2017年 SBKチーム体制
[adsense]
SBK=ワールドスーパーバイクの2017年度のチーム体制も上位陣は概ね決まった模様。
MotoGPでも同じ事だが、このSBKでも起こったのが新規加入ライダーが増える事による椅子の奪い合い。
誰かが入れば誰かが出て行く、そんなロケットペンシル現象がこのSBKでも見られた、生々しい光景。
さて、その憂き目に遭った人は果たして....
カワサキ
ジョナサン・レイ(残留)
トム・サイクス(残留)
ドゥカティ
チャズ・デイビス(残留)
マルコ・メランドリ(新規加入)
ホンダ
ステファン・ブラドル(MotoGP移籍組)
ニッキー・ヘイデン(残留)
ヤマハ
アレックス・ロウス(残留)
マイケル・ファン・デルマーク(→ホンダ)
ミルウォーキー・アプリリア
ユージーン・ラバティ(MotoGP移籍組)
ロレンソ・サルバトーレ(IodaRacing→)
MotoGPから移籍したブラドルのホンダ入りは早々と発表されてたが、それに追い出される格好となったファン・デル・マークはヤマハ入りの運びと。
8耐でも、そしてスミス氏の代役としてMotoGP参戦にと何かと忙しいアレックス・ロウスは順当にヤマハ残留。
これで、移動の無かったカワサキ、ドゥカティ、ヤマハ、ホンダに加え、事実上ファクトリー体勢と成るアプリリアの上位陣は決定。
と言う訳で、残念ながらシートを失ってしまったライダーは、ドゥカティのダヴィデ・ジュリアーノ、そしてヤマハのシルバン・ギュントーリの2人。
この2人のファクトリーライダーの行方が未だ霧の中。
ジュリアーノは、9開催x2レース=18レース中、3位が2回、2位が3回と今期は中々の好成績。
現在ランキング4位と好位置に着ける有力ライダーだ。
未だ優勝した事は無いけれど。
そしてシルバン・ギュントーリは、今年は苦戦が続くがアプリリアに乗っていた2014年のSBK王者でも有る。
GP250からMotoGPからBSBからあっちこっちで走って、SBKでもチームを点々と渡り歩いてやっとこさタイトルを取った苦労人。
そして、折角タイトル取ったのに、アプリリアがファクトリーから撤退した為、またホンダにヤマハにと流浪してる苦労人。
るろうにギュン心。
多分さっぱり覚えて無いだろうけど、その昔玉やんとテック3で走ってたのだよ。
バロスとかロバーツ(息子)とかカルロスチェカとか中野王子なんかと一緒の時代に。
有る意味歴史上の人物な様相。
マルク・マルケスはまだGP125デビュー前。
ロッシのサイン貰って無邪気な笑顔浮かべてた頃の話。
遠い昔の話だ。
正直、サッパリ覚えて無い。
ちなみに、その当時のMotoGPで今も走ってるのはロッシさんとペドロさんだけ。
残ったのは二人だけ。
あの頃は思ってたもんだ。
きっと多くの人も思ってただろう。
今後、ペドロサが何回MotoGPクラスのタイトルを取るんだろうって。
何回世界王者に成るんだろうって....。
そんな2人の有力ライダーが、噂はちらほら有れど未だに確定には至らない現状。
ジュリアーノはMoto2へ移籍するとか、或いはカワサキ系プライベートチームへ移籍とか…。
そんな噂はちらほら有れど、未だコレって確定ニュースが無いのが現状。
SBKのファクトリーチームからMoto2ですか?
昔はSBKからはMotoGPのファクトリー、もしくは有力サテライトが王道ルートだったのだけど、先人がことごとく失敗に終わったので今後はMoto2が王道ルートに成る、のかも知れない。
もうすでに、SBKでタイトルを取っても、その先にMotoGPファクトリーへ続く一本道は存在しないのだから。
誰のせいなんて言わない、言わせやしない。
中々に迫力有るルックスにMoto3上がりの小僧ライダーはちょっとビビってしまうかも知れないが、笑顔は可愛いので大丈夫だ。
大丈夫、横のおじさんほど怖くないから大丈夫だ。
全然怖くない。
来期は軒並み上位陣が居なくなるMoto2クラスにジュリアーノが本当に入ったらちょっと楽しみでは有るけれど、我らが中上君の敵が増える点についてはちょっと複雑な気分では有る。
ただ、エスパル兄ちゃんと同じ年と、既にキャリアアップには微妙な年齢を迎えてるので、今更ハタチやそこらの若者に混じってMoto2デビューってのも、それはそれで心が折れやしないかとちょっと心配だったりもする。
そんな訳で、今後もジュリアーノの動向を追いかけてみようと思う。
特に興味無いなんてつれ無い事言わないで。
ほら、全然怖くないっすよ。
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません