朝飯前

 

色を塗り替えたい!
ヘルメットの色を塗り替えたい!

と、何やら唐突にそんな話が私の周囲で盛り上がっている。
まぁ自由にして貰えりゃ結構なんだけども。

ちなみに塗るカラーは可愛い系の軽自動車に有りがちなクリームっぽいカラー。
その昔にカラーピーマンみたいな色のヘルメット被ってた人なので、今度はモノホンの緑ピーマン色に塗るのかと思ったら意外な程にお洒落なカラー選択。
もはやピーマン野郎とは言わせない。
緑黄色野菜とは言わせない。
ベータカロテン呼ばわりなんかさせない。

 

21-01

ここで何度か書いているロックペイントの2液型ウレタン塗料=パナロックのカラーは、基本的に一般原色が40色、メタリックカラー原色(マルス2K)が45色。
私が塗る場合、細かいこだわりには目を瞑って原色をそのまんま塗るのだけど、こだわりの有る人なら微妙な色を作る必要が有るので、この原色とメタリックの組み合わせでカラーを作る。
自分で自動車のペイント補修をする場合も勿論。
私はそんな無茶はしないけれども。

で、そのミキシングはどうすりゃイイの?ってのはちゃんとデータは用意されてるからご安心を。

こちらがロックペイントのカラーミキシングデータ。

例えばこの車

ラディアス札幌 新車から5年が経過したソリッドブラックカラーの仕上がり!

レクサスISのソリッドブラック。
レクサスにはガラスフレークの入ったグラファイトブラックも有るけれど、こちらは単なるブラック。
要するに真っ黒け。
カラーコードは212。

カラーコード212で検索してみたら

原色No. 原色名 配合量
% g
088L 0250 ゼットブラック 91.88 918.8
088L 0030 チンチングブラック 6.13 61.3
088L 0073 ライムグリーン 1.62 16.2
088L 0204 ホワイト 0.37 3.7
100.00 1000.0

こんなん出ました。
単なる真っ黒と思ったら色々と混じってる。
ライムグリーンまで混じってるんだね。

このデータの通りに塗料を混ぜたら基本的に同じ色に成る。

↑は2コートと呼ばれ、ベースカラーを塗ってその上にクリアコートした仕上げ。
さらに212には3コートバージョンも存在している。

ベースコート

原色No. 原色名 配合量
% g
088L M064 トランスエロー 68.57 685.7
088L 0234 ブラック 20.00 200.0
088L M070 フェリックレッド 11.43 114.3
100.00 1000.0

カラーコート

原色No. 原色名 配合量
% g
088L 0150 オートクリヤー 95.00 950.0
088L 0250 ゼットブラック 5.00 50.0
100.00 1000.0

こんな具合。

下段のカラーコートとは、クリアに色をちょっと混ぜたコートの事。
黒の上にクリヤーブラックを塗って、さらにその上にクリヤーを塗る手の込んだ塗装をしてる。

オートクリヤーってのは塗料を混ぜる為に使うクリヤー。
このようなカラーコートや、擬似キャンディカラーを作る場合に使うクリヤー。
上塗りに使うクリヤーには塗料は混合出来ないのでこのオートクリヤーを使う。
なお、このオートクリヤーは塗膜強度はトップコート用クリヤー程に高く無いので、トップコートには専用のクリヤーを使う。
まぁ要するに、何だかんだ一杯要るって事だね。

ただ、レクサスだからどうこうって話では無く、ダイハツの軽トラ(白)も、実はこんな感じに少しだけ他のカラーが混じってたりする。

原色No. 原色名 配合量
% g
088L 0204 ホワイト 98.40 984.0
088L 0233 オーカー 0.90 9.0
088L 0030 チンチングブラック 0.60 6.0
088L T080 ロイヤルブルー1/10 0.10 1.0
100.00 1000.0

ハイゼットの板金修理する際、パナロックで再塗装するならこんな混合比で塗料を作る。
軽トラの修理でわざわざこんな事するのかどうかは知らないけれど。

残念ながらバイクのカラーコードは公表されて無いのでZRXのグリーンやCB1300SFのシルバーを厳密に出すのは中々難しいのだけど車の場合はカラーデータの基本が公開されてるので、新車の色に合わせる事は可能と成る。
少なくともデーター上では。
退色に加え、新車の塗装にも誤差はありえるので完璧とは必ずしも言えないのだけど。

でも、データが公開されてるってのは素晴らしい。
お陰で、データ通りに混ぜたら誰でも簡単に調色出来るのだから。
そりゃもう朝飯前だね。
調色だけに。

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