エコノミーモード

先々週くらいから、我家のバターはエコノミーモードへ突入している。
つまり、残量1/3を切ったから節約して使おうって事だ。

トイレットペーパーにしろバターにしろメープルシロップにしろマヨネーズにしろウエイパーにしろラスペネにしろ、開封したての残量が満タンある時と、残量が心もとなく成った時とでは、使用に当たっての心の持ち方が少々異なるのは普通の事だろうと思う。

最初は特に考えも無く、欲望のまま使いたいだけ使ってたトイレットペーパーも、残量が心もとなく成ってきたらおのずと使用量は減って来る。
最後の最後なんて指3本分くらい、そこらで釣れるタチウオくらいの幅でピンチをどうにか凌ごうと見苦しく頑張る人の姿も。

最初から節約モードで使うのがエコノミーの面にもエコロジーの面にも望ましいのだけど、でもトイレットペーパーごときでみみっちく生きるのも、それはそれで物悲しいので少々難しい話だ。
紙くらい、ハムスターみたいにカンカラカンカラ言わせて使いたいもんだ。

一方、残量が心もとなく成ってようとお構いなしな人も居る。
残り10%を切った残量、しかも買い置きのトイレットペーパーは無い、そんな危機的状況においても、己の欲望のまま使いたいだけ使う、そんな石器時代の原始人みたいな思考の人が。
まぁ、石器時代の人はトイレットペーパーなんて使わないだろうけど。
尻を拭くのも石使ってるだろうけど。
だって石器時代なんだから。

ともかく、そのような人は私とは相容れないタイプなので、一緒に暮らす事は無いと思う。
都合の悪い事は大声で喚いてうやむやにする人間と、計画性の無い人間は私とは相容れないタイプなので、一緒に暮らす事は無いと思う。
もっとも、バターやトイレットペーパーくらいは買い置きしとけよって話なんだけどね。
ああ、そりゃそうっすね。

ちょい前に久しぶりに神戸へ餃子食べに行った。
随分と久しぶりに。

その時同行した内の一人は、これまた随分と久しぶりなゼファー1100に乗る人。
過去には我家も含めて何台かのゼファー1100は居たのだが、もう私の周囲では最後の一台と成った。
そしてこれから先も増える事は無いだろうと思う。
高いしね。

そのゼファー1100。
幾つかの優れた点と、幾つ物アレな点が有るバイクだが、日常での使用に際して非常に大きなウィークポイントが有る。
それは燃費。
燃費がすこぶる悪いって事。

概ね12km/L
バイクのコンディションやシチュエーションで変わってくるけれど、概ねコレ位。
はっきり言ってとても悪い。
レギュラーだけどね。

この悪い、ってのは、絶対的でも有り相対的でも有る話。
リッター12kmしか走らないってのは一般的な乗り物としても決して良くは無い、バイクとしてはかなり悪い。
これが筑波で0秒台出せるバイクだったり、公道最速を謳うバイクだったり、超絶巨大排気量のバイクだったりするなら話は変わってくるのだけど、90馬力程度のバイクとしては余りにも燃費は悪い。
排気量3割増しで倍のパワーを出すZZR1400の方が燃費は遥かに良いのだから。
ハイオクだけどね。

より排気量の大きな、圧倒的に速いバイクよりも燃費は悪い。

それが空冷の代償なのか。
それが2バルブの代償なのか
それともそもそもボイジャーの水冷エンジンをベースに空冷を作るって、その設計そのものに無理が有ったのか。

待ち合わせしてた深江のホームセンターを出発して直ぐの事。
斜め左後方からそのゼファーを見てると、タンクの下辺りをなにやらゴソゴソする様子に気付いた。
あれ?
リザーブに切り替えてる??

今や燃料コックはおろかリザーブって概念すら無くなった時代だけど、キャブ付いてるゼファー1100にはちゃんと付いてる。
燃料コックも、そしてリザーブって概念もちゃんと。

ゼファー1100mpリザーブは4.8L。
市街地でも概ね50kmくらいは走れる計算。
ただ、結構ギリなのでこの蒸し暑い最中に250kgも有るバイクを押したく無いなら素直にガソリンを入れるべきだと思うけれど。
でも、深江から神戸の元町までは15km程の行程なので、リザーブの量が有れば十分に行って帰って来れる。

私は彼のママじゃ無いので、リザーブで走ってないで早くガソリン入れなさい!等とは特に言ったりしないんだけど、一向にガソリンスタンドに寄る素振りも無いので大丈夫なのかと思った。
やたらめったら低回転で走るゼファー1100の背後で、私はそんな事を思った。
バターの残量が心もとない我家のように、節約モードで走るゼファー1100の背後で、私はそんな事を思った。
別に低回転だからと必ずしも燃費は良く成るとも限らないんだけどね。
ってか、ガソリン入れようよ。

餃子を食べ、神戸をブラブラして、そして帰り。
変わらず、一向にガソリンスタンドへ寄る事も無く、出発地点のホームセンターへと到着した。
餃子を山盛り食べた帰りなのに餃子の王将へ寄って帰ると言う、正気の沙汰じゃ無い話を小耳に挟みながら、ゼファー1100の人と家路に向かった。
話聞いてるだけで胸焼けしそうなので、スーパーチャージャーを組んだアメ車のように食欲満点の人は放置してさっさと帰った。
一向にガソリンスタンドに寄る素振りも無いゼファー1100の人と一緒に。

んじゃぁ、ここで。
程なく別れた私はやたらと低回転で走るゼファー1100の背中を見送った。
トイレットペーパーが切れる寸前のように、超節約モードで走るゼファー1100を見送った。

トイレットペーパーが残り少ないのに構わないで好きなだけ使うタイプの人や、ペープルシロップが残りわずかなのに自分一人で思う存分使いまくる人は、前述したように相容れないタイプなので一緒に暮らす事は無い。
そんなストレスフリーな人と一緒に暮らしたらこっちがストレス抱えまくるわ。
同じく、ガソリンが残り少ないのに構わないでブン回す人もまた、相容れないタイプだろう。
回さなければ必ずしも燃費は伸びるとは言い切れないけれど、少なくとも考え無しにブン回すよりはマシ。

でも....
やっぱさっさとガソリン入れようよ、って思うな。

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