師匠との思い出と二刀流の深い訳

個人的な話だけど、ちょっと本と言うか記事と言うか、ともかくなんかちょっと文章を書く事に成った。
過去には、ちょっとしたマニアックな本や雑誌に文章を寄せていた事も有ったのだけど、今回は今までとは少なからず毛色の違う文章。
正直、今まで殆ど経験の無い内容なので、どうしたもんかとちょっと考えてる所。
別に童貞が異世界に転生してウッフキャッキャするような話では無いのだけど、どうしたもんかなぁ.....って。

 

書きやすい話を書く。
書きたい話を書く。

それがベストで有り王道で有ろうとは思うのだけど、金銭が絡むとそうも言ってられない。
時には
いかがでしたか?
なんて事も書かねば成らない事も有るかも知れない。

書きやすい話だけを書く。
書きたい話だけを書く。
ただそれだけで終わっちゃ、やっぱダメなんだろうな、とは思う。

 

と言う訳で、何時もストイックなまでにバイクの話しか書かないこのブログだが、今回は大きく毛色を変えて、このブログでは今まで一切扱わなかったような話を書いてみる。
古くはTripodに源流を持つ、やたらめったら長いことやってる二輪噺史上最初、そして恐らく最後に成るだろう試み。

 

話題の問題作
ジビエート 第6話 あらすじ

 

この日のハメ撮り前インタビュー担当はまさかの鳩波親分。
刑務所入ってたけど何だかんで脱獄したんだと語る。
この後、プレステージの男優にヒーヒー言わされると思えば胸が高鳴るオープニング。

 

シーンは前回エンディングに戻る。
何も無い所で転んだキャスリーン殿。
そこへでっかいオケラみたいなのが襲い掛かり絶体絶命の大ピンチ。
毒針のトゲがシャキーンと伸びて、もうブっ刺される2秒前。
キャスリーン殿大ピンチ!

ここでまさかの特に脈略も無い回想シーン。

特に脈略も無かったので回想はさらりと終わり、でっかいオケラみたいなのがキャスリーン殿に覆いかぶさる。
まさに絶体絶命。
ブっ刺される1秒前。
キャスリーン殿大ピンチ!
回想シーンなんてやってる場合じゃ無い。

キャスリーン殿を助けるべく駆け寄るランサー。
だがでっかいオケラみたいなのに行く手を阻まれる。

キャスリーン!
むなしく叫ぶ童貞(凶)と、なんか疲れてる千水殿。
だが二人も敵に阻まれ助けに行くのは困難だ。
キャスリーン殿ますます大ピンチ!

 

千水殿は、何時ものようにウォーっと言いながら最低限の動きと最小限のセル画枚数で敵を倒して行くが、キャスリーン殿救出は絶望的。
だってもう既に覆いかぶさられてたもの。

だが、幸運にもなんか何時までもグズグズしてるでっかいオケラのお陰で、随分と時間は経ったのに今だ無事なキャスリーン殿。
良かった。

そこへ現れる影。
ショットガン片手に、ゆっくり歩いて来る一人の女性。

『さぁ、掃除の時間だよ』

なんか古臭い台詞で初登場シーンを格好良くキメる。
早く助けてやってくれと私は思う。

ショットガンは何処にやったのか、トゲの付いたトンファーでブっ刺し、一撃ででっかいオケラみたいなのを倒す。

九死に一生を得たキャスリーン殿は、安堵したのかまさかの回想の続きへと突入する。
回想は空港でのパパと別れのシーン。
殆ど動かない回想シーンで戦場カメラマンのパパは流れ弾に当たって死んだと説明される。
多分、特に伏線でも無く、大した脈略も無いと思う。

 

メインヒロインが特に脈略の無い回想を繰り広げる傍ら、千水殿、童貞(凶)、ランサー、新キャラの4人は、まだうじゃうじゃ居る敵を片っ端から片付ける。
必要最小限の動きで、ウォーウォー言いながらやっつける。

なお、先週やってた片目を瞑るアクションには特に触れられる事は無かった。
多分、暗闇に目を慣らすとか、そんな事を意味してたんだろうけど、特に言及される事も、それが生かされる事も無かった。
単に目がゴロゴロしてただけかもしれない。

圧倒的な強さの千水殿、童貞(凶)、ランサー。
戦いの最中、千水殿の腕から血がピュっと噴出したが、多分大した脈略は無いと思う。

ランサーは頑なに針金で戦う。
もうちょっとマシな武器も有りそうだけど、強いので文句はいうまい。
多分気に入ってんだろうと思う。
もうちょっとマシな武器も有りそうなんだけど。

童貞(凶)は金棒でブン殴る。
折角未来に転生したのになんでまだ童貞やねんと、転生したら童貞でもモテモテに成るのと違うのかと八つ当たりするようにジビエハーレムを蹂躙する。
額に凶なんて彫ったら、そりゃ童貞も仕方無いわと思うけど。

なんかあいつらめっちゃ凄いなと、特に何もせずに感心するシャァの人、そしてそれを影から見ながらあいつら凄いねと楽しそうに語り合う鳩波親分と悪の軍団。
この軍団は楽しそうだ。

 

 

万事休すトンネルでの苛烈な戦いの後は突然の温泉シーン。
特にサービスショットは無い。

露天風呂で、新キャラは回想を交えながら語る。
チャイナ服にエプロン姿と言うマニアックな格好の新キャラのお母さんはぎこちない喋りだが、それに意味が有るのか単に大黒摩季だっただけなのかは解らない。
多分後者。

自分は元警察官だと語る新キャラ。
お父さんがヤーさんで、お母さんはチャイナエプロン。
中々にスパルタンな家族を持つ警察官だ。

新キャラは、お父さんは極道者で刑務所に入ってたけど今は知らんわと語る。
それって、お父さんは鳩波親分だろうと、事前情報を何も知らない人でも解るシンプルな展開。
そんな温泉シーン。
特にサービスショットは無い。

特にサービスショットは無いものの、童貞(凶)とランサーの温泉トークを経て、千水殿の回想シーンが突然始まる。
テーマは、師匠との思い出と二刀流の深い訳。

ラストサムライっぽい師匠の名前はハルバード。
通常、ハルバードと言えば斧と槍が合体した武器を指すが、それが師匠の名前なんだから仕方無い。
以前より言及されてたように、千水殿のロングソードは、病いにより床に伏せた師匠より譲り受けたモノ。
それがこの回想シーンでダラっと説明される。

そしてもう一本の愛刀、こちらは日本刀のなんちゃら丸。
戦場で良い働きしたからと、お前にやるわと殿様がくれた刀。
元はお殿様へと何処かの誰かが送った献上品。
親の形見だとか、歴史が有るとか、因縁が有るとか、そのような深い話は特に無い。
でもなんか凄い名刀らしい。
相変わらず必要最少限の動きで、ウォーウォー言いながら敵をやっつけた甲斐が有ったもんだ。

その時に貰った刀がもう一本の愛刀のなんちゃら丸。
ありがとう、これからは二刀流で頑張るわとその場でチャチャっと決める。
その日より、千水殿は二刀流剣士として生きていくのだった。

回想~師匠との思い出と二刀流の深い訳~終わり。

私がこの時代に来たのは何か理由有るんだろうねと、思い出の中の師匠に語りかえる千水殿。
そりゃきっと何か理由は有るんだろうけど、もしかしたら全く無い可能性も捨てきれないのがジビエートの恐ろしい所だ。
何も理由が無かったらどうしよう。

 

再出発するキャンピングカー。
それを追うワーゲンタイプ2。
鳩波親分と悪の手下、なんちゃらってチームの乗る車。
相変わらず、ちょっとスリリングな空冷ワーゲンで旅をする悪の軍団。
この非常時、誰かーと叫んでも助けに来てくれないので、もうちょい別の選択肢は無かったものかと思う。
おしゃれだけどね。
西海岸っぽくて。

 

シャアの人の運転するキャンピングカーを追い抜いていくチーム西海岸。
サーフィンUASを掛けながら追い抜いていくタイプ2。
助手席に座る鳩波親分を見た新キャラの人は視聴者の誰一人として驚かない台詞発し、今回のお話の幕を閉じる。

『はっ!父さん!』

 

ジビエート 第6話 終わり。

 

全12話中、これで半分を消化したジビエートさん。
残り6話でどうにか成るのか?
もはやどうにも成らないのか?
第7話をお見逃し無く!

本編をご覧に成りたい方はAbema TV等でどうぞ。

 

小噺

Posted by tommy