そこには何が詰まってる？
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世の中には聞くべきで無い事は多々有る。
通院してる人に対して何処が悪いのかと根掘り葉掘り聞いたり。
フェラーリ乗ってる人に幾ら稼いでるのか聞いたり。
生え際が不自然な人に対してそのソレはやっぱアレかと聞いたり。
世の中には聞くべきで無い事は多々有る。
例えば女の子の持っている秘密のポーチの中身にしてもまた然り。
おじさんの中には女子社員がお持ちの秘密のポーチに何が入ってんだろうかと、そんなちょっとキモい事を考える人も居るかも知れないが、そう言うのは余り聞か無い方が良いと思う。
大体は当たり障り無いモノしか入ってないけれど、時にまぁまぁデリケートなブツも入ってるので注意が必要だ。
下手したら懲罰委員会だなんて名前からして恐ろしい所で吊るし上げられる恐れも。
この物騒な世の中においては、まぁ要らん事は発せずに沈黙しておくに越した事は無いかと思う。
ちなみに私はそんなキモい事は特に聞かれた覚えは無い。
そして、何が入ってるかを発表するつもりも無い。
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BMW R60/5
タワー型PCみたいなクランクケースの左右にシリンダーが生えたイカした水平対抗エンジン。
年式によって異なる部分は有るけれど、この時代のBMWのモーターサイクル用水平対抗2気筒エンジンは、車のエンジンと概ね同じように、エンジンの中心から後方へ伸びたドライブシャフト～単板クラッチを介してトランスミッションへと繋がる。
BMWのエンジンを航空機に使う人が多いのは、大体真ん中からアウトプットするこの構造の為。
そこのプロペラ繋いだら済むので流用は比較的簡単。
比較的ね。
幾らパワーが有るからとハヤブサのエンジンを飛行機に積むのは大変だから。
http://aviationbuzzword.com/the-hayabusa-powered-bugatti-100p-replica-is-ready-to-take-flight/
と思ったら居るんだね。
しかもハヤブサのエンジンを2機積んだ飛行機が。
世界は広いね。
でも、やっぱり小型航空機に積むバイク用エンジンと言えばBMWが一般的みたい。
そもそも飛行機のエンジン載せ替えの何処の辺りが一般的かどうかはともかく。
使ってるエンジンの年式は違うけれどロン・ハスラムの飛行機もまぁ大体同じ。
GS1200はミッション一体型だけど。
そしてタワーPCの上の方には実はエアクリーナーとスターターモーターが収まる。
これも年式によって色々有るみたいだけど、初めて知った時はちょっと驚いた。
水平対抗なのになんでこんなに頭がデカいんだろうと思ったら、頭にそんなの詰まってるんだねと。
まぁともかく不思議な事を考えたもんだ。
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今年も北海道へと旅立った人が居る。
私は行かないけれど、周囲では今年も何人かが北海道に行く準備を整えている。
その第一陣として、まだ6月だってのに出発した人が一人。
結構イイ年した人が、6月から9月まで北海道ツーリングなんて、かなりのレベルで色んなモノを捨て去ってると言えそうな雰囲気だ。
もはや旅と言うより逃避。
現実からの逃避と言って差し支え無いレベル。
私はその人のママじゃないのでとやかく言う義理無いんだけど。
ホタテ送って貰うし。
前にも書いた気がするけれど、ツーリングって不思議なもので、数をこなせばこなす程に荷物って増えて行く場合がある。
人によるけれど。
そして荷物が増えると共に排気量は下がる。
これも人によるんだろうけど。
引越しするんですか？的な大荷物を積まれた14馬力の125ccは、テケテケとか弱い音を鳴らしながら舞鶴・敦賀方面へと走り去っていった。
ZZR1400と言う、北海道ツーリング以外何に使うんだ？ってバイクは置き去りにわざわざ125ccのトレールバイクで走り去った。
東南アジアの行商人のごとく、小さなバイクに荷物満載して。
一体、あの大きな箱の中には何が詰まってんだろうか？
やっぱ頭空っぽな分だけ大きな夢が詰まってるんだろうか？
と思いながらそれを見送る私。
私はその人のママじゃないのでとやかく言う義理無いんだけど。
とうもろこし送って貰うし。