカを予定。
・決勝レースでやらかしたマルク・マルケスは、右手親指を骨折。
流石に骨折は影響が大きいので次戦は未定。
アルゼンチンは今週末だしね。
アクシデントの原因は、ただでさえ無茶な走りする人が無茶な走りをしないと勝負に成らないバイクに乗ってるのが原因。
ドゥカティみたいに、リスクの有る場面では一歩引いても安全に勝てるバイクならともかく。
他のホンダライダーみたいに、順位はそこそこでも過度なリスクを取り過ぎない走りをするならともかく。
ただでさえ無茶な走りする人が、さらに無茶な走りをしないと勝負に成らないバイクに乗ってるのだから、アクシデントが起こるのは必然だ。
ホンダがリスクを取り過ぎなくてもドゥカティと戦えるように奇跡の大幅にアップデートするか、マルクは10位くらいでええよと諦めるか。
これ以上のアクシデントを防ぎたいならその2つしか選択肢は無い。
・やらかされた地元の英雄オリベイラは、打撲を負ったものの幸いにも無事。
それにしても、地元レースで良い所を走ってたのに残念。
Moto2クラス
・僕らのあいちゃんはトレーニングの怪我により欠場。
・突然ポールポジションを取って周囲を驚かせた突然フィリップは4位と表彰台には一歩届かず。
次に期待だ。
・優勝はペドロ・アコスタ。
今季の優勝候補筆頭、そしてマルク~クアルタラロの後継と成る超新星候補。
アコスタの実力は伊達じゃ無い。
次戦
・次は南米アルゼンチン。
ポル、バスティアニーニは欠場が確定。
マルク・マルケスは一応は未定。
・バスティアニーニの代役としては、ドゥカティは働き者のピッロさんが既定路線。
働き者のピッロさんに任せておけば大丈夫だ。
・マルケスが走るなら、ダブルロングラップのペナルティ。
ペナルティは日曜日のレースだけなので、土曜日のショートレースには適用外。
なお、ペナルティの持ち越しは無いので、次戦を欠場したらそれで消滅。
アメリカに持ち越される事は無い。
・マルケスが欠場するならブラドルが代役。
多分今年でGPを走るのも終わりだろうから、ニューフレームテストと共に思い出を作りたい。
・ポルのガスガスは、アウガスト・フェルナンデスの一人体勢。
でも、もしも代役を出すとなるとKTMのテストライダーが走る事に成るか。
カリオか、フォルガーか、まさかの侍が再びか?
なんて思った人も居るかも知れないが、今の所は代役を出さない事は発表してるのでスマンかったな。
以上、お次は早くも今週3月30日~のアルゼンチンGP。
どうぞお楽しみにって事で。