混みあう電車の座席もラジアルタイヤも、ちょっと詰めたら意外と入るもんだ

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タイヤ交換の作法って色々と有るかと思う。

最も正しい作法は、ショップに行って交換してダイナミックバランスを取る。
きっとそれに勝るモノは無いのだと思う。
コーヒー飲んでる間にタイヤは新品に成るものね。

ただ、手間を費やしても小銭は費やしたく無いんだ!って人は確実に存在する。
手間も金も使いたくない!ってのは一部の特別な人ならそれが可能かも知れないが、通常はそう上手い事話は運ばない。
お尻をクネクネさせながら鼻声で甘えてたら誰かが何でもやってくれる人ならそれで結構なのだが、そうでは無い方は手間か金かのどちらかは費やさなければ成らない。
残念ながら世の中ってのはそんなもんだ。

 

と言う訳で、タイヤレバーでタイヤ交換しようって話。
幾らかケチりたいならその分手間は使いましょうって事で。

タイヤはネットで購入。
やっぱ安い....かどうかは一概には言えないけれど、少なくとも私の買ってる所では一般的なバイク用品店よりはかなり安い。
送料や廃タイヤの処理費用も含めても。

ちなみに廃タイヤはR35でお世話に成ったショップで処理して貰ってる。
そこらに捨てちゃ逮捕されるので、自分でタイヤ交換する人はタイヤの処理までちゃんと考えておこう。
どう処理するのがベストなのかは.....まぁ自分でお考えを。

 

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ビードダウンキーパー。
存在は知ってるけれど実は未だ使った事は無い。

これは、タイヤの着脱時にビードが上がらないように抑えておく道具。
つまり、ホイールの真ん中の一段窪んだ部分にタイヤのビードを落とした状態を維持させる道具。
使った事は無いけれど、見た感じ便利なような気がする。
ただ、便利に使おうと思ったらやっぱり最低4つくらい必要だと思う。
使った事無いけど。

ストレートで買えば4つで約2500円。
安いっちゃ安い。
自信の無い方は持ってても損は無いかも知れない。
私は.....
普段はセローのタイヤしか交換しないので使う機会は無いと思うけれど。
セローのタイヤなら踏んだら終いなのでこんなの要らないし。

で、そもそもタイヤのビードを落とした状態を維持させたいって何やねん?ってのは、タイヤ交換した事の有る方なら言わずもながって奴だろう。
ホイール真ん中の一段低い所にタイヤのビードを落としたら反対側のスペースがちょっとだけ稼げるので、タイヤが入れやすく、と言うかタイヤを入れる事が出来るって訳だ。
最後に入れる部分の反対側のビードが上がっていたらきっとタイヤは入らない。
ホイールもタイヤもどうなろうと知った事では無いわ!って人なら、長いタイヤレバーで力任せにコジってやればどうにか入るかも知れないけど、あまりお勧めしないので、反対側を詰めてキッチリとスペース作ってやるのが良いと思う。

 

ちょっと詰めてやれば空きスペースは生まれる。
そこそこ混み合う電車のベンチシートも然り。
199X年におけるあの核シェルターも然り。
反対側をちょっとだけ詰めてやればスペースは生まれる。
一人くらい座れるスペースが。
トキ一人くらい入れるスペースが。
そしてラジアルタイヤもちゃんと入るスペースが生まれるのだ。
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これは廃タイヤのビード部分を適当な長さにカットしたモノ。
やってる事はビードダウンキーパーと同じ。
ビードを落としたらホイールとタイヤの間にこいつを挟んで、ビードが上がってこないように塞き止めておくって作戦。
裏表2枚ずつ用意しておけば便利に使える。

 

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最近、ラジアルタイヤを交換する際に使ってるのはコレ。
鞄のベルトなんかに使うPPテープ。
これで縛ってビードを落とした部分を保持しておくって訳。
これが有ればとてもタイヤが組みやすい。

PPテープは手芸店やホームセンターでも手に入る。
1本しか写ってないけれど、ちょい離れた部分でもう1本使って留めている。
タイダウンは金具がちょっと大袈裟なので、簡単なテープコキで締めるだけの方がきっと使い易いと思う。

 

セローのタイヤなら踏めば済む。
ラジアルタイヤでもミドルクラスならばまだどうにか成るが、ビッグバイク用のスピードレンジがZRって書いてるタイヤは堅くて強くて大変だ。
タイヤウォーマーで温めたら若干扱いやすくは成るものの、手が2本しか無い一般的な地球人はビードを落としてそれが上がってこないようベルト2本で縛っておくのが簡単だろう。
ビードダウンキーパーを使った場合も、このベルトで縛っておけば使い勝手はグっと上がるだろうと思う。
使った事無いけど。

 

上記したように、タイヤ交換のキモは、最後にハメる部分の反対側のビードを如何に落としておくか?
それに尽きると言って過言で無い。
サイズが合ってれば、これであまり力を使わなくてもすんなりとタイヤは組める筈。
余程無理矢理なサイズで無い限りは。

 

かと言ってハヤブサやR1のタイヤを自分で交換しようとは私は思わないけれど、そんな無茶な事を思い立ってしまったアナタは是非ともお試しを。
今まで力任せに無理矢理タイヤをハメてた方も是非とも。
まぁPPテープとバックル代くらいはご容赦を。

 

MOTOR CYCLE

Posted by tommy