SBKテルエルラウンドーレース1

テルエルとはモーターランド・アラゴンが有る地名の事。
アラゴン2連戦、そのラウンド2はこの名を着けられた。
来月行われるMotoGPでも、アラゴン2連戦はアラゴンGPトテルエルGPの名が着けられるのと同じ。

 

こちらは先週、アラゴンラウンドを終えた段階でのチャンピオンシップスタンディング。

CHAMPIONSHIP STANDINGS

1 JONATHAN REA KAWASAKI 189
2 SCOTT REDDING DUCATI 179
3 TOPRAK RAZGATLIOGLU YAMAHA 124
4 CHAZ DAVIES DUCATI 120
5 MICHAEL VAN DER MARK YAMAHA 110

 

ポイントスタンディングは、ジョナサン・レイとスコット・レディングの一騎打ち。
今回のレースもその図式か?
と思いきや.....

2020 TERUEL WORLDSBK, MOTORLAND ARAGON – RACE RESULTS (1)
POS DRIVER NAT TEAM MODEL TIME
1 Michael Ruben Rinaldi ITA Team GOELEVEN Ducati Panigale V4 R 18 Laps
2 Jonathan Rea GBR Kawasaki Racing Team Kawasaki ZX-10RR +5.888
3 Chaz Davies GBR Aruba.it Racing Ducati Ducati Panigale V4 R +10.035
4 Michael van der Mark NED Pata Yamaha WorldSBK Yamaha YZF-R1 +15.965
5 Toprak Razgatlioglu TUR Pata Yamaha WorldSBK Yamaha YZF-R1 +19.357
6 Alex Lowes GBR Kawasaki Racing Team Kawasaki ZX-10RR +24.138
7 Leon Haslam GBR Team HRC Honda CBR1000RR-R +24.275
8 Eugene Laverty IRL BMW Motorrad WorldSBK BMW S1000RR +24.749
9 Federico Caricasulo ITA GRT Junior WorldSBK Yamaha YZF-R1 +25.437
10 Tom Sykes GBR BMW Motorrad WorldSBK BMW S1000RR +26.796

 

序盤トップに立ったのは、今回は初日から好調のリナルディ。
ファステストを出しながら、トップを快走する。

レースはリナルディを先頭にレイが続き、レディングとバウティスタが3位争いする展開。
だがここでまさかのクラッシュ。
てっきりバウティスタかと思ったらまさかのデイビス。
スっ転んでレディングはジ・エンド。

 

一位はリナルディ。
2018年のSBK参戦以来、初のポディウムにして初優勝。
1周目からの独走優勝。

レディングが消えたので、レイは安全第一モード。
無理して5ポイント増やすより、確実に20ポイントだけを取っていく堅実な作戦。
まったりと、何事も無く走って2位。
これにより、6回目のタイトルが大きく近づいた。

 

3位には再びホンダのバウティスタが入るかと思われたが、じわじわと追い上げて来て気付いたらそこに居たディビスにパスされる。
必死に追いかけるものの、破壊神様は辛抱出来なかったからフロントからのスリップダウンでデモリッション!(破壊)
レディングと仲良くリタイヤ。

 

気付いたらそこにデイビスは、こっそりと3位獲得。
頑張って追いかけたものの、時は既にスマンかった。
流石にレイにはちょっと届かない。

最初から頑張ってればもうちょっとなぁ.....
なんて事は皆様重々解ってるけどどうにも成らないんだろうね。
どうにか成れば苦労しないさ。

 

これにより、10ポイント差から一気に30ポイント差に開いたチャンピオンシップスタンディング。
だが、SBKは1つのラウンドで62ポイントも獲得出来るのでまだまだ解らない。

と言う訳で、次のスーパーポールレースへと続く。

 

MOTOR CYCLE

Posted by tommy