ホンダの戦いはまだこれからだ

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MotoGPしか見てない人に取っては、ホンダはレース界でのトップコンストラクターだ!と思うだろうが、正直昨今のホンダはレース界では非常に苦戦してると言わざるを得ない。
MotoGPを除いて。
と言うか、Moto3クラスとマルク・マルケスを除いて、と言う方がより正しいかも知れないけれど。

 

次はお前の番だ、ペドロ!

と、次の王者と目されてたペドロっさんは、長年に渡って安定した好成績は続くも、今もってその出番は、最終的にてっぺんに立つ出番は回ってこない。
他に目を向けると、クラッチローはヤマハのルーキーにコテンパンにされてるし、MarkVDSの2名は....

正直、ホンダがMotoGPで強いと言うよりも、マルケスが強いと言ってもそう間違いでは無いホンダ。
だがMotoGP以外に目を向けると、そこにはさらに惨憺たる光景が広がってる。
目を覆いたく成るような光景が。

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8耐はご存知のとおり今年もヤマハ。

FIM世界耐久選手権も最終戦のスズカで、カルロス・チェカの弟が駆るヤマハが逆転王者に。

JSBはハルクプロが善戦してるが、ヨシムラとカワサキとの熾烈な戦いがまだこれから。
だがJSBは十分タイトルを狙える可能性は十分に有るので、ホンダフアンからすれば8耐の雪辱を晴らして欲しい所だろう。

BSBは、ドゥカティのバイルとカワサキのレオン・ハスラム。
ホンダは正直スマンかった状態。

 

四輪に目を向けると

F1は8月に成った今頃に「少なくとも開幕時にいるべきだったレベルには到達した」とか言ってる始末。
それでもちょっとずつ改善はしてるみたいな。
ちょっとずつね。
何時フェラーリに追いつくかは知らないけど。

SUPER GTはやたらレクサス。

唯一、INDYでは佐藤琢磨がINDY500で歴史的な優勝を遂げたが、シリーズランキングでは上位はシボレーが1位、2位。
だがポイント差は拮抗してるので、ここもホンダがタイトルを狙える可能性はある。
ちなみに、エントリー35台中ホンダが21台と本気の大攻勢を掛けてるシリーズなんだよ。
もうちょい頑張って欲しい。

 

主要レースではざっとこんな感じだろうか。
NASCARもWRCもホンダは出てないので、概ねこんな感じ。
ホンダに取って、Moto3とマルケス以外に目を向けたら、中々にディストピアな世界が広がっている。
もはや焼け野原。
ホンダフアンの方は、見て見ぬ振りしたくなる気持ちも良く分かる。

 

そしてもう一つ、忘れちゃいけないのがコレ

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SBK=ワールドスーパーバイク

 

今回より、ニッキー・ヘイデンに代わって出走するのが、昨年のドゥカティファクトリーライダー=ダヴィデ・ジュリアーノ。
バイクレース界において、ビアッジの次に怖い顔してると評判のライダー。
ちなみにビアッジの友達だ。
怖い顔の人は怖い顔の人と引き合うと、なんかそんなような感じの事をJOJOで言ってた。

悪くない成績だったのにドゥカティを放出され、そしてBSBをちょろっと走ったけどいまいち肌が合わなかったのか浪人してたジュリアーノ。
そのジュリアーノが遂にSBKへと帰ってくるのだ。
カワサキとドゥカティにコテンパンにやられ、ヤマハにも勝てないホンダを救う為に。
がんばれジュリアーノ!

 

で、そのホンダの期待を一身に背負うジュリアーノ。
復帰早々大爆発!
とは行かず、23台中18位と、ちょいほろ苦いSuperpole 1落ち。
予選でどこまで上げれるか。

でも、まだフリープラクティス2が終わった段階。
BSBではいまいち馴染めず、そしてしばしの浪人を続けてやっと復帰した一戦目。
それもこれから予選を経て決勝を戦う、なんてレースは序の口の段階。
ジュリアーノの戦いはまだこれから。

まだまだだよ。
まだまだこれからだよ。

ジュアーノの、ホンダの、そして俺たちの戦いはこれからだッ!

(完)

 

MOTOR CYCLE

Posted by tommy